評価:★★★[3/5]
とりあえず、小栗旬を見ておこうかと・・・
ただ、それだけのために観に行った。
鈴蘭高校の校舎の落書きなどは
まるで、悪魔の学校のようである。
男のケンカには暗黙のルールがある。
決して道具は使ってはいけない。
なので、カッターナイフ、果物ナイフもいけません。
バターナイフもダメだと思います。
当然、メリケンサック(注1)の使用も禁止です。
伊崎瞬(高岡蒼甫)には、ある意味、装着していてほしい^^
◇
鈴蘭制覇を狙い、最強の男“リンダマン”こと
林田恵に頂上決戦を挑むも、敗北を喫した源治。
それから数ヶ月後、未だ統一者の存在しない鈴蘭に
新たな脅威が出現する。鈴蘭に“殺しの軍団”と言わしめる
鳳仙学園が刺客を送り込んできたのだ。
両校はかつての“血の抗争”によって哀しき因縁を生み、
以来、休戦協定が固く結ばれていたはずだった。
しかし、トップの鳴海大我率いる鳳仙の侵攻が始まったことで、
再び壮絶な抗争の火蓋が切られてしまう。
ところが鈴蘭側は、空中分解寸前の源治とG・P・S、
沈黙を続ける芹沢軍団、好き放題の1年グループ、
といったバラバラな状態で戦いを迎えることに。
<allcinema>
◇
高校が舞台なだけで、やってることは
『レッドクリフ』と大差はない。
ただ、そこには絶世の美女というご褒美は存在しないので
完全なる男の硬派なストーリーと言えるでしょう。
ライブ会場の階段の踊り場で滝谷源治(小栗旬)と
逢沢ルカ(黒木メイサ)の会話に字幕スーパーが付いたのには
笑ってしまった。会話の内容もきわどかったので
生の台詞で聞くよりもコミカル風味でよかったと思う。
鳳仙学園でひとり風変りな高校生に目が行った。
線が細くて、どうみても女の子みたいなのに
また、紫外線に弱いのか常に日傘をさしていた色の白い子。
だが一旦、格闘シーンになったら狂犬のように暴れ出し
人格が一変し愛闘家バトルマニアへと変貌するらしい。
その名も漆原凌と言い、仲間内で狂戦士と呼ばれている。
個人的には、この子が最もミステリアスでお好みでしたね^^
◇
こういう映画は、ある意味、異種格闘技戦などに於ける
試合前のセコンドを含めての睨み合いが面白いのであって
そこには、如何に相手をビビらせるかという心理作戦がある。
実は心拍数がマックスなんだが、見るからに強そうな奴は
それだけで相手を食ってしまい実力以上の力を発揮する。
また、やたらに大声出して威嚇してくる強面兄さんほど
案外、弱かったりするのである(笑)
この辺りは犬の世界と同じような気がする。
本当に強い奴は無駄口はたたかず静かにしていて、
本作で言えばリンダマンのような、
またはヘビー級ボクサーで全盛期のジョージ・フォアマンの
ような、はたまた極真カラテのウィリー・ウィリアムズのような感じかと。
ケンカ(試合)が、始まってしまえば心理作戦はそこまでであり
後は実力差で勝負は決まってしまうのでそれまでである。
できれば、ケンカを打撃系格闘技ではなく
アームレスリングにすれば流血もしないし
顔を腫らすことも、医者に通って保険の利かない
高額治療費も払うこともないので良いと思うんだが。
また、アームレスリングにすれば試合中でも
力の入れどころなどの駆け引きが出来て楽しいと思うが(笑)
◇
どうなんでしょう。完全オリジナルなストーリーも本作を持って
鈴蘭高校の23期生が全員卒業してしまうので
相手校の鳳仙学園のルーキー・美藤竜也(三浦春馬)の活躍の場が
なくなってしまうのかと心配です。
まぁ、私もこういう映画は卒業したいと思います。
注1)昔はメリケンサックと普通に呼ばれていたが
今はナックルダスター、ナックルガードと呼ばれているらしい。
因みに、護身用のグッズとして売られているそうです。
-------------------------------------------------------------
監督:三池崇史
脚本:武藤将吾/水島力也/
撮影:北信康
音楽:大坪直樹
出演:小栗旬/山田孝之/やべきょうすけ/黒木メイサ/高岡蒼甫/
金子ノブアキ/岸谷五朗/遠藤憲一/松重豊/
『クローズZERO II』
とりあえず、小栗旬を見ておこうかと・・・
ただ、それだけのために観に行った。
鈴蘭高校の校舎の落書きなどは
まるで、悪魔の学校のようである。
男のケンカには暗黙のルールがある。
決して道具は使ってはいけない。
なので、カッターナイフ、果物ナイフもいけません。
バターナイフもダメだと思います。
当然、メリケンサック(注1)の使用も禁止です。
伊崎瞬(高岡蒼甫)には、ある意味、装着していてほしい^^
◇
鈴蘭制覇を狙い、最強の男“リンダマン”こと
林田恵に頂上決戦を挑むも、敗北を喫した源治。
それから数ヶ月後、未だ統一者の存在しない鈴蘭に
新たな脅威が出現する。鈴蘭に“殺しの軍団”と言わしめる
鳳仙学園が刺客を送り込んできたのだ。
両校はかつての“血の抗争”によって哀しき因縁を生み、
以来、休戦協定が固く結ばれていたはずだった。
しかし、トップの鳴海大我率いる鳳仙の侵攻が始まったことで、
再び壮絶な抗争の火蓋が切られてしまう。
ところが鈴蘭側は、空中分解寸前の源治とG・P・S、
沈黙を続ける芹沢軍団、好き放題の1年グループ、
といったバラバラな状態で戦いを迎えることに。
<allcinema>
◇
高校が舞台なだけで、やってることは
『レッドクリフ』と大差はない。
ただ、そこには絶世の美女というご褒美は存在しないので
完全なる男の硬派なストーリーと言えるでしょう。
ライブ会場の階段の踊り場で滝谷源治(小栗旬)と
逢沢ルカ(黒木メイサ)の会話に字幕スーパーが付いたのには
笑ってしまった。会話の内容もきわどかったので
生の台詞で聞くよりもコミカル風味でよかったと思う。
鳳仙学園でひとり風変りな高校生に目が行った。
線が細くて、どうみても女の子みたいなのに
また、紫外線に弱いのか常に日傘をさしていた色の白い子。
だが一旦、格闘シーンになったら狂犬のように暴れ出し
人格が一変し愛闘家バトルマニアへと変貌するらしい。
その名も漆原凌と言い、仲間内で狂戦士と呼ばれている。
個人的には、この子が最もミステリアスでお好みでしたね^^
◇
こういう映画は、ある意味、異種格闘技戦などに於ける
試合前のセコンドを含めての睨み合いが面白いのであって
そこには、如何に相手をビビらせるかという心理作戦がある。
実は心拍数がマックスなんだが、見るからに強そうな奴は
それだけで相手を食ってしまい実力以上の力を発揮する。
また、やたらに大声出して威嚇してくる強面兄さんほど
案外、弱かったりするのである(笑)
この辺りは犬の世界と同じような気がする。
本当に強い奴は無駄口はたたかず静かにしていて、
本作で言えばリンダマンのような、
またはヘビー級ボクサーで全盛期のジョージ・フォアマンの
ような、はたまた極真カラテのウィリー・ウィリアムズのような感じかと。
ケンカ(試合)が、始まってしまえば心理作戦はそこまでであり
後は実力差で勝負は決まってしまうのでそれまでである。
できれば、ケンカを打撃系格闘技ではなく
アームレスリングにすれば流血もしないし
顔を腫らすことも、医者に通って保険の利かない
高額治療費も払うこともないので良いと思うんだが。
また、アームレスリングにすれば試合中でも
力の入れどころなどの駆け引きが出来て楽しいと思うが(笑)
◇
どうなんでしょう。完全オリジナルなストーリーも本作を持って
鈴蘭高校の23期生が全員卒業してしまうので
相手校の鳳仙学園のルーキー・美藤竜也(三浦春馬)の活躍の場が
なくなってしまうのかと心配です。
まぁ、私もこういう映画は卒業したいと思います。
注1)昔はメリケンサックと普通に呼ばれていたが
今はナックルダスター、ナックルガードと呼ばれているらしい。
因みに、護身用のグッズとして売られているそうです。
-------------------------------------------------------------
監督:三池崇史
脚本:武藤将吾/水島力也/
撮影:北信康
音楽:大坪直樹
出演:小栗旬/山田孝之/やべきょうすけ/黒木メイサ/高岡蒼甫/
金子ノブアキ/岸谷五朗/遠藤憲一/松重豊/
『クローズZERO II』
オチはないんでしょうね(=^_^=)
いえもと~!
ああ、お疲れだ(=^_^=)
いろいろ大変そうですが無理なさらないようにしてくださいね
>本作では「実は警視総監の息子」とかって言う
いいですね~。そういうオチだとハッピーエンドに持って来いですね^^
残念ながら、家族構成は早々に紹介されていて
あの親にしてこの子共かなと納得してしまいました。
鳳仙学園のルーキー・美藤竜也辺りがそれっぽいかもしれません^^
これってちょっぴり「笑い」の要素も入っているのですか? それとも「ガチガチのバトルもの」なのでしょうか?(私は一作目も観ていません。)
実はさっき別のブロガーさんのところでも同じようなことを書いたのですが、漠然と三浦春馬クンが出ている事は知っていて、「線が細くて、どうみても女の子みたいな、傘をさしてる」子がキャラ的にてっきり三浦くんなのだろうと思っていたら、、、違うのですね。
傘の男の子、どんな俳優さんなのか気になります。
写真を見る限りでは「和製マイケル・ジャクソン(怪しくなって以降のマイケル)」みたいですが・・・。
小栗クンはこのキャラよりも、そして池田菊苗先生キャラよりも、やっぱり私も「家元さん」が好いです。(*^_^*)
>卒業
みんなどこかの大学を受験?(どんな大学!?)、それとも就活?(どんな会社!?)
このメンバーで是非『クローズZERO、その後』を撮って欲しいですぅ。
遠藤さんは、不良っぽい大人を演じておられました^^
>これってちょっぴり「笑い」の要素も入っているのですか?
>それとも「ガチガチのバトルもの」
これは完全なるガチガチのバトルものです^^
鈴蘭高校の小栗さん以外の一部の幹部にまったく女生徒にモテないワルメン君が居まして
その彼の、恋のエピソードが唯一のお笑いの部分ですかね~^^;
それ以外は硬派な男同士の叩き合いです。
因みに本作に出演している俳優さんは、軒並み身長が180センチ越えだそうです(山田くん以外は)
>キャラ的にてっきり三浦くんなのだろうと思っていたら、、、違うのですね。
三浦くんは1年生の役で今回の3年生が卒業した後に確実に鈴蘭のライバル校の頭と約束された人材です。
>傘の男の子、どんな俳優さんなのか気になります。
この子は、この映画に限って言えば韓国映画『デュエリスト』のカン・ドンウォン かなと思っています^^
名前は綾野剛(あやのごう)といいます。
>小栗クンはこのキャラよりも、そして池田菊苗先生キャラよりも、やっぱり私も「家元さん」が好いです。(*^_^*)
『キサラギ』の小栗くんが、いちばん魅力的だったと思います。
池田菊苗先生キャラのCM見たことないです^^;
>このメンバーで是非『クローズZERO、その後』を撮って欲しいですぅ。
ワタクシ、てっきりエンドロールでその後の彼らをテロップで流すと思ってたんですが・・
もしかしたら「3」があって『ハゲタカ』のような作品になったらチョット観たいですね^^
とにかく熱い男たちのバトルに酔いしれて
しまうほど、演出が見事だったと思います。
ZEROは今回で完結ですが、クローズシリーズが
続いていけば…いいですね~
今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
>ZEROは今回で完結ですが、クローズシリーズが
>続いていけば…いいですね~
ZEROとクローズは別に考えればいいんですね。
なるほど~^^
社会人になった彼らを見ることが可能性としてはあるということで期待します^^;
>もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
お誘いありがとうございます~。
初コメ失礼します~♪
私も、このシリーズは大好きです★ストーリーもキャストもアクションシーンも、とてもイカしていますよねぇ。
>>逢沢ルカ(黒木メイサ)の会話に字幕スーパーが付いたのには笑ってしまった。
あ、アレやっぱり笑い所だったんですね!
なんか周り見たら笑ってるの私だけだったんですけど…(笑)
今回、この2人の絡みは少なかったけど、このシーンで距離が一気に縮まった感じが…した…気がします。
漆原凌は、私も目が行ってしまいました。
他のワルメンとは一風変わった雰囲気でしたよね~。
喧嘩でも武器を一切使わない男たちの心意気にも感動しましたし…。
ウンッ!素敵でした!
ではこの辺で。これからも宜しくお願いします~★
>なんか周り見たら笑ってるの私だけだったんですけど…(笑)
あそこはツボでしょう(笑)
周りの客に惑わされず思いっきり笑ってあげましょう^^
>このシーンで距離が一気に縮まった感じが…した…気がします。
そうですよね。
一部、巷では黒木メイサの出演は無意味だったなんて
言ってる方がおられますが、そんなことないですよね~
逢沢ルカの本音にキョドってしまい、ぶっきら棒な返事しか出来なかった源治が可愛かったです^^
>漆原凌は、私も目が行ってしまいました。
ブログ拝読させて頂きました。
感じる部分が似ていたので、とっても面白いなと思ってしまいました。
ワタシこそ、宜しくお願いします^^