長谷寺の朝勤行。
唯一無二の祈りのエンターテイメント!
そんな長谷寺の朝勤行が私は大好きだ。
ほんとーに、
この長谷寺の朝勤の魅力は語り尽くせない。
けど、
語ろう。
(朝勤行の魅力 その1)
『僧侶さん。』
僧侶さんたちは祈りのパフォーマー。
おひとりおひとりのパフォーマンスに魅了され
心が洗われ、時に活力をいただく。
とても美しくて
すこぶるかっこよい。
僧侶さんたちの姿をみて学ぶこともたくさんある。
いかに自分自身であれるか。
そこ、つきつめていこう。
人生それにつきる。
(朝勤行の魅力 その2)
朝勤行の遥拝時に見る景色がいつも最高だ。
外舞台で祈る僧侶さんたちの姿と祈る声
空、雲、山、木々、太陽の光線、風、鳥のさえずり
すべてが美しく神聖で本当に天空にいるようだ。
(朝勤行の魅力 その3)
僧侶さんたちとの読経がとても楽しい!
気分爽快!
まずは『 九條錫杖経 』
観音さまが右手にお持ちになっている杖が「錫杖」
人間が振れるサイズに縮めたミニ錫杖を
僧侶くんが上下左右に振り
シャンシャンと音を鳴らしながら唄うお経だ。
錫杖経には、煩悩や魔障を払い
衆生の心をふり起こす功徳がある。
神道でいったら「大祓詞」のような?
とぉおがぁ~んしゅぅうじょぉぉ~♪
楽しい!
次に、『般若心経』
西遊記に出てくる三蔵法師として有名な玄奘さんが
インドから持ち帰った経典を漢語に訳して
600巻ほどにまとめた「大般若波羅蜜多経」の中から
「空」の思想に関する部分だけを抜粋してまとめられた
わずか260余文字の短いお経。
僧侶くんたちの個性あふれる太鼓の音と
堂内に響き渡るリズミカルな柝の音とともに
あっというまに唱えおわってしまう。
「ぎゃてーぎゃてーはーらーぎゃーてー」
で頭をからっぽにする。
次に『 観音経 』
法華経の全28品の第25品にある経典。
朝勤行での読経で一番なが~いお経。
こちらも般若心経と同じく
若い僧侶くんたちの
個性あふれる太鼓と柝の音で読経していく。
後半の普門品偈のちょい手前から
僧侶くんたち、ギアチェンジ!
アップテンポ!
ドンドンドコドコ!
カンカンカンカンッ!
ねんびーかんのんりきっ!
思わずカラダも揺れてしまう。
僧侶くんの太鼓の最後の一打に
毎回心の中で
「ブラボーッ!!」
と叫ぶ。
読経は早いほど気分爽快だ!
(朝勤行の魅力 その4)
その日体験した朝勤行はその日だけの体験で
同じ朝勤行は2度と体験することができない。
内容、流れは毎日同じだが
日によって僧侶さんの数も増減するし
諸々の担当が毎日変わるから
・お導師様
・九條錫杖経で錫杖を鳴らす僧侶くん
・般若心経、観音経で太鼓をたたく僧侶くん
・般若心経、観音経で柝でリズムをとる僧侶くん
・お経で音頭をとる(経頭)僧侶くん
・僧侶さんたちを先導する僧侶くん
・参拝者を案内誘導してくれる僧侶くん
・最後に法話をしてくださる僧侶さん
・その他いろいろ
朝勤行の雰囲気が毎日変わる。
これこそ、
朝勤行の最大の魅力といってもいいだろう。
若い僧侶くんたちは2年で卒業してしまう。
1年目、2年目、僧侶くんたちの
成長過程を見させてもらえていることが
とてつもなく幸せで楽しくて、尊い。
(後輩がはいって先輩になる時がめちゃ変わる)
(朝勤行の魅力 その5)
長谷寺のご本尊 十一面観世音菩薩さまを
真正面に見上げながら、
観音さまに見守られながらの朝勤行。
木造では日本最大級10m18cmのご本尊。
何度おめにかかっても圧巻だ。
自分もふくめたすべてのひとの心の安寧を
わたしは祈り続けたいと思う。
あと3つ書き足したいけど、
またこんど。
「いざいざ長谷寺 CM」
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