
評価★★★★【4点】
異色の戦争映画、あるいはホラー映画なのか。
◆
連合軍によるノルマンディー上陸作戦が開始された直後、
第101空挺師団が極秘任務を帯び、
ドイツに占領されたフランスのとある小村を目指していた。
目的は村にある教会の電波塔を破壊すること。
しかし待ち受けるドイツ軍の激しい攻撃に遭い、
輸送機は次々と撃墜されてしまう。
そんな中、かろうじて降下に成功したエド・ボイス二等兵は、
作戦の指揮をとるフォード伍長とともに教会を目指す。
その道中でクロエという女性と出会い、村人たちが
ナチスにより教会へ連行されていると知らされるのだった。
<allcinema>
◆
あのJ・J・エイブラムスの名が表記されているから
そこに食指を動かされたことは間違いないが
出演してる俳優を見ても誰一人知らないことへの不安は
正直あった。
エイブラムスの戦争映画で、しかも第二次世界大戦という
ローテク戦争に違和感を覚えつつも冒頭からの10分間は
さすがはエイブラムス、その迫力はすごいのひと言。
ノルマンディ上陸作戦前夜、落下傘部隊による極秘任務は
ドイツ軍の怒涛の対空砲火により大半の部隊を失ってしまう。
生き残った僅か5人の小隊でナチスの心臓部へ向かうことに。
そこで彼らを待ち受けていた信じられない光景こそ
この映画のテーマであり、戦争映画でありながら
ホラー映画へと昇華させるテクニックは見ごたえ十分だ。
過去映画『武器人間』(2013)をまだ観てない方は
なんだこれは!?となること間違いなし。
◆
『今週のツッコミ』
・5人の小隊を引っ張るフォード伍長役のワイアット・ラッセル。
このひとジェイソン・クラークとマシュー・マコノヒーを
シャッフルして半分に割ったようなイケメン君だった。
・カート・ラッセルの息子だからイケメンか。
・主人公の黒人青年のキャラのせいか『ゲットアウト』の
あの異様な雰囲気が似てると感じた。
・ナチス占領下にいたヒロインが意外に戦士だった。
・ナチスの心臓部である要塞の親衛隊40人って少なすぎ。
・千年帝国を本気で考えると、そういう発想になるのね。
・銃撃戦の間に飛び出す少年ポールを助けた兵士。
これはもう王道であるから次の展開丸分かり^^;
・ラストだけのワンシーンにでてきた米軍将校見て
Netflixオリジナルドラマ『グリッチ』の主人公だ!
作品の雰囲気が似ているから馴染んでました(笑)
------------------------------------------------------
監督:ジュリアス・エイヴァリー
脚本:ビリー・レイ/マーク・L・スミス
音楽:ジェド・カーゼル
出演:ジョヴァン・アデポ/ワイアット・ラッセル/マチルド・オリヴィエ
『オーヴァーロード』
異色の戦争映画、あるいはホラー映画なのか。
◆
連合軍によるノルマンディー上陸作戦が開始された直後、
第101空挺師団が極秘任務を帯び、
ドイツに占領されたフランスのとある小村を目指していた。
目的は村にある教会の電波塔を破壊すること。
しかし待ち受けるドイツ軍の激しい攻撃に遭い、
輸送機は次々と撃墜されてしまう。
そんな中、かろうじて降下に成功したエド・ボイス二等兵は、
作戦の指揮をとるフォード伍長とともに教会を目指す。
その道中でクロエという女性と出会い、村人たちが
ナチスにより教会へ連行されていると知らされるのだった。
<allcinema>
◆
あのJ・J・エイブラムスの名が表記されているから
そこに食指を動かされたことは間違いないが
出演してる俳優を見ても誰一人知らないことへの不安は
正直あった。
エイブラムスの戦争映画で、しかも第二次世界大戦という
ローテク戦争に違和感を覚えつつも冒頭からの10分間は
さすがはエイブラムス、その迫力はすごいのひと言。
ノルマンディ上陸作戦前夜、落下傘部隊による極秘任務は
ドイツ軍の怒涛の対空砲火により大半の部隊を失ってしまう。
生き残った僅か5人の小隊でナチスの心臓部へ向かうことに。
そこで彼らを待ち受けていた信じられない光景こそ
この映画のテーマであり、戦争映画でありながら
ホラー映画へと昇華させるテクニックは見ごたえ十分だ。
過去映画『武器人間』(2013)をまだ観てない方は
なんだこれは!?となること間違いなし。
◆
『今週のツッコミ』
・5人の小隊を引っ張るフォード伍長役のワイアット・ラッセル。
このひとジェイソン・クラークとマシュー・マコノヒーを
シャッフルして半分に割ったようなイケメン君だった。
・カート・ラッセルの息子だからイケメンか。
・主人公の黒人青年のキャラのせいか『ゲットアウト』の
あの異様な雰囲気が似てると感じた。
・ナチス占領下にいたヒロインが意外に戦士だった。
・ナチスの心臓部である要塞の親衛隊40人って少なすぎ。
・千年帝国を本気で考えると、そういう発想になるのね。
・銃撃戦の間に飛び出す少年ポールを助けた兵士。
これはもう王道であるから次の展開丸分かり^^;
・ラストだけのワンシーンにでてきた米軍将校見て
Netflixオリジナルドラマ『グリッチ』の主人公だ!
作品の雰囲気が似ているから馴染んでました(笑)
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監督:ジュリアス・エイヴァリー
脚本:ビリー・レイ/マーク・L・スミス
音楽:ジェド・カーゼル
出演:ジョヴァン・アデポ/ワイアット・ラッセル/マチルド・オリヴィエ
『オーヴァーロード』
ヒロインがカッコよかったですねー
無名の俳優さんを起用しているのも良かったと思います。
こういう時代の戦争映画を製作するのは意外でした。
でも、なかなか面白かったです。
そうそう!あのヒロインが意外にカッコよかったですね。
地元TOHOは普通なら絶対上映しない作品を持ってきたということで
チョット期待値上がってました(笑)
ワイアット・ラッセルは、なんとなく見たことあるような顔と思いましたが、父親と母親の面影が混じっているせいだったのかもしれません。
ワタシは何も考えたくないときはホラーがいちばんと思っています(笑)
ワイアット・ラッセルはまだ若くイケメンなので今後の活躍に期待したいです。