高倉森のトレッキングを終えて、最終バスまでもう少し時間があったので、暗門の滝に行ってみることにしました。
その前の旅程は、「白神山地:高倉森トレッキング」 にて。
暗門の滝については、2015年に落石による怪我や死亡事故などが多数発生したことにより、2016年より暗門の滝散策道は、整備・管理を行わない方針を発表して、ガイド付きの散策のみの対応をしておりました。ただ、その結果として訪問する観光客が前年度の1割程度まで減少してしまい、さすがにそれはまずいということで再整備。2018年度からは、第三の滝までの区間の簡易整備を実施して、一般観光客を受け入られるようになりました。今後も第二の滝までの整備を行うとのことですので、今後、この奥まで行くことが出来るようになるかもしれません。また、散策路を整備するだけではなく、ヘルメット着用の義務化、通行届の提出など、安全対策は図られているようです。
皆さん手ぶらで行かれていましたので、ヘルメットなどはこの奥での手続きとなるらしいとあたりをつけて
暗門の滝に向かいます
こちらが受付、ここでヘルメットのレンタルと通行届の記入を行います
事前に歩いてきたこともありましたので、冷たい水が染み渡ります
粟又の滝でこのようなコースを見たような錯覚が・・・
前方からくる一団は、ツアーガイドによる第一の滝まで歩くコースの皆さん
もっとものものしい格好なのかと思いきや、ちょっとラフな感じの普段着でした
これが・・・だったら驚きですが、こちらは砂防用
危険そうな場所には、落石注意の注意書きがあり、安全には配慮されています
この程度は山ヤの皆さんには普通のコース
以前は、パイプでがっちりしたコースが組まれていたようですが
現在は最低限のコースが作られています
これは細い・・・
景色に見惚れて落ちないように気を付けます
ゴウゴウという大きな音が聞こえてきます、あれが目的地でしょうか
こちらが落差26mの第三の滝、音の迫力がとにかく凄いです
また、見ている場所にも水しぶきがかかるため、クールダウンにはもってこいです
メガネが見えなくなっていくのは難点ですが・・・
横を見るとその先のコースを整備する方がいらっしゃいました
是非、その先に行けるように、頑張ってください
見上げてみると、あちらにも・・・
緑濃く水清き散策路
ヘルメットとコースで冒険心も充足されて、楽しい滝めぐりとなりました
暗門の滝 第三の滝 (青森県中津軽郡西目屋村)
コースタイムは、片道約1時間。自分は、帰りのバス時間を気にして歩いたため片道で約30分ほどで到着。ただ、間に合った安堵感からノンビリ散策をしたところ、往復で1時間20分経過していました。往路のバスに乗って暗門の滝メインで向かったグループが、高倉森のトレッキングを終えた時に滝から戻ってくるところでしたので、コースタイム通り、2時間程度は見込んでおいた方が良さそうです。
観光であれば、このコースで十分楽しいですが、それ以上の楽しみを求めるならば、ツアーガイドによる全滝を巡るコースが、今の暑い時期にはぴったりのアクティビティかと思います。
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