ベルト・バックル修理 革漉き・裁断 伊東金属製作所

革ベルトやバックルの修理、革漉き、革の型抜きその他、幅広く紹介して行きます。

D&G ベルト修理

2016-06-22 08:53:54 | ドルガバ修理

ドルチェンアンドガッバーナのベルト修理依頼です。
茨城県のお客様からなのですが、常磐線沿いにお住まいのようで、
弊社まではそれほど交通の便が悪くなく、
当初、お持込みいただいて相談したいということだったのですが、
なかなか時間の折り合いが合わずに、致し方なくお送りいただきました。
最初メールを写真を送っていただいて、画像を見た時には、
同じバックル2つ?で、2本作るのでしょうか?とこちらからご質問したくらいのデザインで、なかなか珍しいデザインでした。
このようなデザインですから、なかなか替えのベルトを探しても見つからないでしょうし、弊社へご連絡いただきました。

短いベルトと長いベルトが連結されたデザインで、繋ぎ合わせて使うようになっています。
ですので、ベルトの長さも既成のものとは全然違います。
組み合わせてウエストサイズを決定しなければなりません。
当初、2本分掛かっても良いのでベルトを作ってほしいとのご依頼でしたが、
さすがに1本で2本分いただくわけにはまいりませんので、
通常よりは若干多めにいただきましたが、
思っていたより全然安くて助かりますと言われる程度の修理代で作り直しました。


修理前の状態です。
トップブランドのベルトはこういったステッチ無しの貼り合わせのベルトが多いんですよね。
実用性を考えたら、同じデザインでも一枚革を使った方が剥がれませんので、
絶対に良いと思うのですが、さすがにそれで何万円も取れないのがトップブランドの製品です。
凝った作りにして付加価値を高め?
でも剥がれてしまったらダメですよね。
ベルトは汗や皮脂で絶対接着剤が溶かされます。
はじめは良くても使いこむと大抵こうなりますね。
まあ、あまり使いこむということを想定してないと言われれば、それまでですが。


装着するとこんな感じになるのでしょうね。
バックルで2本のベルトが連結されています。
デザインはさすがドルガバといったところでしょうか。

もちろん剥がれないように、国産の一枚革で作ってありますから、
耐久性は以前より格段に良くなっています。

ベルト修理のご相談は、メールかLINEで画像を送っていただけると助かります。
革ベルトのサイズ直し(カットや延長)、ベルトの作り直し、バックルの修理などいろいろご相談にのっております。


03-3886-6271
伊東金属製作所
info@itokinzoku.co.jp
東京都足立区足立2-34-2
土日祝日はお休みです。



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