ベルト・バックル修理 革漉き・裁断 伊東金属製作所

革ベルトやバックルの修理、革漉き、革の型抜きその他、幅広く紹介して行きます。

ベルトカット3本 ドルガバ、ポールスミス、バーバリー

2020-06-25 08:48:44 | ドルガバ修理

ベルト3本のカット依頼を承りました。
それぞれ仕様が違うので、一本ずつそれぞれに適した作業方法で進めていきます。


まずはドルガバですね。
縫製を解いて、折り返し部分まで革を薄くします。
この作業を行うバンドナイフと言いますが、革漉き機ですね。
一般的なベルト屋さんで使っている革漉き機だと、本来コバ漉きといって、革のヘリの折り返し部分だけを漉く機械ですので、一回で全体を薄くできません。
少しずつ何度かに分けて作業するので、段差ができて仕上がりに影響します。
弊社の場合はバンドナイフを使うので、一発で刃が入ります。
しかもその精度誤差は0.1ミリ以内です。
ではなんで他のお直しやっているところでは使わないのかというと、このバンドナイフという機械、買うと割と大きめのメルセデスベンツが買えてしまいます。
革漉き専門の業者でないとなかなか持っていない代物です。


新しい折り返し部分に小判穴を開けます。


再度縫製して出来上がりです。


ポールスミスです。
これも縫製を解きました。


同じように革割りします。
関西では革漉きを革割りと言うみたいです。


出来ました。


裏面の仕上がりです。
カットする量が5センチですので、既存の小判穴が残ってます。


最後にバーバリーです。
これは仕様が違いますので、作業が異なります。


出来上がりました。

作業受付はメールかLINEでのみ受け付けます。
画像が無いとどのようなベルトなのかわかりませんので、お電話でのお問い合わせはお断りしています。
かならず作業対象の現品の画像を添えてご連絡ください。
お電話いただいても、メールかLINEで写真を送ってくださいと返答するだけになってしまいます。

値段が気になる方は、弊社ホームページをご覧になってみてください。

バックル部分の修理
ベルトの革部分の修理

こちらに事例と価格を記載していますので、ご自分のものと同じ症状があれば参考になるかと思います。
ブログだと年数経過して価格改定したり、消費税の税率が変わったりで更新しきれないので、ブログには価格を掲載しておりません。

新しい生活様式で過ごさなければならない昨今、私自身、持病があるため、ワクチンができるまでは、徒歩圏内以外の方からの持ち込みはお断りしています。
弊社では高齢者も働いておりますので、ご理解ご協力お願いいたします。
徒歩圏内以外の方からの修理受付は宅配便のみになります。
よろしくお願いいたします。

LINEの場合、土日祝日でも時間があれば可能な限り返信してます。
しかし返信に時間が掛る場合もありますし、月曜まで返信できない場合もあります。
PCメールの場合は、土日のチェックはほぼ行いませんので、月曜になることが多いです。
よろしくお願いします。


伊東金属製作所
info@itokinzoku.co.jp
東京都足立区足立2-34-2
LINE ID:itokinzoku




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