
評価★★★☆【3.5点】
一作と二作の焼き直しで、どこにも目新しさがない。
◆
メキシコシティの自動車工場で働く21歳の女性ダニーは、
未来からやって来たターミネーター“REV-9”の突然の襲撃に遭う。
絶体絶命の窮地を、
今度は未来から送り込まれた強化型兵士のグレースが救う。
それでも執拗に迫ってくるREV-9にグレースが手を焼いていると、
どこからともなく伝説の女戦士サラ・コナーが現われ、
REV-9を撃退する。
グレースによると、ダニーの命には人類の未来がかかっているという。
やがてダニー、グレースと行動をともにするサラの前に、
かつて溶鉱炉で消滅したはずの旧型ターミネーター
“T-800”が姿を現わすが…。
<allcinema>
◆
【以降ネタバレあります。要注意!】
正統シリーズを謳い文句に登場してきた本作は
これといった目新しさもなく、いたって平凡な作品だった。
ということで、こういうストーリーなら
今後も似たような展開にすれば何作も作れそうだが
さすがにそれではファンとして納得しない。
カイルがグレースに代わり(後にジョンのお役目も)
サラがダニーに、そしてT-1000がREV-9となっているだけ。
最後のシーンなんて、第一作のラストまんまじゃん、みたいな。
じゃあ、どこにも見どころはなかったのかというと
そうでもなく、サラ・コナーの登場シーンだけは鳥肌が立った。
あ、もうひとつあったわ!
冒頭のシーンこそ、正統シリーズと確信する思い切った展開に。
これがあったから、三作目以降の『ターミネーター3』からは
もはや、完全な海賊版に成り下がったことは否めない。
◆
【今週のツッコミ】
・『ターミネーター4』がそこそこよかっただけに
完全否定されたサム・ワーシントンとクリスチャン・ベールに
哀悼の意を表したい(←おいこら)
・実は途中で何度も睡魔に襲われてしまったワタシ。
REV-9新型ターミネーターのあまりのしつこさに参ったわ。
・正統な前作(笑)溶解炉に入っていったけど復活できた
T-800の説明はワタシが眠っている間にあったのでしょうか。
・未来からやってきたグレースがせめてREV-9の弱点知ってないと
いつまでも続く攻撃に飽きてしまうだけ。
・冒頭シーンは『ジェミニマン』のような最新VFXで
サラ・コナーとT-800&ジョン・コナーを再現したのかな。
・本作のサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)おばあちゃんって
何者?と思ってる人に言いたい。
第一作の彼女がどれだけ、か弱く綺麗だったかを(笑)
・ジョンを殺してしまう展開こそびっくりしたわ。
・これでは第一作のカールじゃなくてカイル・リースの任務が
あるはずもないことにならないか。
・北米では予想以下の興行収入だったらしい。
全米映画批評家の採点が不思議と悪くないのは映画界の
キング(J・キャメロン)を恐れてのことじゃないよね^^;
---------------------------------------------------------------------
監督:ティム・ミラー
脚本:デヴィッド・ゴイヤー/ジャスティン・ローズ/ビリー・レイ
音楽:
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/リンダ・ハミルトン/マッケンジー・デイヴィス
『ターミネーター:ニュー・フェイト』
一作と二作の焼き直しで、どこにも目新しさがない。
◆
メキシコシティの自動車工場で働く21歳の女性ダニーは、
未来からやって来たターミネーター“REV-9”の突然の襲撃に遭う。
絶体絶命の窮地を、
今度は未来から送り込まれた強化型兵士のグレースが救う。
それでも執拗に迫ってくるREV-9にグレースが手を焼いていると、
どこからともなく伝説の女戦士サラ・コナーが現われ、
REV-9を撃退する。
グレースによると、ダニーの命には人類の未来がかかっているという。
やがてダニー、グレースと行動をともにするサラの前に、
かつて溶鉱炉で消滅したはずの旧型ターミネーター
“T-800”が姿を現わすが…。
<allcinema>
◆
【以降ネタバレあります。要注意!】
正統シリーズを謳い文句に登場してきた本作は
これといった目新しさもなく、いたって平凡な作品だった。
ということで、こういうストーリーなら
今後も似たような展開にすれば何作も作れそうだが
さすがにそれではファンとして納得しない。
カイルがグレースに代わり(後にジョンのお役目も)
サラがダニーに、そしてT-1000がREV-9となっているだけ。
最後のシーンなんて、第一作のラストまんまじゃん、みたいな。
じゃあ、どこにも見どころはなかったのかというと
そうでもなく、サラ・コナーの登場シーンだけは鳥肌が立った。
あ、もうひとつあったわ!
冒頭のシーンこそ、正統シリーズと確信する思い切った展開に。
これがあったから、三作目以降の『ターミネーター3』からは
もはや、完全な海賊版に成り下がったことは否めない。
◆
【今週のツッコミ】
・『ターミネーター4』がそこそこよかっただけに
完全否定されたサム・ワーシントンとクリスチャン・ベールに
哀悼の意を表したい(←おいこら)
・実は途中で何度も睡魔に襲われてしまったワタシ。
REV-9新型ターミネーターのあまりのしつこさに参ったわ。
・正統な前作(笑)溶解炉に入っていったけど復活できた
T-800の説明はワタシが眠っている間にあったのでしょうか。
・未来からやってきたグレースがせめてREV-9の弱点知ってないと
いつまでも続く攻撃に飽きてしまうだけ。
・冒頭シーンは『ジェミニマン』のような最新VFXで
サラ・コナーとT-800&ジョン・コナーを再現したのかな。
・本作のサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)おばあちゃんって
何者?と思ってる人に言いたい。
第一作の彼女がどれだけ、か弱く綺麗だったかを(笑)
・ジョンを殺してしまう展開こそびっくりしたわ。
・これでは第一作のカールじゃなくてカイル・リースの任務が
あるはずもないことにならないか。
・北米では予想以下の興行収入だったらしい。
全米映画批評家の採点が不思議と悪くないのは映画界の
キング(J・キャメロン)を恐れてのことじゃないよね^^;
---------------------------------------------------------------------
監督:ティム・ミラー
脚本:デヴィッド・ゴイヤー/ジャスティン・ローズ/ビリー・レイ
音楽:
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/リンダ・ハミルトン/マッケンジー・デイヴィス
『ターミネーター:ニュー・フェイト』
どうもこれまでの続編すべてを見てみると、そのどれもが興行的に失敗だったようです。
続編の中でワタシの一押しの『T4』も興行収入は散々だったみたいです。
しかも、内容に関して出てないシュワちゃんが「ひどいストーリー」とも言われてますし^^;
こうしてみると、本作は製作費は回収できそうですがファンからはストーリーは概ね0納得できてないようです。
本作、どこかの記事で読んだんですが、ファーロングくん本人が一番納得してないみたいです(笑)
「オレを殺すって、そりゃあないよ」みたいな^^;
あんな冒頭ワンシーンだけじゃギャラも少なかったようです。
ちなみに、冒頭シーンは今の大人のファーロングくんが演じていて、それをVFXで加工したらしいです。
やっと観てきましたのでお伺いいたします。
それなりに楽しめたものの、結果的には「シリーズ1、2の鉄板さの確認、1、2への回帰と希求?」を促すことになったみたいで。
そう言いつつカールの最期に涙腺緩み、グレースの雄姿には惹かれてしまった私ですが・・・。
「4」は確かに力作でしたよね。
それだけに何だか今後どの方向に向かうのか?・・・と思いました。
>いつまでも続く攻撃に飽きてしまうだけ。
そうですね。それだけで引っ張るのはもう無理がありますよね。
全く違う視点での描き方があれば・・・と感じました。
あれから十数年経っているとはいえ、そういう風になっちゃったのね~でした^^;
>4でカイルだったアントン君は死んじゃったし
そこ結構複雑な気分です!
ワタシは4がそこそこ好きだっただけに、今さら正統派と言われてもな~という感じでしたよ。
こんなに年月が経ってから、2の続編でなくてもいいと思いますけどね。
いったいどうすれば破壊できるのか、劇中はそんなことばかり思ってました。
下手すれば、延々と続く追っかけに「これってエンドレス?」でしたよ。
しかし、ジョンをいとも簡単に抹殺する話にするなんて
しかも、殺した本人がまさかの家庭持ちって笑いネタかよ!でした(笑)
ファーロングくんも「オレって死ぬの?」みたいな感じで複雑だったと思いますよ。
お話は焼き直しで目新しいこともなく、
新型ターミネーターはひたすらしつこい。
でも、ジョン・コナーを救世主としなかったこと、
リンダさんを出したこと、
それだけでこの映画、正統派となってしまいました。
この作戦は正解でしょう。。。
でも、ファーロングくん自身は、
この出演で満足できたのでしょうか?