2009年10月11日(日) 早朝
今回最初の目的地を『松代』と決めて、道順などを調べていると、ある衝撃的な文章を地図上に発見してしまったのです。
頂上には「皆神山ピラミッド神社」がある その由来に驚愕!?
その名も「皆神山」。
660m程度の小さな山ですが、念のためWebなどで調べてみると、怪しさ満載な内容が出るわ出るわ・・・違う意味で注目されているスポットのようです。山と神社に加えて、そんないわくありげな内容をぶら下げられてしまっては、行かないわけには参りません。これぞまさに浪漫の名にふさわしい旅行ではないかと、自分を納得させつつ最初の目的地に組み込んでしまったのでした。
ピラミッドといえば、8年ほど前にこんな場所にも行ってました(大石神ピラミッド)
・・・8年経ってもやっていることが変わらないのが、なんとも恥ずかしいです
※ 今回の上記内容もこれに記載されていたのですが、ドライブのお供に必携としているのが、『TOURING MAPPLE』(ツーリングマップル)です。昔からあるバイカー向けの情報地図ですが、一般的なドライブ/旅行ではない車中泊上等な場当たり的な 自由な旅行をされる場合には、非常に役に立つ内容が盛りだくさん。昔は、コンパクトではあったものの、癖がついてしまいボロボロになっていくのが不満でしたが、最近は、大判も登場し、なんといってもリング製本になってから、大変使いやすくなりました。地域ごとで2,835円とちょっと高めですが、カーナビを買うことを考えれば安いもの。案内標識に騙されて進んだ先が車一台幅の山道で泣きながら走ったことがある方、頑張って走った先にダートや冬季閉鎖が待ち構えていたことのある方、誰も行きそうも無い不思議な名所が知りたい方、もちろんステキなドライブコースを知りたい方も必見です。公共交通機関利用がメインのheppocoさんもオススメのこの一冊。見つけたら一度お手にとって見てください。
とまぁ、まっぷるの回し者みたいなことはおいといて、本編スタートです。
これが噂の皆神山
ピラミッドと聞いていたので三角錐かと思いきや、意外にも上部がありません
何だか昔の花の形をしたゼリーみたいですね(古っ)
WEBなどを見ると上部への神社への道は、道幅が狭く車では大変という情報があったため、歩いていこうかと停められる場所を探しますが・・・見つかりません。小学校そばにあるなどの情報を信じて、この山の周りを3周ほどグルグルしていましたが結局見つからず。山歩きを断念して、意を決して車で登ることにしたのでした。いや、決して楽をしたかったわけではなくてですね・・・ごにょごにょ。
おそらく普通に走っていれば、いやでも目に入ると思います
よくよく考えると「皆神」という名称は珍しいですね
こう書かれてしまうと、怪しさ爆発・・・
思った以上に普通の舗装道でした
山道を走りなれている方でしたら、まったく安全なレベルです
道路の途中に突如現れる「岩戸神社」
ピラミッドの入り口だそうです
中がどうなっているのかは・・・
ピラミッドかどうかは分かりませんが、戦中に松代大本営が建設された際に食料庫などの地下壕として利用される予定で地下道を掘ったのは事実です。象山、舞鶴山、皆神山の3ヶ所がその拠点として当てられていましたが、皆神山の岩盤が脆かったため、そのまま利用されることは無かったということです。そのあたりを考えたとしてもピラミッド説は、ちょっと微妙な気もします。
そのまま道なりに進みますと、山頂となる皆神神社に到着するのですが、その直前に二手に分かれる道がありました。小型車・大型車の区分けで分かれておりまして、この区分けでいくと「小型車」かなと思ったのが運のつき。登ってすぐにその選択ミスを後悔したのでした。車1台分の幅の道で、ユルユルの地面となってはいたものの何とかいけるかと思った次の瞬間、上から小型トラックがやって来たのです。この時点で、すでに涙目。『ダメですか?』とアイコンタクトを送ってみたものの、どう贔屓目に見ても、こちらがバックするのが筋のようです。ただ、いまだに自分の感覚で駐車場に入れても、顔を出して行っても曲がってしまうという、バックに関しては天性の鈍い勘の持ち主ですので、無事に降りられるのかどうかが心配です。誰か、志村うしろ!うしろ!的な方が助手席にいてくれれば、頑張れたかも知れませんが・・・。ええっと、バックギア、バックギアはと、普段は当たり前にしている動作が焦って出来ない体たらくですから、その後はもうメチャメチャ。ゴスッ、ゴボッ、メキッという普段聞きなれない音を発しつつ、下まで降りきった時には、おじさんの挨拶に力なく応えるのが精一杯。それから、車体チェックをする勇気も気力もなく、しばらく突っ伏したまま動けませんでした。あぁ、練習しないとなぁ・・・・。
といった、軽いアクシデントはありましたが、無事(?)山頂にある皆神神社に到着。山頂には、思った以上に広めの駐車場がありました。
鳥居前の広い場所からアルプスの山々が一望
頑張ったご褒美でしょうか
最近出来たという鳥居
ここの由緒を見ると奈良時代養老二年(718年)創建となっておりますので非常に由緒ある神社のようです
立派な随身門です
クロサンショウウオが生息する池
高山にしか居ないそうで珍しいとか
狛犬もしっかりお出迎え
県宝「熊野出速雄神社本殿」
しかしこんなに立派な本殿もある神社ですが
なぜピラミッドなんてことになってしまったのでしょうか
こういったホノボノ民話だけであればよかったのですが
その有名な案内は、駐車場にあります
いわゆるトンデモ系です
SFと科学とオカルトが混然一体となって溶け込んでいます
日本の神々もえらい役割を割り当てられたものです
興味のある方は、あちこちのサイトに詳細が書かれておりますのでご覧下さい
なんと、山頂はゴルフ場併設
以前は遊歩道もあり周遊コースがあったようですが、
神社入口の地図でも道が削除されていたので、現在では、使われていないようです
無理やり歩いたら、身体中が種だらけになってました
歩いてみれば分かりますが、掲載以外にも「天地カゴメ之宮」やら「出口王仁三郎」の名前やらと、そういった方向が大好きな方にはもってこいの場所となっております。とはいえ、皆神神社としては、古くからある由緒正しき場所ですし、古くは修験道の修行場でもあったということもありますし、これだけ各方面の注目を集めているだけあって、霊力が高い場所であることは間違いないようです(自分には分かりませんが・・・いやはや)。何はともあれ一番驚くのは、これらをすべて許している神社の懐の深さでしょうか。
ほかのサイトでもあまり掲載されていない、この標識
見つけられますかね
==
場所:長野県長野市松代町(上信越自動車道長野ICより車で10分程度)
駐車場:山頂に広めの駐車場有(入り口やや狭し・要注意)
トイレ:簡易トイレがあるものの使えないと思ったほうが正解
売り:古代のロマンに思いを馳せたり、パワースポットとしてヒーリングされたり
山頂からの展望が意外に綺麗
==
今回最初の目的地を『松代』と決めて、道順などを調べていると、ある衝撃的な文章を地図上に発見してしまったのです。
頂上には「皆神山ピラミッド神社」がある その由来に驚愕!?
その名も「皆神山」。
660m程度の小さな山ですが、念のためWebなどで調べてみると、怪しさ満載な内容が出るわ出るわ・・・違う意味で注目されているスポットのようです。山と神社に加えて、そんないわくありげな内容をぶら下げられてしまっては、行かないわけには参りません。これぞまさに浪漫の名にふさわしい旅行ではないかと、自分を納得させつつ最初の目的地に組み込んでしまったのでした。
ピラミッドといえば、8年ほど前にこんな場所にも行ってました(大石神ピラミッド)
・・・8年経ってもやっていることが変わらないのが、なんとも恥ずかしいです
※ 今回の上記内容もこれに記載されていたのですが、ドライブのお供に必携としているのが、『TOURING MAPPLE』(ツーリングマップル)です。昔からあるバイカー向けの情報地図ですが、一般的なドライブ/旅行ではない車中泊上等な
とまぁ、まっぷるの回し者みたいなことはおいといて、本編スタートです。
これが噂の皆神山
ピラミッドと聞いていたので三角錐かと思いきや、意外にも上部がありません
何だか昔の花の形をしたゼリーみたいですね(古っ)
WEBなどを見ると上部への神社への道は、道幅が狭く車では大変という情報があったため、歩いていこうかと停められる場所を探しますが・・・見つかりません。小学校そばにあるなどの情報を信じて、この山の周りを3周ほどグルグルしていましたが結局見つからず。山歩きを断念して、意を決して車で登ることにしたのでした。いや、決して楽をしたかったわけではなくてですね・・・ごにょごにょ。
おそらく普通に走っていれば、いやでも目に入ると思います
よくよく考えると「皆神」という名称は珍しいですね
こう書かれてしまうと、怪しさ爆発・・・
思った以上に普通の舗装道でした
山道を走りなれている方でしたら、まったく安全なレベルです
道路の途中に突如現れる「岩戸神社」
ピラミッドの入り口だそうです
中がどうなっているのかは・・・
ピラミッドかどうかは分かりませんが、戦中に松代大本営が建設された際に食料庫などの地下壕として利用される予定で地下道を掘ったのは事実です。象山、舞鶴山、皆神山の3ヶ所がその拠点として当てられていましたが、皆神山の岩盤が脆かったため、そのまま利用されることは無かったということです。そのあたりを考えたとしてもピラミッド説は、ちょっと微妙な気もします。
そのまま道なりに進みますと、山頂となる皆神神社に到着するのですが、その直前に二手に分かれる道がありました。小型車・大型車の区分けで分かれておりまして、この区分けでいくと「小型車」かなと思ったのが運のつき。登ってすぐにその選択ミスを後悔したのでした。車1台分の幅の道で、ユルユルの地面となってはいたものの何とかいけるかと思った次の瞬間、上から小型トラックがやって来たのです。この時点で、すでに涙目。『ダメですか?』とアイコンタクトを送ってみたものの、どう贔屓目に見ても、こちらがバックするのが筋のようです。ただ、いまだに自分の感覚で駐車場に入れても、顔を出して行っても曲がってしまうという、バックに関しては天性の鈍い勘の持ち主ですので、無事に降りられるのかどうかが心配です。誰か、志村うしろ!うしろ!的な方が助手席にいてくれれば、頑張れたかも知れませんが・・・。ええっと、バックギア、バックギアはと、普段は当たり前にしている動作が焦って出来ない体たらくですから、その後はもうメチャメチャ。ゴスッ、ゴボッ、メキッという普段聞きなれない音を発しつつ、下まで降りきった時には、おじさんの挨拶に力なく応えるのが精一杯。それから、車体チェックをする勇気も気力もなく、しばらく突っ伏したまま動けませんでした。あぁ、練習しないとなぁ・・・・。
といった、軽いアクシデントはありましたが、無事(?)山頂にある皆神神社に到着。山頂には、思った以上に広めの駐車場がありました。
鳥居前の広い場所からアルプスの山々が一望
頑張ったご褒美でしょうか
最近出来たという鳥居
ここの由緒を見ると奈良時代養老二年(718年)創建となっておりますので非常に由緒ある神社のようです
立派な随身門です
クロサンショウウオが生息する池
高山にしか居ないそうで珍しいとか
狛犬もしっかりお出迎え
県宝「熊野出速雄神社本殿」
しかしこんなに立派な本殿もある神社ですが
なぜピラミッドなんてことになってしまったのでしょうか
こういったホノボノ民話だけであればよかったのですが
その有名な案内は、駐車場にあります
いわゆるトンデモ系です
SFと科学とオカルトが混然一体となって溶け込んでいます
日本の神々もえらい役割を割り当てられたものです
興味のある方は、あちこちのサイトに詳細が書かれておりますのでご覧下さい
なんと、山頂はゴルフ場併設
以前は遊歩道もあり周遊コースがあったようですが、
神社入口の地図でも道が削除されていたので、現在では、使われていないようです
無理やり歩いたら、身体中が種だらけになってました
歩いてみれば分かりますが、掲載以外にも「天地カゴメ之宮」やら「出口王仁三郎」の名前やらと、そういった方向が大好きな方にはもってこいの場所となっております。とはいえ、皆神神社としては、古くからある由緒正しき場所ですし、古くは修験道の修行場でもあったということもありますし、これだけ各方面の注目を集めているだけあって、霊力が高い場所であることは間違いないようです(自分には分かりませんが・・・いやはや)。何はともあれ一番驚くのは、これらをすべて許している神社の懐の深さでしょうか。
ほかのサイトでもあまり掲載されていない、この標識
見つけられますかね
==
場所:長野県長野市松代町(上信越自動車道長野ICより車で10分程度)
駐車場:山頂に広めの駐車場有(入り口やや狭し・要注意)
トイレ:簡易トイレがあるものの使えないと思ったほうが正解
売り:古代のロマンに思いを馳せたり、パワースポットとしてヒーリングされたり
山頂からの展望が意外に綺麗
==
ピラミッド…
非常に興味深いです。
> 『ダメですか?』とアイコンタクトを送ってみたものの、どう贔屓目に見ても、こちらがバックするのが筋のようです。
こちらがバックするのが筋のようでも、向こうにバックさせてしまう目力を持っていますよ。
今度旅のお供にいかがですか?
>花の形をしたゼリーみたいですね
良く知ってますね~あの型でハウスプリン作るとなかなかカップから抜けないんですよ~
いい絵です。
わたしのツボは「超太古」と「集団」かなあ。もう、無理っ!
なんでこんなとこ見つけるんですか?
あ、そうそう、ゴルフ場てのも超ツボでした。
歩かないでよかったですね。種とか種とかマムシとかにまみれてたかもですね。
天の岩戸は、写真ではあんましわかんないけど、ふつーに古墳の横穴式の石室の入り口に見えるんですけど。。。違うの?
行ってみたいような、みたくないような、
行ったら笑い死ぬしなあ・・・
車もぼろぼろになるみたいだしなあ・・・
で、車傷ついちゃったんですか?
コメントも久し振りとなりますから慣れませんよね(笑)。
目力、いつの間にか普通の言葉になっているのですね。輝子さんスゴいです…が、やはりここはチワワ的な可愛らしい目力を発揮する方が良かったり(ダメ男)。
それにしても、神秘系は惹かれるものなのですね。ピラミッドと聞くと塩原の某温泉を思い出します。まだあるんですかね。
ご無沙汰となりまして失礼しておりました。自分のブログすらままならない状況でしたので、皆さんの近況も何も分かっておりませんで…何もおかわりありませんか?
ダメダメ話だけでしたら、この充電期間中も際限無く増えていました。書いていたのもありましたが、アップ出来ないトラブルがありまして、まだ寝かせたままです。覚えていたら書きますね。
ゼリーと書きましたが、自分の記憶では、「フルーチェ」と言っていたはずなのですが、フルーチェは固まらないドロドロなんですよね。フルーツ系の色をしたあの花は何だったのか、未だに謎です。
毎度、いつ復帰をしてもコメントをすぐ頂ける河童さん。有り難い限りです(涙)。しかし、河童さんがミスするなんて、やはり久し振りのコメント…以下略…。
あれは、稲木というのですね。あまり見られなくなったと聞いておりますが、日本の風景な感じがいいですね。
ピラミッドは、あの稜線を結ぶと綺麗な三角形になるようで、それがピラミッド説の原点とか。この後の記事から見ても確かにミステリーツアーなのかもしれませんね(笑)。
さすが、まきくまさん!
天の岩戸は、あのような説明はありますが、実際のところ、近くにある古墳の一つと言われております。この写真だけでそこまで分かるなんて、「一本!」差し上げますね。
さて例の解説ですが、あまりに異世界が広がっていたので、全部解説つきで書いても良かったのですが、違う電波を呼んでしまうのもブログとしては困るので、さらりと流しておきました(笑)。「反重力」やら「超太古」やら色々言いたい事はあるのですが…やはり「集団」…これがどうにも文章に異彩とうさん臭さを放ってしまうわけですよ。何でここで「集団」なんて言葉を使うかなぁ、一族でいいのにと思うことしきり。
ゴルフ場は、ミニゴルフのようですが、今でも経営しているのかちょっと分からない感じでした。さすがに芝の上は歩かないようにしましたが、山頂探したり、例の標識を探したりとウロウロしてました。あの荒れた周遊コースも歩いてデニムはびっしり種まみれでしたけどね(汗)。
まぁ、結構なスピリチュアルスポットなようですから、長野に行ってピンと来たら行ってみてはいかがですか?