評価:★★★☆【3,5点】
フェイク・ドキュメンタリーは好きではあるが
冒頭からパトカーに取り付けられた固定カメラを延々見せられるのかと
若干の不安を募らせていたんですが、劇中で主人公が
手持ちカメラを持って撮影する必要性を盛り込んでいたので
ちょっと安心しました(笑)
でも、その手持ちカメラを見た同僚が「職務違反だぞ!」「チクってやる」とか
こういうところの台詞が実にリアルっぽくよかったです。
◇
ヒスパニックや黒人のストリート・ギャング団の抗争が絶えず、
アメリカ国内でもっとも危険な街とも言われる
ロサンジェルスのサウス・セントラル地区を舞台に、
常に死と隣り合わせの日常を送る一組のパトロール警官コンビの
過酷な日々の現場と強い絆を描いた衝撃のリアル・ポリス・アクション。
ロサンジェルスの一角にある重犯罪多発地区サウス・セントラル。
その中でも特に危険なニュートン地区で
巡回パトロールに当たる白人警官のテイラーとメキシコ系警官のザヴァラ。
固い絆で結ばれた2人は、署内でも屈指の検挙率を誇る名コンビ。
大学の法学部入学を目指すテイラーは入試課題に映像制作を選び、
自分たちの日常業務を複数のビデオカメラで常時記録していた。
そんなある時、台頭するヒスパニック系ギャングの取り締まりに関連して、
その背後に潜むメキシコの巨大麻薬カルテルの秘密に触れてしまった2人は、
次第にのっぴきならない状況に追い込まれていく。
<allcinema>
◇
警察の制服着ていなければ普通の庶民となんら変わりない。
パトカーで警備担当地区を回っているあいだ中
コンビ組む二人の他愛ない会話を見せ付けられるわけですが
このくだらない会話(アドリブ)に少々ダレてしまったワタシは
早く事件が起きて無線連絡してこいよ!と思うこと数回(苦笑)
しかし、いざ事件連絡を受け現場に急行すれば
すぐに警官モードになるところがメリハリがあっていい。
この映画、彼らの遭遇する事件が時間経過とともに
徐々に悪質化されていく部分ではカメラが主人公目線なので
自分が実際その現場にいるようなリアルでそこは迫力十分。
内容的には彼らが関わる事件現場と警備中の車内での会話
そして報告書作りという一連の彼らの日常を淡々と映していき
ただこれだけだったら、全米初登場1位という快挙はないはず。
きっとどこかでびっくりするような内容になっているのは
予想できるんだけど、そこに行くまでが長いのが辛いところか。
ある中盤の事件でこの物語にストーリーが生まれます。
そして、その終焉は決してハッピーではないけど
現場で働く彼らの勇敢な行動に胸をうたれ涙腺を刺激される。
作られたフィクションではあるけど日常的事件が
日本のそれとまったく違い、いつ命を落とすかわからない怖さは
この映画を見て改めて思い知らされた感じですかね~。
【今週のツッコミ】
・冒頭、相棒のマイケル・ペーニャを無理やりカメラで紹介するが
それを拒むペーニャの演技がすごく自然で
ここからフェイクドキュメンタリーとして映画に入り込めた。
・警備巡回中に不審者をみつける嗅覚はさすがだし
そこからさらに隠された事件を嗅ぎつける本能はプロならでは。
・人身売買、複数の人体バラバラ事件など後半に行くほど
悪質化されていった。
中盤で彼らコンビを狙うスパニッシュ系ギャングの存在が
非常に不気味だった。
・州警察と連邦警察(FBI)の乗る車の違いに笑ってしまった。
FBIが黒のダッジチャージャー2台で突然現れた瞬間
『ワイルド・スピード5』の映画撮影かと思ってしまった(爆)
・FBIが密かに追っていた事件を彼らコンビが台無しに?(爆)
「オレ達ドジった?」このセリフいいね(笑)
・FBI捜査官の態度のデカさは他の映画と同じだったが
ココにCIAが被ってくればもっと笑えたんだが^^;
・“POI”劇中でテイラーが言うセリフのひとつを調べてみた。
意味はハワイのタロイモ使った料理と出たがたぶんこれではない^^;
・“バタフライ効果”「財布に入れておいたカードや紙切れの順番が
めちゃくちゃになってる!」と怒るテイラーが吐くセリフ。
これのどこがバタフライ効果に繋がるのか不明だった(笑)
・この映画は後味が悪い!この情報を聞いていたので
ラストでの展開は大凡覚悟はしていたものの辛かったです。
・しかし、最後の殉職警察の告別式に、、、お!いるやん^^
------------------------------------------------------------
監督:デヴィッド・エアー
脚本:デヴィッド・エアー
撮影:ローマン・ヴァシャノフ
音楽:デヴィッド・サーディ
出演:ジェイク・ギレンホール/マイケル・ペーニャ/アナ・ケンドリック
ナタリー・マルティネス/アメリカ・フェレーラ/フランク・グリロ
『エンド・オブ・ウォッチ』
フェイク・ドキュメンタリーは好きではあるが
冒頭からパトカーに取り付けられた固定カメラを延々見せられるのかと
若干の不安を募らせていたんですが、劇中で主人公が
手持ちカメラを持って撮影する必要性を盛り込んでいたので
ちょっと安心しました(笑)
でも、その手持ちカメラを見た同僚が「職務違反だぞ!」「チクってやる」とか
こういうところの台詞が実にリアルっぽくよかったです。
◇
ヒスパニックや黒人のストリート・ギャング団の抗争が絶えず、
アメリカ国内でもっとも危険な街とも言われる
ロサンジェルスのサウス・セントラル地区を舞台に、
常に死と隣り合わせの日常を送る一組のパトロール警官コンビの
過酷な日々の現場と強い絆を描いた衝撃のリアル・ポリス・アクション。
ロサンジェルスの一角にある重犯罪多発地区サウス・セントラル。
その中でも特に危険なニュートン地区で
巡回パトロールに当たる白人警官のテイラーとメキシコ系警官のザヴァラ。
固い絆で結ばれた2人は、署内でも屈指の検挙率を誇る名コンビ。
大学の法学部入学を目指すテイラーは入試課題に映像制作を選び、
自分たちの日常業務を複数のビデオカメラで常時記録していた。
そんなある時、台頭するヒスパニック系ギャングの取り締まりに関連して、
その背後に潜むメキシコの巨大麻薬カルテルの秘密に触れてしまった2人は、
次第にのっぴきならない状況に追い込まれていく。
<allcinema>
◇
警察の制服着ていなければ普通の庶民となんら変わりない。
パトカーで警備担当地区を回っているあいだ中
コンビ組む二人の他愛ない会話を見せ付けられるわけですが
このくだらない会話(アドリブ)に少々ダレてしまったワタシは
早く事件が起きて無線連絡してこいよ!と思うこと数回(苦笑)
しかし、いざ事件連絡を受け現場に急行すれば
すぐに警官モードになるところがメリハリがあっていい。
この映画、彼らの遭遇する事件が時間経過とともに
徐々に悪質化されていく部分ではカメラが主人公目線なので
自分が実際その現場にいるようなリアルでそこは迫力十分。
内容的には彼らが関わる事件現場と警備中の車内での会話
そして報告書作りという一連の彼らの日常を淡々と映していき
ただこれだけだったら、全米初登場1位という快挙はないはず。
きっとどこかでびっくりするような内容になっているのは
予想できるんだけど、そこに行くまでが長いのが辛いところか。
ある中盤の事件でこの物語にストーリーが生まれます。
そして、その終焉は決してハッピーではないけど
現場で働く彼らの勇敢な行動に胸をうたれ涙腺を刺激される。
作られたフィクションではあるけど日常的事件が
日本のそれとまったく違い、いつ命を落とすかわからない怖さは
この映画を見て改めて思い知らされた感じですかね~。
【今週のツッコミ】
・冒頭、相棒のマイケル・ペーニャを無理やりカメラで紹介するが
それを拒むペーニャの演技がすごく自然で
ここからフェイクドキュメンタリーとして映画に入り込めた。
・警備巡回中に不審者をみつける嗅覚はさすがだし
そこからさらに隠された事件を嗅ぎつける本能はプロならでは。
・人身売買、複数の人体バラバラ事件など後半に行くほど
悪質化されていった。
中盤で彼らコンビを狙うスパニッシュ系ギャングの存在が
非常に不気味だった。
・州警察と連邦警察(FBI)の乗る車の違いに笑ってしまった。
FBIが黒のダッジチャージャー2台で突然現れた瞬間
『ワイルド・スピード5』の映画撮影かと思ってしまった(爆)
・FBIが密かに追っていた事件を彼らコンビが台無しに?(爆)
「オレ達ドジった?」このセリフいいね(笑)
・FBI捜査官の態度のデカさは他の映画と同じだったが
ココにCIAが被ってくればもっと笑えたんだが^^;
・“POI”劇中でテイラーが言うセリフのひとつを調べてみた。
意味はハワイのタロイモ使った料理と出たがたぶんこれではない^^;
・“バタフライ効果”「財布に入れておいたカードや紙切れの順番が
めちゃくちゃになってる!」と怒るテイラーが吐くセリフ。
これのどこがバタフライ効果に繋がるのか不明だった(笑)
・この映画は後味が悪い!この情報を聞いていたので
ラストでの展開は大凡覚悟はしていたものの辛かったです。
・しかし、最後の殉職警察の告別式に、、、お!いるやん^^
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監督:デヴィッド・エアー
脚本:デヴィッド・エアー
撮影:ローマン・ヴァシャノフ
音楽:デヴィッド・サーディ
出演:ジェイク・ギレンホール/マイケル・ペーニャ/アナ・ケンドリック
ナタリー・マルティネス/アメリカ・フェレーラ/フランク・グリロ
『エンド・オブ・ウォッチ』
なんつーか、人様の世間話って、聞いても面白くないもんですね~途中、眠気もきたし(苦笑)
ジェイクとペーニャはまさに警察官って感じでしたね。
気心知れた男ふたりが密室で語り合う内容って、概ねあんな感じなんでしょうね。
それにしてもラテン系な感のアチラさんは下ネタ多いですよね(笑)
ワタシはもっとシュールな笑いネタぶつけ合って欲しいと思うし
今流行りの“あるあるネタ”でもいいな~(爆)
ジェイクとペーニャで警察漫才やってくれたら最高です(笑)
後半クライマックスはずの進行があまりにテンポなし。
ありゃありゃ!ついうっかりご覧になったのですね(笑)
甘めで2点とは、やはり予想通りの大コケ映画のようで~。
テンポダメでしたか^^;
ワタシは予告編の時点でダメダメCGで行く気が失せました(笑)