飼い猫の遠吠え

とにかく気持ちは前向きに寝る間を惜しんでほふく前進・・・

福島へようこそ: 福島の旅ダイジェスト

2011-07-27 02:19:57 | 旅行のたしなみ

また、モブログが上手くいきませんで、更新の間が空いてしまいました・・・。
と、サラリと言い訳をしてしまいましたが、前回のことを記事に出来ていないまま、次の話に進んでしまうという悪い流れが出来つつあります。それもやはり、あの・・・あ、これもまだ記事にしていなかったのですね・・・いやはや、困ったものです。

という良く分からない言い訳はさておき、先週末は、福島に行っておりました。
1,000円高速も終わってしまい、すっかり料金計算が頭から抜け落ちている昨今、一体どの程度かかるのか心配しておりましたが、割引有りで片道 2,500円~3,000円程度で済んでくれて助かりました。やはり、1,000円という制限がなくなってしまうと、お財布事情から気軽に遠出は出来なくなりますね。

しかし、そんな状況の中ですが、色々と大変な状況に陥ってしまっている福島県では、観光に力を入れるべく、観光有料道路を全車種対象で無料開放をしております。悪いニュースしか聞かれない状況で、こういった情報は、殆ど話題になっていないように思いますが、7月16日(土)~11月15日(火)・冬期閉鎖前まで、磐梯吾妻スカイライン・磐梯山ゴールドライン・磐梯吾妻レークラインが全て無料となっているのです。浄土平の駐車場も無料ですから、ちょっと涼みに行ってみたくなりませんか?

とはいえ、放射線の影響が心配なのは確かですので、以下のサイトなどで放射線量の情報を公開しておりますので、情報収集をしてからお出かけ下さい。

福島県の観光有料道路


さてさて、前段はこれ位としまして、書けるか分からない本編に先立ちまして、写真コメント形式でお送りします。
政府見解も東電も怪しい状況ですので、正直積極的に行ってみてはいかが? と気軽にオススメすることは出来ませんが、もっと落ち着かれた頃に、ご検討いただけると幸いです。




今回のメインは、相馬野馬追
震災と原発の影響で開催は危ぶまれておりましたが
「東日本大震災復興」を祈念して内容縮小ではありますが、開催されることとなりました

負けてたまるかという気概を強く感じます



出陣式

8時30分開始ということで、頑張って車を走らせましたが
南相馬と勘違いして二本松ICで降りたのが大間違い
国道114号、県道62号を通行止めで弾かれ、避難区域でウロウロしていました



宇田郷行列

沢山の見学者が参道を埋め尽くしていました
ただ、皆さんお知り合いのようで○○さん頑張って、なんて声援があちこちで聞かれて
思ったよりものどかな感じでした



グランドと参道で見送った後は、街中でも見ようと大移動が開始されます

土地勘のない自分としては、ただついていくばかり



しかし、いくら先回りをしても先頭に追いつけませんでした・・・

それにしても、これで規模縮小で六分の一というのですから
実際の野馬追は、もっと凄いのでしょうね
甲冑競馬や神旗争奪戦を見られるようになるといいですね



お上がり式

夕方になると雨が降ってきてしまいましたが
皆さん、勇ましく格好よかったです



福島県福島市飯坂町:飯坂温泉・鯖湖湯(さばこゆ)

福島市内からも近く、福島飯坂ICからもすぐという立地にある飯坂温泉
ここのありがたいところは、共同浴場が大変多く(9箇所)、しかも安い(200円)こと
無料の駐車場もありますので、非常に便利なのが旅行者にとっては助かります

ただ、尋常じゃなく熱いです。標準が46-48℃というのは・・・



また、夜まで営業している場所が多いのもありがたいですね
旧堀切邸も夜9時まで開放していますし、ここで足湯につかるのもまた一興



こんな小道があったら、提灯につられて行ってみたくなりますね

そうしてつられて行ったら、駐車場の場所を見失ったんですけどね



福島県耶麻郡北塩原村:裏磐梯五色沼

いい天気でしたので、どの沼も色鮮やかに輝いていました



弁天沼

朝早かったこともあり、誰も居ない中で、神秘的な風景に出会えました
以前来たときは、秋なのに雪が降ってきて、寒さで凍えていたことを思い出し



福島県耶麻郡猪苗代町:磐梯山

ボッカ駅伝を除けば、2ヶ月ぶりの登山
すっかり息も絶え絶え、足は攣りまくりと、一番楽なコースですら、そんな体たらく
夏山なんてとてもとても・・・



山頂は、夏の場合、大体あんな状態だそうですが
少し下れば夏山らしい景色に出会えます



福島県耶麻郡磐梯町:榮川酒造

磐梯ゴールドラインの入口に「酒蔵直売」「見学試飲無料」の幟が立ち並んでいます
酒蔵見学も可能ですが、実際の仕込みは11月頃からという事ですので、その時の方が良いそうです

「榮川 磐梯しぼり吟醸酒」(2,000円) は、直販限定で販売しているお酒 (ネットでも買えますが)
こんな感じで保冷バックと保冷剤をセットにしてくれるのは、旅行先で生酒を購入する場合に大変助かります

あまり吟醸酒は飲まないためか、初日飲んだときは「何だこれ?」と思いましたが
二日目に氷を入れて飲んだところ、これが大正解、まろやかで美味しいお酒になりました



福島県耶麻郡北塩原村:磐梯山噴火記念館

ドライブ好きにはたまらない有料道路無料化、むやみに走り回ってしまいました
そんな途中、休憩がてらに立ち寄ったのはこちら
登る前に見ておけばよかったと、ちょっと後悔



福島県福島市土湯温泉町:吾妻小富士

磐梯山で息も絶え絶えだったはずですが
「そこに低山があるなら登るしかないでしょ」という理念(?)の元、歩いてしまいました
火口のすり鉢具合に圧倒、近付くと転がり落ちるイメージが・・・



福島県福島市土湯温泉町:土湯温泉

ここまで来たのでしたら立ち寄りは、土湯温泉
公衆浴場・中の湯は200円とまたまたリーズナブル

そして、こちらも熱い・・・水を入れてもどうにもならない位に激熱です



福島県安達郡本宮町:味の工房 大観

通称:まきくま屋(ヲイ)
最近この辺りに来ると立ち寄ってしまうボリューム満点の定食屋さん、美味しいです



福島県田村市船引町:大鏑矢神社

珍しく神社の写真が少ないとお嘆きの方へ一枚
今回はメインではないため、神社紹介は省略してしまっています
こちらの神社は、10万株の花菖蒲で有名です(あ、あと縁結び)



福島県田村市滝根町:入水鍾乳洞(いりみずしょうにゅうどう)

鍾乳洞シリーズ(えっ、シリーズ化?)の第三弾
安家洞とは、また違った本当にケイビング的な楽しみ方が可能な鍾乳洞です
コースはA~Cまでありますが、Cコースは震災の影響で入ることは出来ません
Aコースでは絶対にもの足りませんので、是非ともBコースに挑戦してみてください

久しぶりにタンコブを作ってしまうほどに、凄まじいコースでした・・・




懐中電灯なんていう生半可なものではどうにもなりません、要ヘッデンです
まず、ここのライオン岩手前を越えられるかが、先に進めるかどうかの関門になります


福島県田村市滝根町:あぶくま洞

洞窟観光はこうでなくてはと思えるくらいに安心のコース
ちょっと頑張る方への探検コース、適切なライトアップ
特にライトアップは、龍泉洞も見習えばいいのではと思えてしまいました



とまぁ、だらだらと書いてしまいましたが、これでも福島のほんの一部です。
まだまだ沢山見所はありますし、行きたい場所も多くあります。
ただ、自分ですら放射線を何となく意識していましたから、今の段階で気楽に出かけていくのは難しいかもしれません。
実際、旅行先での車のナンバーも県内が殆どで、他の地域は、なかなか見ることはありませんでした。どこに行っても普段ならもっと沢山人がいるのではないかとも思えましたし、磐梯山もこんなに登山者が少ないものかなとも思えました。

しかし、県や市町村のページだけでなく、上記に上げた地域の観光協会や観光地のブログでも、積極的に放射線量を公表して情報開示に努めていますし、最初に書きました観光有料道路無料化やあぶくま洞でも実施している特別料金など、観光地側でも積極的に来易い環境を作ってくださっておりますので、そのあたりで判断して、足を運んでみてはいかがでしょうか。

コメント (14)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 小旅行 | トップ | 入水鍾乳洞へようこそ(福島... »
最新の画像もっと見る

14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
日本は広い!!! (岐阜ぺんぎん)
2011-07-27 07:27:59
飼猫さんの旅行紀

行きたいとこ 増えますね
知らないトコ イッパイ

僕の夏山は 毎年恒例 あの熊騒ぎの『乗鞍岳』

もちろん今回も 熊 出ました(笑)

有る物は使う
アソコは 山麓駐車場(平湯か、朴ノ木平)から バスで 畳平の駐車場
約1時間 ¥2200ー

頂上への 興味が有る人は +80分位ですよ

観光地なので マナーの悪さが目につきます

観光地なので 山badge 多数有ります
返信する
乗鞍岳 (かいねこ)
2011-07-27 21:48:02
>岐阜ぺんぎんさん

そういって頂けると、ダイジェストでも書いて良かったと思えますし嬉しいですね。
詳細記事も時間と気力が有る限り、書いていきますね。

乗鞍岳は、自分も好きな山です。
特に夏は、日の出ツアーもありますし、何より景色と展望が良くて、しかも楽チンなのがいいですね。

メインのターミナルにも熊が出るのが当たり前なのと、帰りの露天風呂で強烈な日射しで火炙りにあったのは、懐かしい思い出です。
岐阜ぺんぎんさんのお住まいからは、近くになるのですね。羨ましいです。
返信する
よぐ来たなあ~ (To-ko)
2011-07-28 22:18:03
ようこそ福島へ!

……とは言っても飼い猫さんも書かれているとおり、放射線がねえ~。
こうやって写真を見ると「こんなに美しい場所なのに!」と悔しいやら悲しいやらです。

それでも相馬野馬追に行かれたのは羨ましい。
TVで「規模を縮小して開催された」と見て喜んでましたけど、規模を縮小してても見応えありそうですね。私も来年は行きたいな。

マイナーな入水鍾乳洞に寄られるのもさすがです。私は中学生の頃と数年前と、2回行きました。どちらもガイドつきの一番奥まで入るコースです。山ノボラーなら防水のヘッデンは持っているでしょうが、ここはあえて! 入口で売っている蝋燭を買って入るのをオススメします。天井からしたたり落ちる水からいかに光源を守るか、どきどきはらはらで楽しめますよー♪
返信する
Unknown (監督)
2011-07-28 23:10:00
おなかいっぱいの福島、うらやましいです!
でも、裏磐梯で諸橋美術館を抜かされたのは、ちょっともったいない気がしますが?
返信する
うつくしま福島 (まゆた)
2011-07-29 20:54:49
ねこさん、この週末が福島だったのですね~
連休はどちらまで行かれてたのでしょう?^^;

相馬野馬追、行かれたのですね!
開催、小規模でもうsれひいですね。
でも、確かに小規模でも迫力ありそう!

榮川酒造は、今年の冬に、酒豪陣(○け、ゆ○、ま○)さんたちと行きましたよ~
工場見学もしました。案内の女の子、かわゆかったな。
また美味しいの、仕入れてきましたか?

返信する
水入鍾乳洞 (かいねこ)
2011-07-31 13:43:37
>To-koさん

To-ko さんは、福島でしたか。
確かに未だに大変な状況ではありますが、自然の風景は変わりないんですよね。
強くオススメ出来ないのは、残念ではありますが。

相馬野馬追は、殆どが地元の方と報道関係だけだった感じでしたね。
やはり、2日目を広場で勇ましくやらないと、ちょっと物足りない感じがしましたが、
ここまで出来たことだけでも奇跡的なのでしょうね。

水入鍾乳洞にくいつきがあるとは!!
売店のろうそくは、どんな猛者が使うのか不思議でしたが、そんな楽しみ方があるとは…。
返信する
諸橋美術館 (かいねこ)
2011-07-31 13:54:10
>監督さん

美術館ですか~。今回は、残念ながら候補に入りませんでした。
監督さんオススメでしたら、さぞかし良い内容なのでしょうね。
高速無料化にやられて、一日の半分を高速に使っていたもので…いやはや一生分使ったかも。

※監督さん以前オススメの天の戸ですが、夏バージョンを試しました。
夏バージョンだけにちょっと薄めかなと…通常バージョンを今度はチャレンジします。
四合瓶ありませんかね。
返信する
工場見学 (かいねこ)
2011-07-31 14:05:29
>まゆたさん

福島は、相馬~裏磐梯までですよ。
会津も視野に入れていましたが、高速の魔力に負けてしまいまして…。

榮川酒造行かれていましたか。
しかし、凄いメンバーですね。その見学を見学したいですよ(笑)。
時期外れだったからでしょうが、無濾過生なら吟醸でなくてもと思ってしまいます。

調達は、最近控えめでして、今回は、福島の日本酒と安くなっていたあぶくま洞保管のワイン位ですかね。
返信する
Unknown (たけさん)
2011-07-31 16:02:01
野馬追を扱ってもらってありがとうございます^^
私も旗や太鼓を持って、3,4度は行列に参加しました。太鼓を叩く役は、それを合図にして馬上の大人たちが大声をあげて、なんか気持ちよかったなぁ。

いつのことになるかわかりませんが、ぜひ規模が元通りになった時の行列や甲冑競馬、神旗争奪戦はそれはそれは勇壮ですので、また来てくださいませ。

あーまた奥の松の酒が飲みたくなったきた・・笑
返信する
野馬追 (かいねこ)
2011-08-01 09:26:47
>たけさん

おおっ、参加されたことがあるとは、何だか羨ましいです。
そういった独特のイベントがある地域で、当事者として参加したことがあると聞くと、町内会の夏祭りレベルの思い出しかない自分としては、良いなぁと羨ましくなります。
たけさんが参加されるなら、また見に行きたいですね(笑)。

奥の松、行こうとするといつも時間が間に合わないのですよ…。
伊達だったかの道の駅のコンビニに奥の松が結構置いてありましたから、あれは、24時間買えますよ。
返信する

コメントを投稿

旅行のたしなみ」カテゴリの最新記事