評価:★★★★【4点】(P)
まるでトランプタワーを積み上げるような慎重な作業の連続。
もう少しでギネスか!という瞬間に、気取った女性がくしゃみをする。
やられた方の怒りは、、、こんな例えでいいのか(爆)
◇
ドイツの港湾都市ハンブルク。同国の諜報機関によって
一人のチェチェン人青年イッサ・カルポフの密入国が確認される。
イスラム過激派として国際指名手配されている人物だった。
テロ対策チームを率いるギュンター・バッハマンは、
彼を泳がせてさらなる大物を狙う。
一方、親切なトルコ人親子に匿われ政治亡命を希望するイッサを、
人権団体の若手女性弁護士アナベル・リヒターが親身になって
サポートしていく。
イッサは、そのアナベルを介して銀行家のトミー・ブルーと接触を図る。
CIAも介入してくる中、アナベルとトミーの協力を強引に取り付けるや、
ある計画へと突き進むバッハマンだったが…。
<allcinema>
◇
ド派手なアクションなど一切不要とした映画なのに
これほど面白い作品に仕上がったのは
やはり、脚本の緻密さではないだろうか。
大人のクライム・サスペンスここに見参!(笑)
チームリーダーを演じたフィリップ・シーモア・ホフマンがいい。
この映画が彼の遺作となることは、とても惜しい気持ちだが
ラストで、怒りに震え呼吸を荒げるあの演技を
最後に観られただけでも貴重な作品として記憶に残るだろう。
あのシーンには、ただただ圧倒されてしまった。
で、彼は車を降りて何処に行ったのだろうか(そこかい)
この映画、彼のフィルモグラフィーの中でも
おそらく、5本指に収まる勢いだと確信した(笑)
【今週のツッコミ】
・極秘捜査でいつも美味しいところを持っていく米国組織って。。。
・黒色短髪ロビン・ライトは人造人間じゃないよね(爆)
・あんな綺麗な弁護士がついて、あそこまで身の回りのことしてくれたら
ワタシならすぐお熱をあげてしまいそう(爆)
・過去に情報屋を殺されたトラウマを持つフィリップ叔父さん
心はいつも平和主義だが上層部とアメリカの考えは違った。
こういう少しのズレが理不尽な結末となるんだね^^;
・あくまで現場主義のバッハマン。爪先の黒さが苦労を物語る。
・バー(?)であの体勢から右フック一発で相手をダウンさせる
彼のパンチはかなりの体重が乗っていたようだ(笑)
・緊張ほぐす意味でタバコを吸ってるんだろうけど
今の時代、さすがにヘビースモーカーは異和感たっぷりだ(笑)
そんなワタシも未だに禁煙出来てないけどね(爆)
・本作の続編(ないですから)作るなら主演のバッハマン役には
10年後のマット・デイモンに頼るしかないのかな(笑)
------------------------------------------------
監督:アントン・コルベイン
脚本:アンドリュー・ボーヴェル
音楽:ヘルバート・グリューネマイヤー
出演:フィリップ・シーモア・ホフマン/レイチェル・マクアダムス/ウィレム・デフォー/
ロビン・ライト
『誰よりも狙われた男』
まるでトランプタワーを積み上げるような慎重な作業の連続。
もう少しでギネスか!という瞬間に、気取った女性がくしゃみをする。
やられた方の怒りは、、、こんな例えでいいのか(爆)
◇
ドイツの港湾都市ハンブルク。同国の諜報機関によって
一人のチェチェン人青年イッサ・カルポフの密入国が確認される。
イスラム過激派として国際指名手配されている人物だった。
テロ対策チームを率いるギュンター・バッハマンは、
彼を泳がせてさらなる大物を狙う。
一方、親切なトルコ人親子に匿われ政治亡命を希望するイッサを、
人権団体の若手女性弁護士アナベル・リヒターが親身になって
サポートしていく。
イッサは、そのアナベルを介して銀行家のトミー・ブルーと接触を図る。
CIAも介入してくる中、アナベルとトミーの協力を強引に取り付けるや、
ある計画へと突き進むバッハマンだったが…。
<allcinema>
◇
ド派手なアクションなど一切不要とした映画なのに
これほど面白い作品に仕上がったのは
やはり、脚本の緻密さではないだろうか。
大人のクライム・サスペンスここに見参!(笑)
チームリーダーを演じたフィリップ・シーモア・ホフマンがいい。
この映画が彼の遺作となることは、とても惜しい気持ちだが
ラストで、怒りに震え呼吸を荒げるあの演技を
最後に観られただけでも貴重な作品として記憶に残るだろう。
あのシーンには、ただただ圧倒されてしまった。
で、彼は車を降りて何処に行ったのだろうか(そこかい)
この映画、彼のフィルモグラフィーの中でも
おそらく、5本指に収まる勢いだと確信した(笑)
【今週のツッコミ】
・極秘捜査でいつも美味しいところを持っていく米国組織って。。。
・黒色短髪ロビン・ライトは人造人間じゃないよね(爆)
・あんな綺麗な弁護士がついて、あそこまで身の回りのことしてくれたら
ワタシならすぐお熱をあげてしまいそう(爆)
・過去に情報屋を殺されたトラウマを持つフィリップ叔父さん
心はいつも平和主義だが上層部とアメリカの考えは違った。
こういう少しのズレが理不尽な結末となるんだね^^;
・あくまで現場主義のバッハマン。爪先の黒さが苦労を物語る。
・バー(?)であの体勢から右フック一発で相手をダウンさせる
彼のパンチはかなりの体重が乗っていたようだ(笑)
・緊張ほぐす意味でタバコを吸ってるんだろうけど
今の時代、さすがにヘビースモーカーは異和感たっぷりだ(笑)
そんなワタシも未だに禁煙出来てないけどね(爆)
・本作の続編(ないですから)作るなら主演のバッハマン役には
10年後のマット・デイモンに頼るしかないのかな(笑)
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監督:アントン・コルベイン
脚本:アンドリュー・ボーヴェル
音楽:ヘルバート・グリューネマイヤー
出演:フィリップ・シーモア・ホフマン/レイチェル・マクアダムス/ウィレム・デフォー/
ロビン・ライト
『誰よりも狙われた男』
>特にラストの「Fuck!」は映画史上に残る名台詞だと思います。
最後のクライマックスでCIAが勝手に余分なことしてくれて
フィリップじゃないけど、同じくらい息が上がりましたよ(爆)
でも、最後の作品のラストの台詞が“それ”になったことで
今後、彼の最期の台詞は何でしょう?とかいう
映画クイズが出てきそうですよね(おい)^^;
ところで、あの時、バッハマンは富豪をどこに連れて行こうとしてたのか
そこのところテロップでいいから流して欲しかったかも^^;
これほど見事な例えはありません。
あ、でもドミノでもいいかも(爆)
フィリップ・シーモア・ホフマンは本当に素晴らしかったですね。
特にラストの「Fuck!」は映画史上に残る名台詞だと思います。