評価:★★★★【4点】
上映時間98分の中にスピーディー且つスリリングな展開てんこ盛り。
◇
CIAの女性尋問官として活躍するアリス・ラシーンだったが、
パリのテロ事件で首謀者を尋問しながら犯行を阻止できずに
犠牲者を出してしまったことに責任を感じ、
上司ラッシュの説得にもかかわらず第一線から身を引いていた。
そんな中CIAは、英国でのバイオテロ計画の情報を掴み、
重要人物であるラティーフの拘束に成功する。
そしてその尋問役として再び呼び寄せられるアリスだったが…。
<allcinema>
◇
ちらし&ポスター、あらすじの印象からはB級テイスト満載だが
そう思って鑑賞すると意外に面白いことに嬉しくなる作品だ。
ここでまた新たな女性エージェントの誕生だ!
『アトミック・ブロンド』のシャーリーズ・セロンから始まり
『レッド・スパロー』のジェニファー・ローレンスときて
今度は本作のノオミ・ラパスである。
自身のスキルを鍛え上げる観点から言えば
この映画のノオミ・ラパスが頭一つ抜けているように思った。
男顔負けのぶっ飛び肉弾戦を繰り広げたシャーリーズや
シロウトからスパイ養成学校を出てハニートラップを習得した
ジェニファーもいいが、ノオミに与えられた役割は
研ぎ澄まされた動物的感と動きの速さであり彼女のガンアクションは
もしかしたら近年の女性戦士の中ではいちばんではないかと。
98分と短い上映時間の中にはまったく無駄なシーンがないため
最後までスリルとサスペンスに満ちた展開が持続する。
ヒロインの職種もCIA女性尋問官という、ちょっと聞きなれないモノで
またひとつ映画のなかで覚えた職業として今後のため記憶しておきたい。
【今週のツッコミ】
・決して美人枠には収まりそうもないノオミ・ラパスなのだが
彼女のストイックさは他の女優を寄せ付けない芯の強さがある。
・序盤でいちばん怪しい奴から消去法で探っていくと
結局はあの人物にたどり着いてしまうのは仕方がないこと^^;
・英国MI5のトニ・コレットがいい味出してました。
彼女が防弾ベストを着て最前線にいるのを初めて見た気がする。
マシンガンをぶっ放す姿に『シュガーラッシュ』のカルホーン軍曹と
被ってしまった。ブロンドショートヘアが良くお似合いです^^
・そのMI5とCIA幹部同士のケンカ腰のやりとりは見どころのひとつ(笑)
・このところ英国MI5がMI6に変わってよく登場するけどなにが違う?
MI5は英国内の諜報機関でMI6は国外専門の諜報機関だそう。
・尋問のスペシャリストのノオミが容疑者と対峙する最初のシーンで
相手のチョットしたスキもまったく見逃さない姿は
「モニタリング」のメンタリスト・DAIGOを彷彿させる(笑)
------------------------------------------------------------------
監督:マイケル・アプテッド
脚本:ピーター・オブライエン
音楽:スティーヴン・バートン
出演:ノオミ・ラパス/オーランド・ブルーム/トニ・コレット
『アンロック/陰謀のコード』
上映時間98分の中にスピーディー且つスリリングな展開てんこ盛り。
◇
CIAの女性尋問官として活躍するアリス・ラシーンだったが、
パリのテロ事件で首謀者を尋問しながら犯行を阻止できずに
犠牲者を出してしまったことに責任を感じ、
上司ラッシュの説得にもかかわらず第一線から身を引いていた。
そんな中CIAは、英国でのバイオテロ計画の情報を掴み、
重要人物であるラティーフの拘束に成功する。
そしてその尋問役として再び呼び寄せられるアリスだったが…。
<allcinema>
◇
ちらし&ポスター、あらすじの印象からはB級テイスト満載だが
そう思って鑑賞すると意外に面白いことに嬉しくなる作品だ。
ここでまた新たな女性エージェントの誕生だ!
『アトミック・ブロンド』のシャーリーズ・セロンから始まり
『レッド・スパロー』のジェニファー・ローレンスときて
今度は本作のノオミ・ラパスである。
自身のスキルを鍛え上げる観点から言えば
この映画のノオミ・ラパスが頭一つ抜けているように思った。
男顔負けのぶっ飛び肉弾戦を繰り広げたシャーリーズや
シロウトからスパイ養成学校を出てハニートラップを習得した
ジェニファーもいいが、ノオミに与えられた役割は
研ぎ澄まされた動物的感と動きの速さであり彼女のガンアクションは
もしかしたら近年の女性戦士の中ではいちばんではないかと。
98分と短い上映時間の中にはまったく無駄なシーンがないため
最後までスリルとサスペンスに満ちた展開が持続する。
ヒロインの職種もCIA女性尋問官という、ちょっと聞きなれないモノで
またひとつ映画のなかで覚えた職業として今後のため記憶しておきたい。
【今週のツッコミ】
・決して美人枠には収まりそうもないノオミ・ラパスなのだが
彼女のストイックさは他の女優を寄せ付けない芯の強さがある。
・序盤でいちばん怪しい奴から消去法で探っていくと
結局はあの人物にたどり着いてしまうのは仕方がないこと^^;
・英国MI5のトニ・コレットがいい味出してました。
彼女が防弾ベストを着て最前線にいるのを初めて見た気がする。
マシンガンをぶっ放す姿に『シュガーラッシュ』のカルホーン軍曹と
被ってしまった。ブロンドショートヘアが良くお似合いです^^
・そのMI5とCIA幹部同士のケンカ腰のやりとりは見どころのひとつ(笑)
・このところ英国MI5がMI6に変わってよく登場するけどなにが違う?
MI5は英国内の諜報機関でMI6は国外専門の諜報機関だそう。
・尋問のスペシャリストのノオミが容疑者と対峙する最初のシーンで
相手のチョットしたスキもまったく見逃さない姿は
「モニタリング」のメンタリスト・DAIGOを彷彿させる(笑)
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監督:マイケル・アプテッド
脚本:ピーター・オブライエン
音楽:スティーヴン・バートン
出演:ノオミ・ラパス/オーランド・ブルーム/トニ・コレット
『アンロック/陰謀のコード』
しかし、真犯人が・・・ゲス野郎で~(苦笑
てか最初からバレバレですよね(爆
期待してなかっただけに案外よかったという感じです。
ゲス野郎って(爆)
あのメンツで内通者が居るってことはどうみても奴だけしかいないですよね^^;
観て良かった~ありがとうございます。
あまり宣伝してなかったですがなかなかおもしろかったです。
ノオミのキャラも良かったですしぜひとも続編作ってほしいです。
そうだったんですね!嬉しいです(笑)
ワタシも初めはB級感満載だったので迷ってたんですが
映画サイトの評価が良かったんで行ってきました(笑)
ノオミのキャラよかったですね。続編観たいし、シリーズにしてもいいくらい。
私、コミュニティーセンターに来ていてノオミと知り合ったタクシードライバーの彼がとっても可哀そうで…一家の稼ぎ頭で幼子までいるのに桟橋で…
CIAなりMI5なり、誰か彼に補償金をたんまり出したんだろうな!?
と、余計なことが気になってしまったのデシタ。
情報屋は時に命の保証もままならないことを考えると
先に保証契約するべきですよね~
ワタシが情報機関の幹部なら彼と家族に生涯補償してあげたい。
(って生涯契約のイチローもすごいですよね^^)←何の話だ