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能登へようこそ(その2):最後の1000円高速
さて、前回の記事で「せっぷんとんねる」なる怪しげな名前のトンネルをご紹介しましたが、暗闇だからというわけではなくて、こんな逸話から名づけられたということです。
1957年制作「忘却の花びら」という能登観光ブームの火付け役となった映画がありました。菊田一夫原作の映画化で悲恋のメロドラマで、主人公とヒロインが二人の愛を確かめ合ってこの洞窟でキスをしたことから「接吻トンネル」として一躍有名になったことがその由来だそうです。
年代を見ると大変昔のお話ですが、それが今でも由来は語り継がれて今に至ります。さすがにこういったロマンチックな話は、いつの時代も残るものなのですね。あぁ、あやかりたい。
ふん、いつか二人で来てやるんですから、覚えてなさい!!
石川県輪島市曽々木海岸:窓岩
車を走らせていて、大変有難かったのは、観光スポットには、きちんと駐車スペースが用意されていたことですね
これは、意外に無い場所が多いので、無理矢理道路に停めるしかない場合や
残念ながら素通りせざるを得ない場合が多いので、ゆっくり見られて助かりました
石川県輪島市町野町:本家 上時国家
国の重要文化財に指定されている上時国家
「平家にあらずんば人にあらず」という発言で知られる平大納言時忠の末裔の時国家の邸宅になります
まぁ、とにかく大きいこと、大きいこと
囲炉裏端っていいですよね
田舎の大きな家を思い出させてくれるのですが、畏怖の念を感じてしまうのは小市民だからでしょうか
豪華な部屋もいいですが、神仏混交の神棚などの方が興味深いです
どうやって持ち上げるのやら・・・
石川県輪島市白米町:道の駅 千枚田ポケットパーク
先ほどの「揚げ浜塩田」同様に世界農業遺産として認定された千枚田
白米千枚田となっていたので、玄米千枚田もあるのかと思っていましたが、町の名前だったのですね
しかも「しろよね」と読むとは・・・
皆さん、道の駅の駐車場から眺めたり、写真を撮ったりしていましたが
下まで降りて千枚田の遊歩道を歩くことをオススメします
棒に名前が書いてありますが、こちらはオーナー制度となっておりまして
全国の皆さんがオーナーになっているそうです
こんな小さなところにまで植わっています
水の流れもちゃんと考えて作られていたりと、意外に合理的だったりして
やっぱり歩いてみないと分かりませんね
皆さんが惹かれるのも分かりますね
石川県輪島市河井町:重蔵神社(じゅうぞうじんじゃ)
表参道にもなっているわいち商店街の中心にある神社
稲荷神社に珍しく狛犬がいたりするのがちょっと気になりました
それにしても扱いが可哀想・・・
こちらの神社のそばに、足湯や飲泉などがありまして、地元の方で賑わっていました
その脇にも小さな足湯があるなぁと思ったら・・・ペット用?!
輪島市内は、景観を大切にしているのがよく分かります
某キャリアさんのショップもこんな感じ
のと鉄道七尾線の輪島駅
こちらも廃止されてしまいまして、道の駅に駅のみが残っています
いたずら書きで書かれた「シベリア」の文字がなんともいい味を出しています
輪島市文化会館のホールにある世界最大の漆塗りのパネルです
とはいえ、ぜんぜん綺麗に撮れていませんね・・・
顔パネル、夫婦椀 バージョン
それにしても顔が小さい・・・この辺りの方は小顔なのでしょうか
「揚げ浜塩田」の塩を使った「しおサイダー」
あちこちで売っていたので、ついに手を出してしまいました
最初は、強酸性の温泉・・・に思えてしまったのですが、意外に癖になる味でした
能登有料道路:別所岳サービスエリア
別所岳スカイデッキ「能登ゆめてらす」(無料)から能登島を一望できるとのこと
なんだかイメージ画像みたいですが、こんな感じで展望を楽しめます
関東はどんより曇り空と聞いていましたが、こちらは青がまぶしいくらいにいい天気
島々もくっきり見えておりました
これを見ていたら、「うえきの法則」って漫画があったなぁと・・・
能登有料道路:西山パーキングエリア
パーキングエリアとは思えない魚屋と八百屋の品揃え
パーキングエリアで鮮魚を買うことになるとは思いませんでした・・・
石川県羽咋市寺家町:能登国一宮 気多大社(けたたいしゃ)
パワースポットの入らずの森と縁結びの神様で注目度が急上昇
といっても海沿いにある一の鳥居は、静かなものです
狛犬のもりもりっぷりは、ピカイチです
昔来たときは、こんな事にはなっていなかったと記憶していますが
縁結びの神様のお力により、周囲はハートで真っ赤に彩られていました
伺う時間が遅かったので、きちんと参拝は出来ませんでした
拒否されたわけではないですよね、よね?
石川県羽咋郡宝達志水町:千里浜なぎさドライブウェイ
旅の最後は、車好きの聖地、なぎさドライブウェイへ
ここは、8km の海岸を自分の車で好きなように走ることが出来るという、魅惑のスポット
やっぱり好きな車を格好良く走らせたいですからね、新しい車もデビューさせてみました
ということで、土曜日移動・日曜日観光で能登半島の半分をドライブで満喫することが出来ました。
1,000円は行き帰りの高速移動しか実力を発揮できませんでしたが、交通費 2,000円(ガソリン代除く+有料道路 2,000円)で石川まで旅行が出来るなんて、考えてみると非常にリーズナブルだったのですよね。終わってしまったからの思いですが、今更ながら、もっと出掛ければよかったと思います。
これからは、高速道路の料金表示を見る度に、その料金差にビビッてしまうとは思いますが・・・。
石川県というと、金沢あたりが観光地としても優秀ですが、日本の原風景といいますか、昔懐かしい感じを味わうのには、能登はいい場所だと思います。今回は、温泉めぐりや能登半島の南側などは、行くことが出来ませんでしたので、今度楽しみとしておきましょうかね。
「世界農業遺産(GIAHS)」に「能登の里山里海」として、世界が認めた場所ですから、これから人気が出る前に、皆さんもお越しになってはいかがでしょうか?
<おしまい>
これは、行き当たりバッタリの小太り部屋ではあり得ない緻密な計画に基づいている匂いが漂ってきます。
こんな彼に誘われたらきっと忘れれない週末・・・・
いやいや、残念ながら計画性は殆どありませんよ(ご存じの通り)。
何せカーナビがありませんから、いつ到着出来るかが分からりませんし…観光地をフラフラしてしまいますし…。大体行きたい場所をあげておいて、時間があれば行くスタンスですね。
ですから、とにかくスポット毎に歩き回ってしまいますから、疲れるという意見ばかり…(涙)。
全国の女子高生のみなさんのこころをわしづかみにする新キャラクター誕生の予感です。
おおまえさんに気付かれるとは…。
親方さんのタイトルを見ていたら、ちょっと変えてみたくなりましたもので。
しかし、何で女子高生ターゲットなのですか(笑)。