評価:★★★★【4点】
衝撃の展開!これは何かの間違いか?と思い
エンドロール後のおまけ映像で逆転ありかな?!とか
必死に否定していたんですが、遂にそう来ちゃいましたか。
◇
英国の諜報機関MI6が世界中に送り込んでいる
スパイのリストが盗まれる緊急事態が発生。
“007”ことジェームズ・ボンドは、
リストを取り戻すべくMの指示に従い、
敵のエージェントを追い詰めていくが…。
その作戦が失敗に終り、組織内でのMの立場も危うくなる。
そんな中、今度はMI6本部が爆破される。
辛くも難を逃れたMだったが、
一連の犯行はMへの復讐に駆られた元MI6の
凄腕エージェント、シルヴァによるものだった。
そんな窮地に立たされたMの前に、
手負いのボンドが姿を現わすが…。
<allcinema>
◇
【ネタバレ全開!要注意】
なんだか少し前にテレビニュースで見た野田総理と
自民党の安部総裁との党首討論で、もろ刃の剣に晒された総理が
遂に言い放った任侠道のような解散宣言!
これは最近の国会中継では稀な迫力だったが
今回の『スカイフォール』で最後の展開に製作スタッフの
任侠道を見たという感じがしたのはワタシだけか(笑)
事前情報というものを極力遮断し無の状態で鑑賞したため
まさか、そうなるとは夢にも思いませんでした。
そう!あのMが殉職しちゃうんですよ。
Mの存在がこんなに大きく締める物語りは
過去のシリーズでもなかったこと。
ちょっと人間臭い部分もいろいろ出て来たりして
ジェイソン・ボーンやイーサン・ハントのようなヒーローに
徐々に近づいてきているような印象もある。
これは昨今の諜報員の形として最も好まれる姿なのかな。
それまでのM役は初代のバーナード・リー、二代目のロバート・ブラウン
そして三代目のジュディ・デンチとなっています。
奇しくも本作では敵対する悪の存在が元MI6だから仕方ない。
任務中の自分を裏切ったMに相当の恨みを持っていたとか。
そういう意味からすれば、劇中でシルヴァが何度も言っていた
“世代交代”という言葉をこういう形で見せられると
やはりショックは隠しきれません。
これって、例えれば「サンダーバード」のジェフ・トレーシーを
国際救助隊総司令官の座から勇退させるようなもので
ある意味、新鮮かも(そっちかい)
陰謀渦巻く闇の事件が多い中で、このシリーズだけは
割と正統派に作られていて最後のドンデン返しとかなく
悪は悪、善は善とハッキリしているパターンが多いので
そろそろ、今風の陰謀論とかやってはどうでしょう。
ちなみに、ワタシ『ダブルオー』シリーズに詳しくないので
それは違うよ!ということがあれば申し訳ないです。
【今週のツッコミ】
・ボンドがMを抱きかかえるシーンは『アバター』の
ジェイクとグレイス(シガーニー・ウィーバー)だね(笑)
・さすがハビエル・バルデム!!!存在感凄いわ!!!
今回の悪役は金髪に染めて異様な雰囲気を醸し出してます。
一瞬、あっち系かと思わせるオネェ言葉や仕草が怖かった。
また、曲がった鼻も劇中の自爆行為の後遺症のように見えたし
入れ歯を抜いた顔がなんとも凄かった。
ジェームズ・ボンド役のオファーもあったそうで、彼なら
また違ったボンドキャラが出来そうです。
・名車アストン・マーチンDB5は、その流線型ボディが実に綺麗。
いろんな秘密兵器が付いてますよ~的にフロントグリルから
マシンガンが突き出てくるところは50周年だからね(笑)
・そのボンドカーですが、近年では助手席にボンドガールがいない。
ココ最近は硬派なボンドという設定(?)なので
敢えて乗せてないのかも。
ただ今回はMが助手席に乗ってたので、彼女がボンドガールなのね。
50周年だし(笑)
----------------------------------------------------
監督:サム・メンデス
脚本:ニール・パーヴィスロバート・ウェイドジョン・ローガン
撮影:ロジャー・ディーキンス
音楽:トーマス・ニューマン
出演:ダニエル・クレイグ/ハビエル・バルデム/レイフ・ファインズ/
ナオミ・ハリス/ベレニス・マーロウ/ジュディ・デンチ
『007 スカイフォール』
衝撃の展開!これは何かの間違いか?と思い
エンドロール後のおまけ映像で逆転ありかな?!とか
必死に否定していたんですが、遂にそう来ちゃいましたか。
◇
英国の諜報機関MI6が世界中に送り込んでいる
スパイのリストが盗まれる緊急事態が発生。
“007”ことジェームズ・ボンドは、
リストを取り戻すべくMの指示に従い、
敵のエージェントを追い詰めていくが…。
その作戦が失敗に終り、組織内でのMの立場も危うくなる。
そんな中、今度はMI6本部が爆破される。
辛くも難を逃れたMだったが、
一連の犯行はMへの復讐に駆られた元MI6の
凄腕エージェント、シルヴァによるものだった。
そんな窮地に立たされたMの前に、
手負いのボンドが姿を現わすが…。
<allcinema>
◇
【ネタバレ全開!要注意】
なんだか少し前にテレビニュースで見た野田総理と
自民党の安部総裁との党首討論で、もろ刃の剣に晒された総理が
遂に言い放った任侠道のような解散宣言!
これは最近の国会中継では稀な迫力だったが
今回の『スカイフォール』で最後の展開に製作スタッフの
任侠道を見たという感じがしたのはワタシだけか(笑)
事前情報というものを極力遮断し無の状態で鑑賞したため
まさか、そうなるとは夢にも思いませんでした。
そう!あのMが殉職しちゃうんですよ。
Mの存在がこんなに大きく締める物語りは
過去のシリーズでもなかったこと。
ちょっと人間臭い部分もいろいろ出て来たりして
ジェイソン・ボーンやイーサン・ハントのようなヒーローに
徐々に近づいてきているような印象もある。
これは昨今の諜報員の形として最も好まれる姿なのかな。
それまでのM役は初代のバーナード・リー、二代目のロバート・ブラウン
そして三代目のジュディ・デンチとなっています。
奇しくも本作では敵対する悪の存在が元MI6だから仕方ない。
任務中の自分を裏切ったMに相当の恨みを持っていたとか。
そういう意味からすれば、劇中でシルヴァが何度も言っていた
“世代交代”という言葉をこういう形で見せられると
やはりショックは隠しきれません。
これって、例えれば「サンダーバード」のジェフ・トレーシーを
国際救助隊総司令官の座から勇退させるようなもので
ある意味、新鮮かも(そっちかい)
陰謀渦巻く闇の事件が多い中で、このシリーズだけは
割と正統派に作られていて最後のドンデン返しとかなく
悪は悪、善は善とハッキリしているパターンが多いので
そろそろ、今風の陰謀論とかやってはどうでしょう。
ちなみに、ワタシ『ダブルオー』シリーズに詳しくないので
それは違うよ!ということがあれば申し訳ないです。
【今週のツッコミ】
・ボンドがMを抱きかかえるシーンは『アバター』の
ジェイクとグレイス(シガーニー・ウィーバー)だね(笑)
・さすがハビエル・バルデム!!!存在感凄いわ!!!
今回の悪役は金髪に染めて異様な雰囲気を醸し出してます。
一瞬、あっち系かと思わせるオネェ言葉や仕草が怖かった。
また、曲がった鼻も劇中の自爆行為の後遺症のように見えたし
入れ歯を抜いた顔がなんとも凄かった。
ジェームズ・ボンド役のオファーもあったそうで、彼なら
また違ったボンドキャラが出来そうです。
・名車アストン・マーチンDB5は、その流線型ボディが実に綺麗。
いろんな秘密兵器が付いてますよ~的にフロントグリルから
マシンガンが突き出てくるところは50周年だからね(笑)
・そのボンドカーですが、近年では助手席にボンドガールがいない。
ココ最近は硬派なボンドという設定(?)なので
敢えて乗せてないのかも。
ただ今回はMが助手席に乗ってたので、彼女がボンドガールなのね。
50周年だし(笑)
----------------------------------------------------
監督:サム・メンデス
脚本:ニール・パーヴィスロバート・ウェイドジョン・ローガン
撮影:ロジャー・ディーキンス
音楽:トーマス・ニューマン
出演:ダニエル・クレイグ/ハビエル・バルデム/レイフ・ファインズ/
ナオミ・ハリス/ベレニス・マーロウ/ジュディ・デンチ
『007 スカイフォール』
これって前情報を完全にシャットアウトしてる方は皆さん驚いてますよね(笑)
しかし、これほどまでにサブキャラを複数人も入れ替えるっていうのも
過去に例がないんじゃないかって感じですよね!^^;
あの列車のアクションシーンで昔だったら胸ポケットからクシでも出して御髪にいくんでしょうね(笑)
ダニエルは単発だからそれができないけどカフスの方で正解でしたよね。
オープニング映像は作品の顔なんでしょうけど、今回のはワタシもイマイチでした^^;
けっこう混んでいました。
Mの殉職にはほんとに驚いたけど
新旧交代ってことで、仕方ないんですよね。
でも、ダニエルボンドは、しばらく続きそうですね。
たしかに、あのカフスボタンのところは萌ます。
ちょっとだらしない感じの、酒におぼれてるってのもよかったですよ、個人的には。
ただ。。。オープニング映像はちょいいまいちでした。
ボンドのイメージも時代の流れに沿っているのかは分からないですが
雰囲気はジェイソン・ボーンにかぎりなく近くなってますよね(笑)
いろんなところでミスしたりMに叱られたり、未完成のエージェントなところが日本受けするんでしょうか。
ブレスレット型新兵器とするなら、Qはハリソン・フォードで決まりですかね(笑)
あの認証付き銃って活躍してましたっけ?^^;
女性にライフル狙撃させるなら、タラジ・P・ヘンソンがお奨めです(笑)
と言うか、記事アップ出来ました。
何となく、あちこちでセット撮影してる感じがアリアリで、ちょっと私的にはイマイチでしたかね。長過ぎたし。
ボンドの新兵器は、ブレスレット型のレーザー銃かなと期待してましたが、ただの認証付きの短銃でした(×_×)
ボンドも崖から転落した拍子に、奥歯のカプセルを噛み砕かなくてホッとしました(=^_^=)
IT部門に長けた人材、すなわち今後の地球全域世界戦争はパソコンでOKなんでしょうか(笑)
ペンシル型爆弾のことを失笑するQに高知能の持ち主という期待感を抱かせましたよね。
新旧交代で世の中繋がって行くんだな~とシミジミ感じた作品です。
ぺろんぱさんはダニエルボンドがお気に入りなんですね。
ワタシも過去のボンドと一線を画すイメージは大好きです(笑)
後2作と限定されちゃうと、チョイ淋しい気分にも^^;
でも、最後まで見届けたいですね。
シアン化水素≒青酸カリ・・・なるほど~!
あの特殊入れ歯外した顔が未だに夢に出てきます(←おい)^^;
新生Qの登場はちょっと微笑ましくもありましたが、Mの交代はやっぱり悲しいですね。
でもあのレイフ・ファインズが出てきてMに「新旧交代云々…」と語っていた時、もしかして?とちょっぴり嫌な予感が走りました。私もエンドロールのおまけ映像をどこかで期待していた一人です。
ダニエル・クレイグ、あと二作は007に主演することが決まっているそうです。と言うことは、私もあと二作品は必ず劇場で007を鑑賞せねば、です!(*^_^*)
ハビちゃん。
この映画のあと思わずPCで「シアン化水素」を検索しました。
「青酸カリ」とほぼ?同じなのですね。・・・・・・しんみり。
事前情報がなかった分、ショックが大きかったです。
あみさんも最後まで諦めなかったのですね^^
ワタシは、ぜめて車いすでもいいから生きててくれ~でした(笑)
>スカイフォールでキンケイドと静かな老後もあり?とか(笑)
それいいですね!(笑)
できれば、『ロッキー』のように別のラストがありますよ~みたいな感じで、後のDVDで特典映像として観たいです。
>Mの最後には散り際の美学の様なものを感じました。
潔かったですよね。
まったく躊躇なしで“ジュディ版M”はもしかしたら伝説化されるくらいの勢いを感じました(笑)
>『戦艦テメレール号』の様にかつての栄光を失い曳かれて行きながらも、土壇場で復活を
Qとのツーショットで、その画がありましたね。
ワタシはその時に画の意味を知らなくてポカ~ンでしたが
後になって、カオス一歩手前のMI6の底力を最後に見せてくれたことに英国の誇りを感じたのでしょうかね(笑)
別の映画で草くんがやたら本物の任侠道とは?を連呼してたので使いたくなってしまいました(爆)
私もこれを最後まで期待していた口です。
スカイフォールでキンケイドと静かな老後もあり?とか(笑)
>任侠道
なるほどー!itukaさんの例えにはいつも膝を打ちます。
仰るようにいつになく人情物でしたし、Mの最後には散り際の美学の様なものを感じました。
この作品がイギリス国民の心をこれまで以上に掴んだ理由の一つは
『戦艦テメレール号』の様にかつての栄光を失い曳かれて行きながらも、土壇場で復活を遂げたMI6とボンドの姿に(希望も込めた)自国の姿を重ねて拍手喝采だったのかな?とも思ったのですが、そんなところもどことなく任侠映画っぽいかもしれません(笑)
ワタクシ、2014年の『アバター2』の公開を密かに待ちわびてます(爆)
金髪ハビエルのねっとり感は彼独特の持ち味ですよね(笑)
椅子に縛ったボンドの首を触りまくってるシーンは、股間に手が伸びそうでハラハラしましたよ(爆)
このひとって本当に演技が巧いんだな~と改めて感じました。
でも、ボンドのオファー受けてたら、いったいどんなボンドキャラになったのか気になるところです(笑)
Mとボンドの特別な絆は親子以上のモノを感じてしまいました(ノ_・。)ヾ(´∀`*)ヨチヨチ
すごいですよね~。似合わない金髪が、確かに異様な雰囲気をかもし出していましたよねσ(^◇^;)
そんなハビエルに、ボンドのオファーがあったんですか?
う~ん、見たいような見たくないような(笑)
私も鑑賞前は、何も知らずに観に行くので、Mの殉職に
驚きました(T^T)
でも、ディンチの年齢を考えたら、引き際かもしれませんね。この映画のテーマの世代交代ですね・・・
>・ボンドがMを抱きかかえるシーンは『アバター』の
ジェイクとグレイス(シガーニー・ウィーバー)だね
あはは~(^_^;)
そんなふうに見えるのは、きっとitukaさんだけだと
思います(笑)
どっかで見たことあるぞと思ってたらエンドロールで軍艦島とでて、お~!でした(笑)
あそこの中身は撮影セットなんでしょうね。
でも、ここのところ中国ロケが多いハリウッド映画なので
少し嬉しかったです(笑)
ラストクレジットにしっかり漢字で出てました。しかしどうも外観だけが本物で中は違うような気がします。セットとCGだろうね。
そうですそうです!いすずです^^;
マツダ117クーペなんて放置してたら、絶対他所から突っ込まれてましたよ(苦笑)
ありがとうございました!
117クーペのメーカーは”いすず”です。mazdaはロータリーコスモです。
ダニエルのボンドになってからジェームズ・ボンドの人間くささをしっかり見せてくれますよね。
ショーン・コネリーのときはアンドロイドのように怪我ひとつしなかったイメージがありましたから(笑)
今回、お色気ヒロインという点でいえば3人の女性のどれも
ストライクゾーンから外れてました。
でも、それよりもボンドの過去に触れることが出来たのがいちばん興味深かったです^^
日本なら問題なく後期高齢者保険適用で窓口で財布を広げることもないMでしたね(笑)
Mは、ボンドのことがとても愛おしいのに親が子を躾けるようにキツイ言葉のオンパレードでした。
そんなMを助手席に乗せて赤ボタンでお空にふっ飛ばす素振りはお茶目でボンドが可愛かったです(おい)^^;
お!手作りのマツダ117クーペのハンドル握ったことあるんですか。オリーブリーさんカッコイイ!
萌え萌えって~(爆)
ダニエル・ボンドになってから、ワタシも初めてダブルオーセブンが好きになりました。
あのブルドーザーから列車へ飛ぶ移ったときにカッターシャツのカフスボタン微調整する仕草が最高でした(笑)
あれ?ひょっとして腕時計さわってたんじゃないよね^^;
☆4。-1はお色気が希薄。
(初代ショーン・コネリーの「ロシアより愛をこめて」のそのシーンには興奮したものです。)
ダニエルのシリーズでは007はスーパーマン的ではなくかなり人間的に描かれてますね。
ご勇退に華をそえられたのね^^
赤いボタンを押さなかったボンドはエライ(爆)
>その流線型ボディ
いいですよね~~~。
私の伯父が手作りの117クーペーに乗ってたんですよ~あの車も大好きでした。
たまに運転させてもらいましたよ。
爆破された時、ブチ切れしたボンドがカッコええーーー!!
肉体イイ!瞳が綺麗!着こなしがステキ!
アクションのキレがイイ!
もう萌え萌えでしたぁ~~~♪
リピートしまくりそう~~(苦笑)
昔のコネリーやムーアではいつも助手席に綺麗なお姐さんが乗ってましたよね(笑)
エージェントでなかったら、ただの中年チャラ男な感じでしたよね。
これはいつからか、たぶんティモシー辺りから真面目に任務遂行するようになったのかな(笑)
子供のころに見てたロードショーでは、
ボンドカーの助手席にはボンドガールが常に乗ってましたね。
映画館で見るようになってからは、みないな~(苦笑