先日の三連休は、「三連休東日本・函館パス」を使用しての旅となりました。
「三連休東日本・函館パス(14,050円)」は、JR東日本及びJR北海道が提供する三連休に東日本エリア及び函館エリアの普通列車のが乗り放題となるフリー乗車券です。
同じような乗り放題である「青春18きっぷ(11,850円)」と異なる点としては、
・ エリアが東日本地域・函館地域限定
・ 土日を含めて三連休となる期間でしか利用できない
・ 協賛している第三セクター鉄道、BRT(バス高速輸送システム)でも利用可能
・ 特急券等を購入すれば、特急や新幹線も利用可能
第三セクターが利用可能な点と新幹線が使える点は、移動の幅が大きくなり、色々な使用法が考えられます。また、もう1つ同じようなフリーパスの「週末パス(8,730円)」との違いは、
・ 三連休の3日間使用可能
・ 対象エリアに秋田・岩手・青森・函館まで入る
・ 使用可能な私鉄については、週末パスの方が多い
といったところでしょうか。
ハッピーマンデー制度により、必ず三連休となる日もあるため、意外に使える日が多くなりました。今年の販売予定としては、
海の日 :2018年07月14日~16日
敬老の日 :2018年09月15日~17日
秋分の日 :2018年09月22日~24日
体育の日 :2018年10月06日~08日
勤労感謝の日:2018年11月23日~25日
天皇誕生日 :2018年12月22日~24日
成人の日 :2019年01月12日~14日
建国記念の日:2019年02月09日~11日
と、7回もあるようです。そのうち、海の日、秋分の日、体育の日、成人の日については、月曜日が祝日と確定となりますので、どこかをターゲットにしてテーマを決めて予定を立ててみるのも良いかもしれません。
1月第2月曜日:雪見、7月第3月曜日:避暑、9月第3月曜日:?、10月第2月曜日:紅葉
・・・9月のメインターゲットが見つかりませんが、オールマイティに使えるということです・・・かね。ただ、行程の決め打ちが出来る場合、新幹線等の往復しか利用しなさそうな際には、えきねっとの割引サービスの方が安価となる場合が多いです。その早期予約割引は、乗車券+特急券での購入が必須の為、三連休東日本・函館パスが使えなくなります。利用用途とどの程度、往復以外にも使用する可能性があるかなどで、どちらにするかはご判断下さい。
鉄道で移動する旅が好きな方でしたら、青春18きっぷでは出来ないようなコースで、このような使い方はいかがでしょう。
・ 秋田から五能線(リゾートしらかみ)の旅
→ 秋田までどの経由で行くかという楽しみもありますが、リゾートしらかみに乗って日本海を見ながらゆっくり巡るというのがいいですね。
・ 仙台から八戸まで三陸鉄道経由の旅
→ 釜石~宮古間の代行バスでは、フリー切符は使えません。ただ、2019年3月23日からJR山田線が三陸鉄道に移管されて運行開始となるため、来年度のフリーパス区間としては、範囲に入ってくるかもしれません。楽しみにしたいです。
・ 新幹線で拠点間最短移動からの小旅行
→ 盛岡、秋田、八戸、新青森に新幹線で移動してから、行きたい地域を電車旅
盛岡から釜石・宮古、秋田から男鹿・大曲・横手、八戸から久慈・下北、新青森から弘前・五所川原など
・ ぐるっと周遊旅
→ 週末パスでも行ける範囲ではありますが、3日間を使って満喫するコース。長野、新潟、会津、山形、仙台などなど。その地方の特別列車を狙っていくのもいいですね。
・ 東京から青森鈍行の旅
→ 今では青春18きっぷでは通れない旧東北本線ルートの旅。7時過ぎに東京を出発して22時には青森に着けます。積ん読の書籍の消費がはかどります。
そして、休暇が取れますように・・・。
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