飼い猫の遠吠え

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興福寺五重塔 (奈良県奈良市)

2022-06-24 02:42:18 | 旅行写真のたしなみ

興福寺五重塔は、1426年 (応永33年) に再建された室町時代の五重塔です。国宝建築物でもあり、世界文化遺産「古都 奈良の文化財」にも指定されています。木造五重塔としては、京都 東寺の五重塔に次いでの大きさ (約 50.1m) でもあり、奈良を代表する風景の一つにもなっています。
730年 (天平2年) の奈良時代に興福寺五重塔は建立されましたが、その後、5回の焼失と再建を繰り返して今に至ります。しかし、それだけ昔の事ながら記録と歴史として残されていることに驚きです。

遠くから見ると綺麗に見えますが、近くで見ると老朽化が進んでいる部分もそこかしこ。その老朽化対策として、120年ぶりの大規模修理を今年度 (令和4年) から予定しているとは聞いていますが、具体的日程はまだ出ていない様子。今年の春に予定されていた五重塔特別公開 (2022年3月1日~31日)は、新型コロナの影響で延期になったままになっておりますが、具体的工事日程が出てきたら、最後の特別公開が催されるでしょうか。修理期間は、想定では、約10年ほどになるようですから、機会が持てればもう一度、修理前に見ておきたいです。

特別公開といえば、昨年秋 (2021年10月末~11月) には、初層内陣 夜間特別開扉 という、初めての謎な催しも開催されました。



今回が初めての試みでもある 初層内陣 夜間特別開扉
そう、ライトアップされた夜間に特別拝観が出来るという企画です

拝観料は、1000円
やや高めの設定ですが、五重塔の中に入って拝観できますし、
「除災招福」と書かれたお札もいただけるのですから、いいと思いますけどね




より近くで見ることが出来ましたが、近付くとそこかしこに老朽化による影響がみられました
奈良に来たら、毎回必ず訪れる場所でもありましたので、少々寂しくはありますが
修理後の美しい姿を見られることを楽しみにしておきたいと思います






この夜間拝観ですが、元興寺がなんだかちょっとおかしな方向に飛びぬけてしまったため
そちらの印象ばかりが強く残っています・・・


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