レッドムーンのバックル修理です。
京都のお客様から送られてきました。
ピンが無くなっています。
ピューター(スズ)のバックルなので、擦り減って引きちぎれたか、折れたのでしょう。
スズは柔らかいので、バックルには向きません。
半田で溶かすあのぐにゃぐにゃした金属が錫です。
200度程度で溶けるので、加工しやすいのですが、装飾品などには向いていますが、実用品、特に強度が必要とされるものには不向きです。
真鍮製のピンを取り付けます。
真鍮は融点が800度ほどなので、同じもの作ろうと思っても遥かに熱量が必要ですから当然コストも掛ります。
もちろん800度に耐える金型も必要ですし、石膏で作った型に流し込んでも出来るようなスズとは加工難易度が違います。
ベルトを通してみて、フィッティングを調整します。
できるだけベルトを痛めないような形状に微調整して出荷しています。
ベルト修理は自信があるので一年保証をお付けしています。
万一折れた際にはご連絡いただければ無償で再修理します。
が、真鍮のピンなので、1年と言わず、20年、30年経っても折れたりしませんがね。
ピンが折れる前にバックルがダメになると思います。
修理受付は、メールかLINEで、画像送付の上、お申込みいただくようお願いしています。
お電話でのご相談も受けておりますが、お電話のみでは状態が確認できませんので、お見積りはできません。
お電話いただく場合でも、まず画像をお送りいただいてからのお問い合わせであればスムースにお見積もり出来ます。
大体の価格を知りたい場合は、弊社ホームページをご覧になってみてください。
こちらには価格を記載しています。
ブログだと年数経って価格改定した際に更新しきれないので、ブログには記載しないようにしました。
持込いただく場合、留守にするときもございます。
必ず事前にご予約ください。
持込でも画像送付はお願いします。
土日はお休みですが、LINEの場合、時間があれば可能な限り返信してます。
ただ私もお休みなので、返信に時間が掛る場合もあります。
PCメールの場合は、土日のチェックはほぼ行いませんので、お急ぎでしたらLINEが便利です。
よろしくお願いします。
伊東金属製作所
03-3886-6271
info@itokinzoku.co.jp
東京都足立区足立2-34-2
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