以前も書きましたが、五重塔の中では、浅草寺 五重塔と並んで一番見に来ている回数が多いのが興福寺 五重塔。奈良が気に入っていることもありますが、なんだかんだとここ数年、毎年見に来ている気がします。
そんな興福寺 五重塔ですが、今年(令和四年)から120年ぶりの大規模修理に入る予定になっています。修理期間は、約10年ほど。あの立派な立ち姿が見られなくなるのは、やはり寂しいものがありますので、2022年3月に行われる大規模修理前最後の特別公開には、なんとしても行こうと思っておりました。しかし、そんな機会も新型コロナの影響で延期となりまして、そのまま延期日未定のまま時が流れていきました・・・。
そして、新型コロナに対する姿勢に変化が見られるようになった8月にようやく実施日が発表されました。期間は、2022年9月17日(土)~10月16日(日)。9月は、上期締めの仕事がありましたのでちょっと忙しない状況であったため、10月に訪問することとなりました。
いつもであれば雨天中止にしていたかもしれませんが今日は特別
人も少なくなるので良いかもと思ったりもしましたが
ここまでの雨になるとは思いませんでした・・・
近くで見るとよくわかりますが、瓦や柱や壁のあちらこちらが古くなっているのを感じます
過去の記憶として残されるのか修理されるのかは分かりませんが
晴れやかな姿で見納めとしたかったですが、見られただけでも良しとします
修理後となる10年後にまた来られるように、自分のメンテナンスをしておかないとですね
そして、2022年11月7日。「五重塔修理工事に関するお知らせ」という案内が興福寺ホームページに掲載されておりました。内容は、平成5年(2023年)1月から予定していた五重塔を覆う素屋根工事の着工を延期する というもの。着工時期についても未定となるとのことで、まだ五重塔を見られる機会はあるかもしれません。五重塔の雄姿を見るのでしたら、この機会に是非。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます