
評価:★★★[3/5]
いいんだけど、何かが足りない・・・
それは何だろう?。とりあえず、そう感じた部分をココに。
地味で平凡な地下鉄職員に扮するために
11キロもの増量で役作りをしたという主演の
デンゼル・ワシントン(ウォルター・ガーバー役)ですが、
その風貌は、どうみてもニューヨーク市警察か
FBI捜査官という威圧感が漂っているように感じた。
犯人側との無線交渉などは
初めての体験とは思えないような流暢な話し方でしたね(笑)
この辺りは、ガーバーの過去の汚点といわれる
収賄容疑での左遷が彼を逞しくしたのかもしれないが。
終盤でのダッジラム(?)を奪ってのカーチェイスからの流れには
「あなた、本当に地下鉄職員?」と言いたくなりましたから(爆)
オープニングとガーバーを輸送するシーンで使われてた
ストップモーションや低速撮影によるコマ飛び風映像(?)
良く使われる超高速撮影だと超スロー映像になるのですが
今回は、その逆の手法とでも言うのでしょうか?
ニューヨークの地下鉄の雑騒という意味では
その映像処理の仕方は雰囲気的はそう見えるかなと・・・。
まあ、これはこれで、アリなのかもしれないが
ワタシ的にはどうにも好きになれない代物だった。
しかし、音響に関しては、なかなか良いじゃん!と言えるかな。と。
犯人の主犯格ライダーの要求の意図するものが
結局、何だったのかがイマイチ分かりにくかった。
どちらかというと犯人グループのひとり
レイモス(ルイス・ガスマン)の人生の方が興味深々だった。
簡単にネット配信されるもんなんですね~。
あのIP電話が全然活用されなかったのは何故でしょう。
この辺りの脚本をもう少し真剣に練られていれば
もっとスリリングな展開になっていたように思われる。
例えばダイアン・レインの『ブラックサイト』みたいな(←微妙?)
配置に付いたのは、ニューヨーク市警の狙撃部隊なのかな?
あのユニフォームの変更は必須でしょうね。
それと、狙撃に関してなら是非ともバリー・ペッパーで。
ドブネズミ一匹のせいで人生を終わらせたくないもの(爆)
鼻孔拡張テープを付けたマルタに似たレイモス様、アーメン。
もうひとつ、例の物を時間内に確実に届ける手段として
選んだ交通手段ですが、本作のもっとも可笑しな部分がこれです。
観てる方からすれば迫力があって良いんですが
いかにもワザとらしい、その演出には失笑の連続だった。
バイク隊が、頑張れば頑張るほどアホっぽく見えて仕方なかった(笑)
元・証券マンと推理した市長のいやらしさもお見事(笑)
この市長、他にも「なぜヘリを使わない!」とか
なかなかのキレ者と感じさせる台詞の数々だったが。
市民のことよりも自分のことの方が可愛いと云う典型的な
嫌われ人間。
だがしかし、年収1ドル、税抜き85セントのことを思うと
ほとんど、いや、完全なボランティア職ですね。
いくら名誉職といわれても、ワタクシには無理です!
【もしも・・・】
・もしかしたら、この登場人物すべてをシャッフルして
見直した場合、実はライダー一味は5人だったという説も
ワタシのなかでは十分ゆるせる範囲であったかもしれない(笑)
ということで『トレーニング・デイ』の続編に設定したら
ある意味、ウケるかも知れないと思ったワタシです。
・マルタ似のレイモスのスピンアウトって企画はないのでしょうか。
似たような作品として『紅の豚』は言い過ぎ!?^^;
------------------------------------------------------
監督:トニー・スコット
脚本:ブライアン・ヘルゲランド
撮影:トビアス・シュリッスラー
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演:デンゼル・ワシントン/ジョン・トラヴォルタ/ジョン・タートゥーロ/
ルイス・ガスマン/ジェームズ・ガンドルフィーニ/
『サブウェイ123 激突』
いいんだけど、何かが足りない・・・
それは何だろう?。とりあえず、そう感じた部分をココに。
地味で平凡な地下鉄職員に扮するために
11キロもの増量で役作りをしたという主演の
デンゼル・ワシントン(ウォルター・ガーバー役)ですが、
その風貌は、どうみてもニューヨーク市警察か
FBI捜査官という威圧感が漂っているように感じた。
犯人側との無線交渉などは
初めての体験とは思えないような流暢な話し方でしたね(笑)
この辺りは、ガーバーの過去の汚点といわれる
収賄容疑での左遷が彼を逞しくしたのかもしれないが。
終盤でのダッジラム(?)を奪ってのカーチェイスからの流れには
「あなた、本当に地下鉄職員?」と言いたくなりましたから(爆)
オープニングとガーバーを輸送するシーンで使われてた
ストップモーションや低速撮影によるコマ飛び風映像(?)
良く使われる超高速撮影だと超スロー映像になるのですが
今回は、その逆の手法とでも言うのでしょうか?
ニューヨークの地下鉄の雑騒という意味では
その映像処理の仕方は雰囲気的はそう見えるかなと・・・。
まあ、これはこれで、アリなのかもしれないが
ワタシ的にはどうにも好きになれない代物だった。
しかし、音響に関しては、なかなか良いじゃん!と言えるかな。と。
犯人の主犯格ライダーの要求の意図するものが
結局、何だったのかがイマイチ分かりにくかった。
どちらかというと犯人グループのひとり
レイモス(ルイス・ガスマン)の人生の方が興味深々だった。
簡単にネット配信されるもんなんですね~。
あのIP電話が全然活用されなかったのは何故でしょう。
この辺りの脚本をもう少し真剣に練られていれば
もっとスリリングな展開になっていたように思われる。
例えばダイアン・レインの『ブラックサイト』みたいな(←微妙?)
配置に付いたのは、ニューヨーク市警の狙撃部隊なのかな?
あのユニフォームの変更は必須でしょうね。
それと、狙撃に関してなら是非ともバリー・ペッパーで。
ドブネズミ一匹のせいで人生を終わらせたくないもの(爆)
鼻孔拡張テープを付けたマルタに似たレイモス様、アーメン。
もうひとつ、例の物を時間内に確実に届ける手段として
選んだ交通手段ですが、本作のもっとも可笑しな部分がこれです。
観てる方からすれば迫力があって良いんですが
いかにもワザとらしい、その演出には失笑の連続だった。
バイク隊が、頑張れば頑張るほどアホっぽく見えて仕方なかった(笑)
元・証券マンと推理した市長のいやらしさもお見事(笑)
この市長、他にも「なぜヘリを使わない!」とか
なかなかのキレ者と感じさせる台詞の数々だったが。
市民のことよりも自分のことの方が可愛いと云う典型的な
嫌われ人間。
だがしかし、年収1ドル、税抜き85セントのことを思うと
ほとんど、いや、完全なボランティア職ですね。
いくら名誉職といわれても、ワタクシには無理です!
【もしも・・・】
・もしかしたら、この登場人物すべてをシャッフルして
見直した場合、実はライダー一味は5人だったという説も
ワタシのなかでは十分ゆるせる範囲であったかもしれない(笑)
ということで『トレーニング・デイ』の続編に設定したら
ある意味、ウケるかも知れないと思ったワタシです。
・マルタ似のレイモスのスピンアウトって企画はないのでしょうか。
似たような作品として『紅の豚』は言い過ぎ!?^^;
------------------------------------------------------
監督:トニー・スコット
脚本:ブライアン・ヘルゲランド
撮影:トビアス・シュリッスラー
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演:デンゼル・ワシントン/ジョン・トラヴォルタ/ジョン・タートゥーロ/
ルイス・ガスマン/ジェームズ・ガンドルフィーニ/
『サブウェイ123 激突』
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*
私もあの映像処理は好きではなかったなぁ。。。
デンゼル・ワシントンは元々ガタイ(骨格)が良いので
太ると妙な風格が出てしまいますよね。^^
平凡な地下鉄職員には見えなかったですね。。。
>例えばダイアン・レインの『ブラックサイト』みたいな(←微妙?)
微妙な気もするけど(^-^;
『ブラックサイト』のほうが緊迫感はあったかも?
橋の上での攻防は、あれは絶対に元プロの仕事ぶりですよね。
普通、銃など持ったことのない人間は
相手に構えたときに手元が震えるくらい緊張するものです(←言い切ったが本当か?)
ワタクシ、ガーバーの紺色のブルゾンの背中には
絶対に“NYPD”と刺繍してあると思い、覗きこんで観てましたから(笑)
>微妙な気もするけど(^-^;
やっぱり?^^;
そうなんですよね。
私も役作りの為に太るほどのことでもないじゃない?!と。
あと、最後まで二人が顔を合わせない方が良かったのかも~ガーバーが地上に行ってから少しトーンダウンしちゃいました。
itukaさんもガーバーのように、袋を提げて帰宅するお姿想像(爆)
無線交信のみで信頼関係が芽生えたという『ダイハード』も良かったですが
本作のように、犯人と一般人というのは前例がないので良いですね~^^
あ!別に仲良くならなくてもいいのか(汗)
袋を提げて帰宅するのはいつものことです(爆)ヾ(-д-;)ぉぃぉぃ
あの妻の言う、牛乳パックのLサイズが何リットルなのかが気になるトコロです(笑)
現在に時を移したIP電話の活用と犯人たちの最後は、もう一ひねり欲しかったですね。
でも、itukaと同じくiina評も★★★[3/5]で、それも天秤は良かった方です。
映画はたのしむに限ります。
ひとつだけ、IP電話の件だけは今どきのアイテムだけに
もっと上手く活かして欲しかったのが残念でなりません^^;
とりあえず、観ておいて悪くはない作品ということで
トニスコ監督に大外れなし!という作品と受け止めておきたいです。
ちょっと期待してます。
トラさんの首筋(?)のタトゥーがなんかリアルな悪党っぽくて良いですね。
どうせなら「激突!」とスピルロックぽく(←誰?)びっくりをつけるとか
「DEKITOTSU」などとセガールぽく表記して頂きたかった(=^_^=)
トラさんはカッコ良かったです!
このひと、こういう悪党がよ~くお似合いでグッドでした^^
チョコボール兄さんの方は、スキンヘッドに口ひげ、眼鏡という
こちらもなかなか似合ってて、54歳同士ですが
ふたりともセクシーだったと思います。
副題の激突は後付けだったらしいですね。
試写の時は無かったと云うご意見がありました^^
ワタシとしては激突の後に「空挺部隊の指輪」なんか楽しいと思いました。
(↑意味不明?)^^
期待して観賞したのですが、
完全に寝てしまいました。
仕事の疲れなのか…それとも。
レンタル時にもう一度観賞してみる予定です。
周りの評価も若干低いような…
今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
とりあえず、見過ごした部分だけでもレンタルで鑑賞してみてくださいね。
ワタシも、部分的に瞼が下がりそうになりましたから^^
ウィッグを取ったトラボルタは本作から悪役に覚醒していく勢いでしたよ。
次回作ではスキンヘッドになってますし^^