ポートレート、ストリート、スナップなど写真のジャンルは多々あれど
自然は人の過ごす営みほど身近な存在ではないかもしれない。
一件、分かりやすいようで、気候変化、自然の摂理、植物学や生物学、さらに民俗学や歴史など様々な知識ばかりでなく、まだまだ解明されていない事象まで深く読み解こうと思えば、一筋縄ではいかない。
最も一般的な分野であるにも関わらず日本の現代写真の分野で、全くでてこない分野が自然写真でもある。
自然は時折気づきをくれる事もあるが深く分からない事ばかりで、とても難しく、突き詰めて見識を深めるには並大抵なことでは無い。
読み解く専門家ならなおさら、知らない分からない事は読み解けない事も残念ながら多いのだろう。
それが、日本の現代写真で日の目を浴びて来なかった1つの理由なのではないかと思う。
自分の見てきた自然は実に多様で、どこまでも深い世界が広がっている。
国土の狭い日本は古くから人と自然が近い存在にあり、少なからず自然と人とのつながりの中にある。
自分なりの身近なものである自然を、広く知られることのない摂理を紐解きながら伝えてゆきたい。
以前、知人と話すと
「友達の新米ハンターが、獲物(カモなど)が中々見つからないらしくて💦」と。
自分はもしかすると写真よりハンター向きなのかもしれませね。
ここは禁猟区だが、禁猟区以外だと散弾の空薬莢はたまに見かける。
先日、小学生の社会見学撮影でゴミ処理施設のリサイクルセンターへいくと
乾電池は鉛含有物として北海道の施設へ運び処理しています。と子供たちへ説明していた時ふと思い出した。
山形で見かける散弾の弾は空薬莢からすると鉛弾ばかり。
北海道の猛禽などの野鳥の鉛中毒から始まった銅弾使用は、あまり進んでいないようだ。
銅価格の上昇など、今の日本情勢ではこれからも中々進まないだろう。
鉛も生き物、水や大地を通し循環し繋がってゆく。
写真館コセキ PhotoStudio KOSEKI
山と森と川の形
「ホタルノキセキ」Project〜Yamagata,Japan〜
@isseycraft
@ps_koseki
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