BIBA☆ハンドメイド

手作り&フォト、ポエムにエッセイ・ブログ

南国の花

2008-06-08 22:33:50 | フラワー・アレンジ

艶やかな赤い色、そして肉厚の花弁が
レアな熱風を閉じこめる

凝縮された南の島の1日
古い地図の紙片を手に
秘宝の在処を探索するのは、いかが?




さて、熱帯植物園に赤々と燃えるように咲く花
地面から、ずっと見上げるほど伸びた茎に付いた、
美しい深紅の花が、緑の海の中を灯します。
花の縦の長さは25㎝ぐらいでしょうか。
なるべく近づいてみましたが、妖しすぎる匂いにそそくさと退散。
よって、花の名前が未確認。

サボテン

2008-06-05 23:45:55 | フォト


コロンとした球体の物体
直径50㎝はあるでしょうか
だけど、全面が鋭い棘で覆われて
触れることさえ難しい!
せめて写真を撮らせてね
強ばりそうなスマイルだけど・・・


このサボテンの遠い故郷は、灼熱の太陽と乾いた土。
貯水タンクのようにジッとしたまま、
荒野を見つめていたのでしょう。
風の音も星のまたたきも届かない、日本の温室の片隅で、
見学者に、夢と想像の楽しみを与えてくれている。
実はそんな、そんな、おちゃめなサボテンです。


LOVE

2008-06-02 19:45:35 | フォト


木立の緑が映り込んだ水面を彩る
とろりと美しい波紋は天使の筆跡

光と風がゆらぎながら、淡いため息のアーチを潜ると
6月が始まり、ほのかな夢に気付く
日なたにも木陰にも、初夏が記録されていくだろう



そして、池の岸でくつろぐ2羽の鴨
昼下がりのささやきに耳をすませたり
玉虫色に輝く身体をくねらせ、しなやかに毛繕いをしては
時々、こんな風に顔を見合わせる
水にこぼれ落ちて煌めく、彼等の愛らしいハーモニー・・・


向かい合う鴨のシルエットに、ハート型が見える?

ドライフラワー・バスケット

2008-05-31 23:56:55 | フラワー・アレンジ


母の日のプレゼントのお花をドライフラワーに加工後、
ミニバスケット・アレンジにしてみました。

バラにガーベラ、カーネーション・・・
お花を短くカットして、さらさらのシリカゲルと共に保存。
10日ほどすれば、簡単にドライフラワーが作れます。
思ったより色も濃いめに残り、形もきれい。
ラッピング・フィルムやペーパーを敷いたバスケットに
花をちょこちょこと並べて、可愛いアレンジの完成です。

ローズ・エッセンスなどで香り付けをしても良いかも。



<作り方>
1 花を短く切る

2 タッパーの底にシリカゲルを入れる
3 間隔をとりながら花を並べる

4 花の形を崩さないように、静かにシリカゲルを入れていく。


5 花が見えなくなるまでシリカゲルを入れたら、密閉して10日ほどおく。
6 そっと取り出して、アレンジする。

*けっこう鮮やか。バラはシックな色になりました。

ブラウニー

2008-05-28 11:44:59 | COOKING


卵の白身に、砂糖を加えて作るメレンゲ。
泡立て器をボウルに、ガッ、ガッと打ち付けるようにして混ぜれば、
プクプクの小さな気泡が、みるみるうちにホイップに変化していきます。
それをさらに成長させるべく作業を続行し、重さや疲れも、いやまだまだと、
もうひと頑張りした先に現れる、ホイップの完成形。
スカッと爽快な気分と、しみじみとした達成感。
泡立てたメレンゲに宿るのは、あふれんばかりの生命力でしょうか。

さて、今日のブラウニーは、軽めの口当たりと、確かな風味が
美味しいカフェ風スイーツ。
ポイントはメレンゲ作りと、溶かしたバターにココアを丁寧に混ぜること。
型から出して冷ましてから、かわいくスクエアにカットしましょう。





レシピ

<材料>
・バター・(無塩)・・90g
・卵・・・・・・・2個
・三温糖・・・・・100g
・純ココア・・・・80g
・薄力粉・・・・・100g
・ベーキング・パウダー・・・小さじ4分の1
・くるみ・・・・・カップ2分の1


<作り方>
・バターを湯煎にかけて溶かし、ココアを少しづつ入れて混ぜておく。


・ボウルに卵白を入れ、三温糖を数回に分けて加えて、
しっかりとしたメレンゲを作る。

・卵黄を加えて混ぜる。

・溶かしたバターとココアを少しづつ混ぜる。

・合わせてふるった薄力粉とベーキング・パウダーを加えて、
さっくりと混ぜ合わせる。

・刻んだくるみを入れる。

・型に入れ、180℃のオーブンで40分ほど焼く。(途中で170℃に下げるなど適宜に調節します)



*1日たって、味が落ち着いてから頂きましょう。

ルピナス

2008-05-25 22:49:24 | フォト


その瞬間、
花は私の気持ちに応えた

面差しが輝き、私だけに微笑を注ぐ

私の無垢な指は、シャッターのボタンを押し、
花は心の印画紙に、みるみる焼き付けれらてゆく

あなたの一瞬を、私が永遠に貰おう
そうつぶやいて、再びシャッターを押す

色の織り成す花畑で、
蜜への探求に余念のない、蝶やミツバチにも、
雨上がりのあまい大気は、優しさを忘れない

花もまた見ている
訪れる者が、何を語るのかを






群生するルピナス。
昼下がりの夢は広がる。
私を連れて、どこまでも、どこまでも・・・・

カフェにて

2008-05-23 15:00:16 | フォト

山間にある美術館に隣接されたカフェ
ガラス張りの店内に流れるのは、ライトなジャズ
ゆったりと編まれていく心地よい時間
野外の竹林は風にしなり
日差しは煌めきを書き綴る
雲が届ける便りには、何色のスタンプが押されるの?



カフェの片隅にある観葉植物
ガラスの向こうに敷き詰められた、石の床がモダンです。
そしてここは、なんといってもお蕎麦が美味しい。
コシが強くて味わい深い、きりっとした麺が◎。



グラス

2008-05-20 16:11:20 | フォト


通過する光の先端を追え
明暗の境界線を探しだし
錯覚でない、確かな反射を捉える

グラスの底に、鋭敏な輝きを溜め
飲み干す時に解る、恒河沙の記憶・・・





*男っぽい写真が撮りたいなと思ってトライ。
暗闇で見る光は温かく、意外にも柔軟。
そして、身近な物の美しさを見い出す楽しさ。

サルタナ・レーズン・パウンドケーキ

2008-05-17 13:10:00 | COOKING


お菓子作りの入り口は、小さな花の扉
鍵穴に合う、木のスプーンを見つけて!
ヒントは、あのキビタキが知っている
飛び立たぬうちに聞いてみて!

扉を開けたら真っ直ぐに、虹の小径を歩いて
気まぐれな虹が消えぬ間に!
途中で、グラジオラスの差し出す角砂糖を食べれば
きっと、もっと早く進める

着いたらそこよ
レシピは樫の葉に書いてあるとおり





遠い国の、明るく強い日差しが凝縮されたレーズンの粒。
なかでもサルタナ・レーズンは、普通のレーズンよりもソフトで、
芳醇な香りと、ふくよかな甘味が大好きです。
そんなレーズンを、たっぷり入れて焼き上げました。
ティータイムが待ち遠しくなるスイーツ!




レシピ

<材料>(18㎝パウンド型)
・バター(無塩)・・・・100g
・砂糖・・・・・・・・70g
・卵・・・・・・・・・2個
・薄力粉・・・・・・・120g
・ベーキング・パウダー・・・小さじ2分の1
・サルタナ・レーズン・・・・適量
・ラム酒・・・・・・・・大さじ1

<作り方>
1 サルタナ・レーズンにラム酒を振りかけ、ラップをして20分ほどおく。

2 バターは室温に戻し、ホイップ状に練る。
3 2)に、砂糖を数回に分けて入れて混ぜる。

4 溶きほぐした卵も少しづつ入れて、さらに混ぜる。
5 ふるった薄力粉とベーキング・パウダを入れ、さっくりと混ぜる。
6 サルタナ・レーズンも入れて軽く混ぜる。

7 型に入れて、180℃のオーブンで20分ほど、170℃に下げて30~40分ほど焼く。
*オーブンの温度や時間は適宜に調整します。



ジャスミン

2008-05-15 15:19:28 | フォト

純白の星形の伝道師
立ちのぼる、完璧に甘美な匂い

エキゾチックにしなだれる房の合間を
陽気に明日の夢を束ねていくのは、怪盗みつばち

もうすぐ南の風が帆をあげて
夏の磁力が強くなる



つる性のハゴロモジャスミン。
蕾はピンクなのに、開くとパッチリとした白い花を咲かせます。
華やかで濃密な香りに、うっとり・・・。