評価:★★★★【4点】
清楚で奥ゆかしく、それでいて大胆な演出に翻弄されたワタシ。
◇
チューリッヒ行きの特急列車に乗る大女優のマリア・エンダース。
目的は授賞式を欠席する
劇作家ヴィルヘルム・メルヒオールに代わって賞を受け取るため。
メルヒオールは若きマリアを発掘し、彼女の出世作となった舞台
『マローヤのヘビ』に大抜擢してくれた恩人だった。
ところがそこへ、当のメルヒオールが71歳で亡くなったという
悲しい知らせが入る。
授賞式後のパーティでは、新進気鋭の演出家クラウスから
リメイク版『マローヤのヘビ』への出演依頼を受けるマリア。
しかしオファーされた役は、若き日に彼女が演じたシグリッドではなく、
シグリッドに翻弄され追い詰められていく中年女性ヘレナ。
シグリッド役には売り出し中の若手ハリウッド女優
ジョアン・エリスが決まっていた。
渋々これを受け入れたマリアは、マネージャーの
ヴァレンティンとスイスの山荘に籠り、役作りに没頭していくが…。
<allcinema>
◇
若くして作品に恵まれ大女優としての名声を勝ち取った
マリア・エンダースの20年後の扱いは
現代のアラフォー女優なら誰でも一度は経験するのではないか。
それが大女優というなれば尚更の事。
この映画はマリア・エンダースを通じ業界の内部事情をリアルに見せる。
(業界を知らないので多分そうであろうと思うけど・笑)
セレブたちのゴシップや作品への批判など如何にもありそうなネタが
結構楽しく感じてしまうがマリアは『X-MEN』のネメシス役で出演してたらしく
これを真に受けネット検索したワタシはいったい何なん(爆)
あくまでも登場する人物団体等は本物だが中身は架空で、本当に信じたのは
多分ワタシだけであろう^^;
【今週のツッコミ】
・『マローヤのヘビ』の中の二人の女性がいつしか
マリヤと個人秘書ヴァレンティンの関係性に見えてくるから面白い。
・劇中に見る“マローヤのヘビ”と称される現象は実際にあるらしい。
・この現象こそ若い女性に翻弄される中年女性ヘレナの内面を現す
一種のメタファーなんだろうけど、これを説明するとなると可なり難解^^;
・個人秘書にいつもオンブに抱っこ状態だったとはいえ
あそこで置いてけぼりはないだろう。秘書の反乱(笑)
・演じたクリステン・スチュワートが完璧に素晴らしい!
大女優ジュリエット・ビノシュと堂々と渡り合えてた。
・全裸に挑戦したジュリエット・ビノシュに拍手を送りたい!^^
・クロエ演じる生意気お騒がせ女優のスノッブ発言に
ワタシも気を付けようと思った(ないですから・笑)
・妊娠を隠している時点で彼女らに溝が生まれてたというか
今回の『マローヤのヘビ』のセリフの練習相手してるなかで
ヴァレンティンスはマリアに違和感を感じて仕方なかった。
・新進気鋭の演出家クラウスは演劇界のクリストファー・ノーラン?(笑)
・ハリウッドAランク女優がZ級映画に出演するという発言に
『ムービー43』のケイト・ウィンスレットが真っ先に浮かぶ^^
----------------------------------------------------------------
監督:オリヴィエ・アサイヤス
脚本:オリヴィエ・アサイヤス
音楽:
出演:ジュリエット・ビノシュ/クリステン・スチュワート/クロエ・グレース・モレッツ/
『アクトレス~女たちの舞台~』
清楚で奥ゆかしく、それでいて大胆な演出に翻弄されたワタシ。
◇
チューリッヒ行きの特急列車に乗る大女優のマリア・エンダース。
目的は授賞式を欠席する
劇作家ヴィルヘルム・メルヒオールに代わって賞を受け取るため。
メルヒオールは若きマリアを発掘し、彼女の出世作となった舞台
『マローヤのヘビ』に大抜擢してくれた恩人だった。
ところがそこへ、当のメルヒオールが71歳で亡くなったという
悲しい知らせが入る。
授賞式後のパーティでは、新進気鋭の演出家クラウスから
リメイク版『マローヤのヘビ』への出演依頼を受けるマリア。
しかしオファーされた役は、若き日に彼女が演じたシグリッドではなく、
シグリッドに翻弄され追い詰められていく中年女性ヘレナ。
シグリッド役には売り出し中の若手ハリウッド女優
ジョアン・エリスが決まっていた。
渋々これを受け入れたマリアは、マネージャーの
ヴァレンティンとスイスの山荘に籠り、役作りに没頭していくが…。
<allcinema>
◇
若くして作品に恵まれ大女優としての名声を勝ち取った
マリア・エンダースの20年後の扱いは
現代のアラフォー女優なら誰でも一度は経験するのではないか。
それが大女優というなれば尚更の事。
この映画はマリア・エンダースを通じ業界の内部事情をリアルに見せる。
(業界を知らないので多分そうであろうと思うけど・笑)
セレブたちのゴシップや作品への批判など如何にもありそうなネタが
結構楽しく感じてしまうがマリアは『X-MEN』のネメシス役で出演してたらしく
これを真に受けネット検索したワタシはいったい何なん(爆)
あくまでも登場する人物団体等は本物だが中身は架空で、本当に信じたのは
多分ワタシだけであろう^^;
【今週のツッコミ】
・『マローヤのヘビ』の中の二人の女性がいつしか
マリヤと個人秘書ヴァレンティンの関係性に見えてくるから面白い。
・劇中に見る“マローヤのヘビ”と称される現象は実際にあるらしい。
・この現象こそ若い女性に翻弄される中年女性ヘレナの内面を現す
一種のメタファーなんだろうけど、これを説明するとなると可なり難解^^;
・個人秘書にいつもオンブに抱っこ状態だったとはいえ
あそこで置いてけぼりはないだろう。秘書の反乱(笑)
・演じたクリステン・スチュワートが完璧に素晴らしい!
大女優ジュリエット・ビノシュと堂々と渡り合えてた。
・全裸に挑戦したジュリエット・ビノシュに拍手を送りたい!^^
・クロエ演じる生意気お騒がせ女優のスノッブ発言に
ワタシも気を付けようと思った(ないですから・笑)
・妊娠を隠している時点で彼女らに溝が生まれてたというか
今回の『マローヤのヘビ』のセリフの練習相手してるなかで
ヴァレンティンスはマリアに違和感を感じて仕方なかった。
・新進気鋭の演出家クラウスは演劇界のクリストファー・ノーラン?(笑)
・ハリウッドAランク女優がZ級映画に出演するという発言に
『ムービー43』のケイト・ウィンスレットが真っ先に浮かぶ^^
----------------------------------------------------------------
監督:オリヴィエ・アサイヤス
脚本:オリヴィエ・アサイヤス
音楽:
出演:ジュリエット・ビノシュ/クリステン・スチュワート/クロエ・グレース・モレッツ/
『アクトレス~女たちの舞台~』
今週は邦画を見よう。
昨日、「ギャラクシー街道」を。☆2.5
今までの三谷作品のなかで最低のつまらなさ。ただのギャグ映画としか思えない。それも三谷さんの妄想世界の変な宇宙人たちの織り成す変なギャグ。
明日は「図書館戦争」を見ようと思う。
そしてクロエ・グレース・モレッツと
この三人の演技合戦が本作の見どころでした。
特に、クリステンは自然体で一番光ってた気がします。
>昨日、「ギャラクシー街道」を。☆2.5
あらま、っていうかワタシも地雷を踏みそうだったので止めたんですが
正解だったようですね(笑)
このあり得ない設定からダメでしたよ^^;
>明日は「図書館戦争」を見ようと思う。
巷の評価は高いのでお薦めです^^
そのぶん、ジュリエットがうざすぎて・・・itukさんでなけど、現実とオーバーラップしまくりでした。
あそこでジュリエットを1人にして、いなくなったのはびっくりですが、物語の設定で考えれば、あの地で監督夫婦と一緒に暮らしたジュリエットのほうが道は詳しいので、大丈夫だったのではと。。。
でも、その時には、あの大蛇はみていなかたのかな?
化粧すると結構けばいんですが、今回のメガネルックはワタシは大好きです(笑)
大蛇を見に行く道中の「本当にこの道合ってる?」とか
言った時のクリステンがジュリエットに対しキッ!と目を見開いた瞬間
「もう嫌だ!」と思ったんでしょうね。
ワタシも何回もしつこいおばはんだな~でしたから^^;
確かにジュリエットの方が道は詳しいはずなのに
あそこは半分嫌がらせみたいでしたよね。
自分の役柄に対してのフラストレーションをクリステンにぶつけていたんでしょうね(笑)
スイスに行ったらあの現象を見てみたくなりました(いつのことやら・爆)
ハハハ!家に帰ってググってしまったんですね
本当、クリステン・スチュワートはこれまでさほど興味なかったんですが(『オン・ザ・ロード』はなかなか良かったです)、これを見てすっかり見直してしまいました。
この作品、私はかなり気に入ってしまいましたYo
丁寧な演出にもすっかりやられてしまいましてん
首都圏はいろんな映画祭があって羨ましいです。
いちばん羨ましいのが「MDGP(モースト・デンジャラス・シネマグランプリ)2015」の中の
「ロシアン・スナイパー」なんですよ^^
クリステンは若いのに演技が上手いですよね。
本作でそれを確信したのは同じでしたね(笑)
それと元カレのお兄ちゃんの方もサンダンス系で頑張っておられるようで何よりです^^
WOWOWで観ましたが、戦争映画にしてはロマンス過多で
私は残念ながらイマイチでした^^;
あ、でもitukaさんは私と違ってロマンチストでらっしゃるから
気に入るかもしれません(笑)
え~!ロマンス過多なの?
予告編だとスタイリッシュな映像てんこ盛りで
アドレナリンが噴き出す感じで、さらに女性スナイパーでしょ(笑)
いやいや、瞳孔開いて胸キュンしながらの
戦争映画なんて嫌ですよ~(爆)
もしや、アクションシーンは2分間の予告編でほとんど見せてしまった感じですかね^^;