評価:★★★★[4/5]
これは凄い!!!
初めてブルース・リーを観たときの衝撃に近いものがあった。
そして、初めて観たジャッキー映画のスタントに
ド肝を抜かれた衝撃と、今回のアクションと3回目の衝撃だ。
◇
アクションの映像を観ただけで、同じ技を習得できる
人並外れた能力を持っている美少女ゼン(ジージャー)は、
最愛の母が末期の白血病に侵されていることを知る。
ゼンは母からすべてを奪ったマフィアに復讐するため、
自ら体を張って抗争に身を投じるが、
そこで生き別れになっていた父マサシ(阿部寛)と再会を果たし……。
<シネマトゥディ>
◇
アクション映画界のニューヒロイン誕生の瞬間がココにある。
主演の少女は、か細い身体に似合わず動くムエタイアクションは
本物の格闘家だと思えるようなスピード感だ。
格闘シーンは見とれてしまうほどしなやかで美しいのである。
この子、現に10年ほど前の14歳のときに、既にテコンドーの
インストラクターをしていたという逸材だったのだ。
プラッチャヤー・ピンゲーオ監督は、
『マッハ!!!!!』『トム・ヤム・クン!』の次に出す
タイ発信のアクション映画のヒロインのオーディションで
他の子より異彩を放っていた彼女を選出し、
4年の歳月を掛け、アクションの特訓をさせたらしい。
そういった英才教育のおかげで本作に於ける
一連のキック攻撃の連続動作と芸術的跳躍力をカット割りなしに
こなしてしまう運動能力が備わったのでしょうね。
この映画のドラマは、少女のニューアクションを
撮るためだけに用意されたといっても過言でないかもね。
それくらい、アクションが素晴らしく本物の迫力に圧倒されるばかり。
予告編ではブルース・リーもどきの
怪鳥音を発しているが、本編ではそんなには発してない。
むしろ「ウッ!」とか「ハッ!」という
腹式呼吸法に似ている感じだった。
そういった少女のアクションも凄いが
本作の凄さは敵役のスタントマンたちも命がけだった。
最大のクライマックスは終盤のビルの側壁でのアクションだ。
ビルの看板を使い、道路を隔てた鉄道の高架も使っての
ジャッキー映画ばりの強烈アクションが展開され
ビルから実際に落下するスタントマンが気になって仕方なかった。
本作のエンドロールで流れるNGシーンには
観ているこちら側が痛くてたまらないほどだ^^;
意外と地味なシーンこそNGが多く、怪我をするものだと思えた。
とにかく、この少女のアクションシーンだけでも
観賞することをお薦めしたいですね^^
-----------------------------------------------------
監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ
脚本:チューキアット・サックヴィーラクル
撮影:デーチャー・スリマントラ
音楽:?
出演:ジージャー/阿部寛/アマラー・シリポン/ポンパット・ワチラバンジョン
『チョコレート・ファイター』
これは凄い!!!
初めてブルース・リーを観たときの衝撃に近いものがあった。
そして、初めて観たジャッキー映画のスタントに
ド肝を抜かれた衝撃と、今回のアクションと3回目の衝撃だ。
◇
アクションの映像を観ただけで、同じ技を習得できる
人並外れた能力を持っている美少女ゼン(ジージャー)は、
最愛の母が末期の白血病に侵されていることを知る。
ゼンは母からすべてを奪ったマフィアに復讐するため、
自ら体を張って抗争に身を投じるが、
そこで生き別れになっていた父マサシ(阿部寛)と再会を果たし……。
<シネマトゥディ>
◇
アクション映画界のニューヒロイン誕生の瞬間がココにある。
主演の少女は、か細い身体に似合わず動くムエタイアクションは
本物の格闘家だと思えるようなスピード感だ。
格闘シーンは見とれてしまうほどしなやかで美しいのである。
この子、現に10年ほど前の14歳のときに、既にテコンドーの
インストラクターをしていたという逸材だったのだ。
プラッチャヤー・ピンゲーオ監督は、
『マッハ!!!!!』『トム・ヤム・クン!』の次に出す
タイ発信のアクション映画のヒロインのオーディションで
他の子より異彩を放っていた彼女を選出し、
4年の歳月を掛け、アクションの特訓をさせたらしい。
そういった英才教育のおかげで本作に於ける
一連のキック攻撃の連続動作と芸術的跳躍力をカット割りなしに
こなしてしまう運動能力が備わったのでしょうね。
この映画のドラマは、少女のニューアクションを
撮るためだけに用意されたといっても過言でないかもね。
それくらい、アクションが素晴らしく本物の迫力に圧倒されるばかり。
予告編ではブルース・リーもどきの
怪鳥音を発しているが、本編ではそんなには発してない。
むしろ「ウッ!」とか「ハッ!」という
腹式呼吸法に似ている感じだった。
そういった少女のアクションも凄いが
本作の凄さは敵役のスタントマンたちも命がけだった。
最大のクライマックスは終盤のビルの側壁でのアクションだ。
ビルの看板を使い、道路を隔てた鉄道の高架も使っての
ジャッキー映画ばりの強烈アクションが展開され
ビルから実際に落下するスタントマンが気になって仕方なかった。
本作のエンドロールで流れるNGシーンには
観ているこちら側が痛くてたまらないほどだ^^;
意外と地味なシーンこそNGが多く、怪我をするものだと思えた。
とにかく、この少女のアクションシーンだけでも
観賞することをお薦めしたいですね^^
-----------------------------------------------------
監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ
脚本:チューキアット・サックヴィーラクル
撮影:デーチャー・スリマントラ
音楽:?
出演:ジージャー/阿部寛/アマラー・シリポン/ポンパット・ワチラバンジョン
『チョコレート・ファイター』
しかもブルース・リーやジャッキーは青年男性ですが、彼女は見た目少女ですからね。ぶったまげました。
本物のアクションを久しぶりに観て興奮冷めやらなかったです!
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*
特にビルの側壁でのアクションは私も観ていてヒヤヒヤしたし、
とても心配になりました・・・。
スタントマンも生身の人間なので、命がけのアクションですね。
そうなんですよね~
名前もジージャーというなんとも可愛らしい感じで
大の大人をバッタバッタと倒して行く爽快感は、
これぞ映画!って感じで気持ち良かったですよ^^
落下スタントは香港映画の十八番だったのに
最近ではタイ映画の方がもの凄いですよね。
CGやワイヤーは、よく見れば見破れますけど
本物はやっぱり迫力が違いますよね^^
こういう映画が存在するからこそスタントマンも失業に追いやられないのでしょう^^
そうなんですよ~
公式サイトで公開劇場をチェックしたら、愛知ではピカデリーのみ。
でも、やってて良かった~って感じでしたよ。
本作は全国でも10館もないんじゃないかというくらい少ないですよね^^
阿部寛との対決シーンが楽しみです☆(←あるのか?)
>恋愛ものじゃ、なさそですね(=^_^=)
いちおう、幼馴染の男の子がいつも傍に寄り添ってますけどね^^;
>阿部寛との対決シーンが楽しみです☆(←あるのか?)
いや~、これは見たかったかもしれません^^
阿部ちゃんは、オファーが来た時には尻ごみしたそうです(笑)
「ぼ、ぼくはアクション得意じゃないですよ・・」って
こういう映画でワクワクしちゃったから、
次の『ハイキック・ガール』という邦画も気になってます^^
http://www.highkick-girl.com/
名古屋はスターキャットグループで公開予定とあったが、まだみたい。
http://www.eigaya.com/schedule/
>名古屋はスターキャットグループで公開予定とあったが、まだみたい。
そうなんですよね。
スターキャットといえば愛知ではココしかないですよね。
それにしても公式サイトの情報自体少なすぎます^^;
ワタシの予想では8月くらいかな~^^