フェラガモのバックル修理です。
構造を観察してみると、どうやら中間パーツの穴は貫通していなく、両側からバネが入っていたようです。
時々ありますが、珍しい構造です。
両側から穴あけする工程と、使うバネが2本になるので、製造コストだけ無駄に跳ね上がりそうですが、得られるメリットというのも見当たりません。
現に壊れてますし。
バネの線径、バネの外径で何修理もバネは用意しています。
合うものが無い場合は作ります。
バネ長は都度切って調整します。
今回はこちらのバネ2本で直りそうです。
小さい部品なのですが、結構高いのです。
部品は小さい方が工作精度が必要で高かったりする場合があります。
組立て修理しました。
何度か仮組して、可動を確認してから最終的に組み立てます。
組み立ててしまうと故意にはずすのは困難ですので、最後は慎重に、忘れているパーツはないか、向きは合っているか、など、確認しながら組み立てます。
作業受付はメールかLINEでのみ受け付けます。
画像を添えてご連絡ください。
どのような状態か確認できないので、お電話では受け付けません。
よろしくお願いいたします。
持ち込みはワクチン2回接種済みの方のみお引き受けします。
その際もまずは画像送付お願いします。
修理できないものもありますので、無用な接触は避けさせていただいています。
伊東金属製作所
info@itokinzoku.co.jp
LINE ID:itokinzoku
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます