やはり実家の庭から、大輪の赤いバラ。
花瓶に活けて飾ったあとは、しおれてしまう前にポプリにします。
1輪で何10枚も重なるビロードの花びらを、ほどき拡げれば
素晴らしい芳香が、少し湿り気を帯びた雲の下を、甘い速度で埋めていきます。
花屋さんの冷蔵室の中で、保管されているバラとは違って、
もっと強く、ゴージャスな香り!
これほど魅惑的で、幸福感に満ちた香りはないでしょう。
バラとともにささやかな、でも、とびきり極上の時間・・・
さて、風通しのよい場所で数日間、自然乾燥。
その間に、すてきなポプリポットでも探しましょう。