いよいよ王祇祭がスタートしました。といってもこれを公開するときはすでに過ぎてしまったことのようになっているとは思いますが。。。。
例年、この祭りのことはミクシーに写真アルバムとして公開してきたんですが、今年はブログのほうで公開いたします。写真に関しては、王祇祭の内側にいる人間なので、すべて裏側の写真になりますので、ご了承ください。
まずは、お昼の子供座です。大人衆があつまっての座狩の前に、ご飯を食べに当屋に行きます。下座は午前、上座は、お昼ごろからになります
今年は、黒川中区の公民館を本当屋としています。初めての試みですね。
同じ下座でも黒川下区はすでに3回ほど公民館を使って当屋をしています。公民館のメリットは、当屋当家が普通の生活をできるということですね。
これが、振舞われる膳です。酒、豆腐に2番汁、そのほか、ご飯につけものです。祭りなんで当然精進料理となります。ちなみに酒は1番という言い方もするんですよ。
内場の若勢衆です。取り持ちとしてがんばって祭りをささえております。彼は能役者もしているので今日から3日間飲み続けになると思います。体は壊さないように。。
当屋の天井です。奉納者の一覧が貼り付けてあります。黒川中の方の名前が乗っているんですよ。みんなの少しづつの奉納によって祭りが支えられていると感じます。これが崩れたとき、祭りは続かなくなるんだと思います。
昼からは上座にご馳走になりにいってきました。上座と下座では振舞う豆腐の食べ方に違いがあるんですよ。
この茅葺のうちが上座の当屋になります。維持することは大変だと思いますが、茅葺は風情があっていいし、立派ですね。
これが上座の振る舞いです。豆腐は付けたれ式です。下座は2番汁に入れて食べるという部分で違います。個人的には2番汁のほうが好きです。豆腐単品なら上座のほうがあったかいのでおいしいですよ。
おまつりということもあり、子供にもお神酒はあります。写真は2歳と3歳のうちの子です。
調子に乗って何倍もお神酒をいただき、少し酔っていました。
そのおかげもあり、帰りの車ではすぐに寝てくれて、親的には静かでありがたかったですが。。
この子供座が終わると、当屋は夜の演能に向けて舞台の設営がはじまるんですよ。
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