ルイヴィトンのベルト修理です。
このバックルのピンは割としっかりできているので、このように折れることは少ないのですが、何か想定外の力が加わったのかもしれません。
作りが頑丈なので、残っている付け根の部分を取り除くのが一苦労です。
なんとか取り外せました。バックル自体が分解できる構造ではないので、ピン棒の付け根を切除して取り除くしか方法がありません。
代わりのものに交換しました。
同じバックルの、今度はリバーシブル修理です。
この故障は非常に多い故障です。
このように折れてしまうのです。設計強度が足りないのだと思います。
この残ったネジを取り除くのにはコツがいります。
代替の軸に交換します。もちろんオーバーサイズで強度アップします。
修理完了です。
こちらもルイヴィトンですが違うモデルのバックルピン折れです。
このモデルのピンの作りは、コストダウンされていて華奢なので折れても仕方ないと思います。
材料も安価なものが使われています。
75年以上バックルを作っている弊社のピンは折れません。
コストダウンせずにまじめに作ってあるピンです。
ベルト修理の作業受付はメールかLINEでのみ受けしていますので、必ず画像を添えてご連絡お願いいたします。
どのような状態か確認できないので、お電話では受け付けできません。
よろしくお願いいたします。
持ち込みはワクチン2回以上接種済みの方のみお引き受けします。
その際もまずは画像送付お願いします。
作業できないものもありますので、無用な接触は避けさせていただいています。
ご理解よろしくお願いいたします。
伊東金属製作所
info@itokinzoku.co.jp
LINE ID:itokinzoku
土日祝日の受信は翌営業日の朝に返信してます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます