琉球八社(りゅうきゅうはっしゃ)
琉球八社とは、琉球王国において「琉球八社(官社)の制」により王府から特別の扱いを受けた8つの神社である。
その1:金武宮
その2:普天満宮
その3:天久宮
その4:末吉宮
その5:識名宮
その6:安里八幡宮
その7:沖宮
その8:波上宮
その翌日。
仕事も終わった開放感もあり、前日調子に乗って泡盛をしこたま飲んでしまったため、翌日スタートダッシュに失敗。いい天気で有り難いものの、この状態だと、ただただ陽射しが痛いです・・・。
仕事の一環という名目 こともあり、車が使えないため、市内移動でメインとなるゆいレールの一日乗車券(600円)をまず入手。どこまで使うか分からないものの最後の空港までは、必ず使うことになるため、元は取れるでしょう。
なにはともあれ、今回行きたかった場所の一つを目指します。
末吉宮(すえよしぐう)
所在地:沖縄県那覇市首里末吉町1-8 (末吉公園内)
御祭神:
熊野権現・伊弉冉尊、速玉男尊、事解男尊
土祖神、澳津彦命、澳津姫命、産土神
最寄駅:ゆいレール 那覇市立病院前駅 から徒歩5分(公園まで)
※ 公園内 15-20分ほど
==
史跡 末吉宮跡
末吉宮は「末吉社壇」の名で沖縄県民に親しまれたお宮で、室町時代期に建立されたものです。波上、沖、安里八幡、識名、普天間、金武、天久と共に琉球八社の一つにあげられている近くの万寿寺(現遍照寺)の鎮守として熊野権現を祀ってあります。
本殿は沖縄の地方色をよくあらわしている三間社流造本殿として昭和11年に国宝に指定されましたが、第二次大戦で砲撃を受け、建物の礎石と柱二本と虹梁(頭貫)を残したのみで飛散しました。現在の建物はこれら残った礎石と資材を基に昭和47年に復元修理をしたものです。
なお、この地域で許可を得ることなく現状を変更、又は保存に影響を及ぼす行為をすることは、法律により禁じられています。
文部省 沖縄県 (社務所隣に設置された説明文より)
スタートは、モノレールの那覇市立病院駅前のホームから
高台にあると聞いていたので、探してみると
森の中にある、あの建物のようですね
って、ちょっと遠くないですか・・・
駅の地図を見て確認すると、末吉宮跡が今回の目指す目的地のようです
「末吉宮」跡ということは、こちらも今の姿はあまり期待できないのでしょうか
駅から降りると、有り難いことに公園への標識がありました
川沿いコースと正面からのコースの2種類あるようですので
今回は、近そうな川沿いのコースを選択
川沿いを歩いていくと、ここからが末吉公園のようです
こういった木々を見ると、別世界に来たなぁと実感
それにしても、今日はいい天気で暑いくらい
特に案内標識もないので、目的地のありそうな上に向かって
適当に歩いていきます
急に道が荒れてきて、森に入ったようです
そうそう、ここは那覇市でも唯一の原生林が残る場所だそうで
地元の方のオアシスにもなっているとのこと
適当に歩いてもちゃんと到達してくれたのは、有り難い限り
10分ほども歩かずに末広宮跡の入口にやってきました
手前には、気になる看板・・・「ハブに注意」って、いるんですね
入口右側に説明版を発見したので、事前知識のお勉強
元国宝だったとは・・・見てみたかったです
山道のような記述も見ていたので心配していましたが、そんなに危ない場所も無く歩けます
実は、この時の自分の格好はビジネススーツ
幾人か出会った方からも、何でこんな場所にこんな格好で・・・と、違和感たっぷりで驚かれていたようです
しばらく歩くと社務所に到着
ここが目的地のようです
前方に目をやると・・・な、何ですかこれは?
間違いなく目的の場所とは思いますが、思ってもいない光景に口があんぐり
と思ったら、下にはトンネルまで
宮殿か? 要塞か? 頭にはてなマークが幾つもついてしまいます
これは、是非とも見てみたいと、社の方に向かいます
それにしても、この辺り、まるでお城のようです
景色は、登ってきただけあって、街を見下ろす格好となっています
それにしても、さすが沖縄
道すがらに色とりどりの花が咲いています
どこぞのセットか思わせるような存在感
うへぇ、格好良いぞ
見ていてどうも不思議な形と思ったら、左右が非対称なのですね
もっと見ようと近付こうとしますが・・・
「拝殿に上がると防犯警報が作動します」
おおっ、登ってはいけないのですね
「旧来より、末吉宮の拝みは石段はめこみウコールより下で行うことになっております」
※ ウコール:仏壇や神棚、火の神に線香をあげるための香炉
ということですので、参拝は、下の方から行いましょう
やはり、このトンネルは気になります
この先にも何かありそうです
こちらは、公園側ではない入口、住宅地に通じていました
鳥居を見るのも久しぶりな気がします
神聖なる場所、子の方(にぬふぁ)がこちらにあります
その他、この辺りは古来からと思われる神聖な場所が多数あるようですので
むやみやたらに立ち入らないようがよいようです・・・
お花は、それはもうそこかしこ、春ですねぇ
末広宮の裏側は、まるでジャングルに入ってしまったかのように
ガジュマルが根を伸ばしておりました
帰っている時に気がつきましたが、最初に見たあの建物は
末広宮ではなくて、社務所だったようですね
モノレール駅からすぐですし、歩いても1-2時間程度の散歩道。
時間があるようでしたら、首里城散策などと絡めて、こういったちょっと変わった観光というのもいいかもしれません。
琉球八社とは、琉球王国において「琉球八社(官社)の制」により王府から特別の扱いを受けた8つの神社である。
その1:金武宮
その2:普天満宮
その3:天久宮
その4:末吉宮
その5:識名宮
その6:安里八幡宮
その7:沖宮
その8:波上宮
その翌日。
仕事も終わった開放感もあり、前日調子に乗って泡盛をしこたま飲んでしまったため、翌日スタートダッシュに失敗。いい天気で有り難いものの、この状態だと、ただただ陽射しが痛いです・・・。
仕事の一環という
なにはともあれ、今回行きたかった場所の一つを目指します。
末吉宮(すえよしぐう)
所在地:沖縄県那覇市首里末吉町1-8 (末吉公園内)
御祭神:
熊野権現・伊弉冉尊、速玉男尊、事解男尊
土祖神、澳津彦命、澳津姫命、産土神
最寄駅:ゆいレール 那覇市立病院前駅 から徒歩5分(公園まで)
※ 公園内 15-20分ほど
==
史跡 末吉宮跡
末吉宮は「末吉社壇」の名で沖縄県民に親しまれたお宮で、室町時代期に建立されたものです。波上、沖、安里八幡、識名、普天間、金武、天久と共に琉球八社の一つにあげられている近くの万寿寺(現遍照寺)の鎮守として熊野権現を祀ってあります。
本殿は沖縄の地方色をよくあらわしている三間社流造本殿として昭和11年に国宝に指定されましたが、第二次大戦で砲撃を受け、建物の礎石と柱二本と虹梁(頭貫)を残したのみで飛散しました。現在の建物はこれら残った礎石と資材を基に昭和47年に復元修理をしたものです。
なお、この地域で許可を得ることなく現状を変更、又は保存に影響を及ぼす行為をすることは、法律により禁じられています。
文部省 沖縄県 (社務所隣に設置された説明文より)
スタートは、モノレールの那覇市立病院駅前のホームから
高台にあると聞いていたので、探してみると
森の中にある、あの建物のようですね
って、ちょっと遠くないですか・・・
駅の地図を見て確認すると、末吉宮跡が今回の目指す目的地のようです
「末吉宮」跡ということは、こちらも今の姿はあまり期待できないのでしょうか
駅から降りると、有り難いことに公園への標識がありました
川沿いコースと正面からのコースの2種類あるようですので
今回は、近そうな川沿いのコースを選択
川沿いを歩いていくと、ここからが末吉公園のようです
こういった木々を見ると、別世界に来たなぁと実感
それにしても、今日はいい天気で暑いくらい
特に案内標識もないので、目的地のありそうな上に向かって
適当に歩いていきます
急に道が荒れてきて、森に入ったようです
そうそう、ここは那覇市でも唯一の原生林が残る場所だそうで
地元の方のオアシスにもなっているとのこと
適当に歩いてもちゃんと到達してくれたのは、有り難い限り
10分ほども歩かずに末広宮跡の入口にやってきました
手前には、気になる看板・・・「ハブに注意」って、いるんですね
入口右側に説明版を発見したので、事前知識のお勉強
元国宝だったとは・・・見てみたかったです
山道のような記述も見ていたので心配していましたが、そんなに危ない場所も無く歩けます
実は、この時の自分の格好はビジネススーツ
幾人か出会った方からも、何でこんな場所にこんな格好で・・・と、違和感たっぷりで驚かれていたようです
しばらく歩くと社務所に到着
ここが目的地のようです
前方に目をやると・・・な、何ですかこれは?
間違いなく目的の場所とは思いますが、思ってもいない光景に口があんぐり
と思ったら、下にはトンネルまで
宮殿か? 要塞か? 頭にはてなマークが幾つもついてしまいます
これは、是非とも見てみたいと、社の方に向かいます
それにしても、この辺り、まるでお城のようです
景色は、登ってきただけあって、街を見下ろす格好となっています
それにしても、さすが沖縄
道すがらに色とりどりの花が咲いています
どこぞのセットか思わせるような存在感
うへぇ、格好良いぞ
見ていてどうも不思議な形と思ったら、左右が非対称なのですね
もっと見ようと近付こうとしますが・・・
「拝殿に上がると防犯警報が作動します」
おおっ、登ってはいけないのですね
「旧来より、末吉宮の拝みは石段はめこみウコールより下で行うことになっております」
※ ウコール:仏壇や神棚、火の神に線香をあげるための香炉
ということですので、参拝は、下の方から行いましょう
やはり、このトンネルは気になります
この先にも何かありそうです
こちらは、公園側ではない入口、住宅地に通じていました
鳥居を見るのも久しぶりな気がします
神聖なる場所、子の方(にぬふぁ)がこちらにあります
その他、この辺りは古来からと思われる神聖な場所が多数あるようですので
むやみやたらに立ち入らないようがよいようです・・・
お花は、それはもうそこかしこ、春ですねぇ
末広宮の裏側は、まるでジャングルに入ってしまったかのように
ガジュマルが根を伸ばしておりました
帰っている時に気がつきましたが、最初に見たあの建物は
末広宮ではなくて、社務所だったようですね
モノレール駅からすぐですし、歩いても1-2時間程度の散歩道。
時間があるようでしたら、首里城散策などと絡めて、こういったちょっと変わった観光というのもいいかもしれません。
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