昨年末にいただいたお仕事ですが、バッグのショルダーベルト裁断です。
細皮裁断機にて20ミリ幅に裁断して、断面にフノリを塗って磨きます。
剣先の仕上げはお客様が行うそうです。
こちらも同じショルダーの裁断ですが、こちらのバッグは表裏、前後の4型それぞれ長さの違う抜型での裁断です。
同じショルダーベルトの裁断でも、バッグによって、革によって、デザインによって製法が異なります。
これはたまたま違うお客様からバッグの裁断と、くるみバックル製作の依頼が重なったものですが、革が全く同じです。
おそらく同じブランドのものだと思います。
そういえば、ゴルフの渋野選手のベルトが弊社のくるみバックルを使っているそうで、昨年、いろいろお問い合わせいただきました。
今年はもしかしたら、くるみバックルが流行るのかもしれません。
こちらは革漉きの依頼です。
私の大好きなルガトーですね。
自分のスマホケースもルガトーで作ったくらい、大好きな革です。
ただ、ルガトーの漉きにはちょっとしたコツがあります。
そのコツを把握していないと、大きく目標寸法から外れる事態となってしまいます。
ブッテーロとかはそんなことないのですが、このルガトーの漉きは注意が必要です。
年末年始は短財布の裁断に追われていて、仕事納めが1月1日になりました。
休み中に短財布800本分の裁断とベタ漉き、素押しを行っていました。
それでも昨年の仕事納めが1月4日でしたので、昨年比3日早い仕事納めでした。
いつもすべて仕事を片付けてから休みますので、急なご依頼もいつでも引き受けられる状態にしています。
もし、裁断の事でお困りで、弊社を見つけてくれたならご相談いただければ、可能な限り力になります。
仕事は溜めない主義です。
詳しくは、ホームページをご覧ください。
よろしくお願いします。
革の裁断
革漉き
有限会社伊東金属製作所
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