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評価:★★★★【4点】
大人のおとぎ話は科学の力で証明できるか(え)
こういうのは証明させないところに意味があるのだろう^^
◇
1908年に生まれ、
21歳で結婚し、娘フレミングをもうけたアデライン・ボウマン。
結婚8年目に夫が亡くなり、その冬には、
今度はアデラインが自動車事故に遭い、
川に転落。低体温症で一度は心臓が止まるも、
突然の雷に打たれ、奇跡的に息を吹き返す。
すると不思議なことに、彼女の肉体は29歳のまま衰えなくなる。
やがて中年になると、周囲からも怪しまれるようになり、
身の危険を感じ始めた彼女は、10年ごとに名前と住居を変えるようになり、
それは今日まで続いていた。
その秘密を知るのは、娘のフレミングだけだった。
そんなある日、パーティで知り合ったハンサムな青年エリス・ジョーンズから
熱烈なアプローチを受けるアデラインだったが…。
<allcinema>
◇
永遠の秘密が、彼女にはあった。
100年の時を超えて見つけた真実の愛とは?
これは、数奇な運命をたどった女性の、現代のおとぎ話。
10月の目玉は本作と決めつけていたワタシ。
その期待は見事に叶えられ、とても満足できる一品となった。
さすがに『ベンジャミン・バトン/数奇な人生』と比べると酷だが
それでも一大叙事詩として上手くまとまっていたと思う。
三つの偶然が重なり29歳から歳を取らなくなってしまったヒロイン。
いや、正確には出生記録はあるから数値的に歳は重ねているが
見た目の老化が“そこから”でストップし不老不死となってしまう。
そのため、周囲からの疑惑が生じる前に別人となり住居を移す。
10年単位でそれを繰り返すマイルールを定めたのだった。
まあ、ある意味、本性を隠し架空の人物として任務に当たる
CIA特殊工作員のようではあるが(爆)
いつしか人生そのものが偽りだらけで疲れ切ったヒロインが
真実を唯一知る一人娘の助言を受け、遂に行動を起こす時が来る。
いや~ここは『アナ雪』の“Let It Go ありのままで”みたいだわ(笑)
いい映画だった!エンドロールの曲はもちろん
劇中音楽が心地よく、久しぶりに余韻に浸れたそんな作品でした。
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これ以降ネタバレに要注意!
【今週のツッコミ】
・いつまでも若く美しく輝くスターでありたいという願望を
みごとに完全否定してくれる説得力がこの映画にはある(爆)
・まったく老けないというのは自分だけ世の中に取り残される気分。
子供が自分よりも老けていき、先にあの世に行くのを見届けるって
この映画を観て改めて感じる不思議な感情^^;
・娘が自分より老婆になる演技ならエレン・バースティンしかいない。
『インターステラー』から同じような役って珍しい(笑)
・伴侶と共に老いていくっていうのがこんなにも素晴らしいことと
思い知らされるわな(爆)
・結婚40周年でも夫の過去の恋人のことで嫉妬する奥様。
これやられると本当に参る(ハリソンに同情)^^;
・とにかく本作のハリソン・フォードの演技は見事のひとこと!
心の揺れやら困惑、取り乱す一歩手前の抑えた演技は
オスカーに相当しないだろうか^^
・青年エリスの家族と遊んだトリビアゲームに優勝したアデライン。
そりゃあ、そうでしょうとも、その時代に生きていたんだから^^
・ラストの展開は細かい演出まで見事に的中させたワタシ(笑)
側頭部に一本の白髪を鏡で見つけるヒロイン(やったぜ!・爆)
・普通に生活できる環境になったのはいいが、今後街中で
下手に倒れたりして、誰かの善意でAEDで心肺蘇生された日には
再びその年齢でストップする可能性もあるかもしれない^^;
・その前に、アデライン氏の運転技術を見直した方が。。。^^;
・ありのままの自分をさらけ出す決意をしたアデライン。
そうなってくると、ややこしくなるのが恋人エリスの母、または
ハリソンの妻だ(笑)エリスは受け入れるだろうが
内心穏やかでない父とのライバル心^^;
・その辺りも含め、この家族のその後を是非とも続編で~(爆)
-------------------------------------------------------------
監督:リー・トランド・クリーガー
脚本:J・ミルズ・グッドロー/サルヴァドール・パスコヴィッツ
音楽:ロブ・シモンセン
出演:ブレイク・ライヴリー/ミキール・ハースマン/キャシー・ベイカー/
ハリソン・フォード/エレン・バースティン/
『アデライン、100年目の恋』
大人のおとぎ話は科学の力で証明できるか(え)
こういうのは証明させないところに意味があるのだろう^^
◇
1908年に生まれ、
21歳で結婚し、娘フレミングをもうけたアデライン・ボウマン。
結婚8年目に夫が亡くなり、その冬には、
今度はアデラインが自動車事故に遭い、
川に転落。低体温症で一度は心臓が止まるも、
突然の雷に打たれ、奇跡的に息を吹き返す。
すると不思議なことに、彼女の肉体は29歳のまま衰えなくなる。
やがて中年になると、周囲からも怪しまれるようになり、
身の危険を感じ始めた彼女は、10年ごとに名前と住居を変えるようになり、
それは今日まで続いていた。
その秘密を知るのは、娘のフレミングだけだった。
そんなある日、パーティで知り合ったハンサムな青年エリス・ジョーンズから
熱烈なアプローチを受けるアデラインだったが…。
<allcinema>
◇
永遠の秘密が、彼女にはあった。
100年の時を超えて見つけた真実の愛とは?
これは、数奇な運命をたどった女性の、現代のおとぎ話。
10月の目玉は本作と決めつけていたワタシ。
その期待は見事に叶えられ、とても満足できる一品となった。
さすがに『ベンジャミン・バトン/数奇な人生』と比べると酷だが
それでも一大叙事詩として上手くまとまっていたと思う。
三つの偶然が重なり29歳から歳を取らなくなってしまったヒロイン。
いや、正確には出生記録はあるから数値的に歳は重ねているが
見た目の老化が“そこから”でストップし不老不死となってしまう。
そのため、周囲からの疑惑が生じる前に別人となり住居を移す。
10年単位でそれを繰り返すマイルールを定めたのだった。
まあ、ある意味、本性を隠し架空の人物として任務に当たる
CIA特殊工作員のようではあるが(爆)
いつしか人生そのものが偽りだらけで疲れ切ったヒロインが
真実を唯一知る一人娘の助言を受け、遂に行動を起こす時が来る。
いや~ここは『アナ雪』の“Let It Go ありのままで”みたいだわ(笑)
いい映画だった!エンドロールの曲はもちろん
劇中音楽が心地よく、久しぶりに余韻に浸れたそんな作品でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/96/d66a26147729a6763f9194c04a09aca2.jpg)
これ以降ネタバレに要注意!
【今週のツッコミ】
・いつまでも若く美しく輝くスターでありたいという願望を
みごとに完全否定してくれる説得力がこの映画にはある(爆)
・まったく老けないというのは自分だけ世の中に取り残される気分。
子供が自分よりも老けていき、先にあの世に行くのを見届けるって
この映画を観て改めて感じる不思議な感情^^;
・娘が自分より老婆になる演技ならエレン・バースティンしかいない。
『インターステラー』から同じような役って珍しい(笑)
・伴侶と共に老いていくっていうのがこんなにも素晴らしいことと
思い知らされるわな(爆)
・結婚40周年でも夫の過去の恋人のことで嫉妬する奥様。
これやられると本当に参る(ハリソンに同情)^^;
・とにかく本作のハリソン・フォードの演技は見事のひとこと!
心の揺れやら困惑、取り乱す一歩手前の抑えた演技は
オスカーに相当しないだろうか^^
・青年エリスの家族と遊んだトリビアゲームに優勝したアデライン。
そりゃあ、そうでしょうとも、その時代に生きていたんだから^^
・ラストの展開は細かい演出まで見事に的中させたワタシ(笑)
側頭部に一本の白髪を鏡で見つけるヒロイン(やったぜ!・爆)
・普通に生活できる環境になったのはいいが、今後街中で
下手に倒れたりして、誰かの善意でAEDで心肺蘇生された日には
再びその年齢でストップする可能性もあるかもしれない^^;
・その前に、アデライン氏の運転技術を見直した方が。。。^^;
・ありのままの自分をさらけ出す決意をしたアデライン。
そうなってくると、ややこしくなるのが恋人エリスの母、または
ハリソンの妻だ(笑)エリスは受け入れるだろうが
内心穏やかでない父とのライバル心^^;
・その辺りも含め、この家族のその後を是非とも続編で~(爆)
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監督:リー・トランド・クリーガー
脚本:J・ミルズ・グッドロー/サルヴァドール・パスコヴィッツ
音楽:ロブ・シモンセン
出演:ブレイク・ライヴリー/ミキール・ハースマン/キャシー・ベイカー/
ハリソン・フォード/エレン・バースティン/
『アデライン、100年目の恋』
伏線が回収されたし、ラブストーリーにはハッピーエンドを求める私が・・!
コレはなんだかなあ~の作品でしたわ
いろいろあるけど、結局は
キャストも、キャラ的にも好みの人物がいなかった所為かも(爆)
>ややこしくなるのが恋人エリスの母、または
ハリソンの妻だ
それそれ、ぃやだわ~~
ワタシは、こういう大人のおとぎ話が好きなんだと初めて自覚しました(笑)
「ベンジャミン・バトン」のような暗くなるラストでなかったのが良かったです。
ハリソンの妻からすれば夫の元カノですもんね^^;
あそこは気が付いても黙っておいて、互いのアイコンタクトだけにしておくべきと思ったけど
正直に話した方がいいのかな~難しい(笑)
これ、もしかしたら、拙ブログ・年末のトップ10に何かしらの形で
本作の選出もありそうな雰囲気です(爆)