この頃は恐いものが何にもないような気がする。
今日も、ルーフバルコニーにひとりで出て、
ティナがやっとすり抜けられる、手すりの柵から外に出て
走り回っていたの。
スゴーく面白い
「ティナちゃ~ん!危ないからこっちにおいで!」
お母さんが呼んでいる声が聞こえたけれど、
「知~らない!」
私は、隅っこにある排水溝の中に顔を突っ込んで
美味しいものが落ちていないか探していたんだ~
何度も何度もお母さんの声は聞こえたけれど
ムシ!
とうとう、お母さんも柵を越えてこっちに来た
「やーだよ!絶対に捕まらないぞ」
たくさん追っかけごっこをしたんだ!
「元気がありすぎる・・・」
ため息をついてお母さんは言った。
「恐いもの知らずなんだから・・・」
また、ため息をついた。
「よ~し!疲れさせてやるぞ~」
そして、近所の公園に行ったの。
途中で私と同じトイプードルの女の子お姉さんに会った。
くるみちゃんと、ラムネちゃん
二人の後を付いて、ドンドン歩いたんだ。
公園には、今までに会ったワンコが沢山いた。
プーちゃん(家の下に住んでいるの)、シシ丸君、
それから初めてのランちゃん。
他にもどんどん来る。
私はだんだんおとなしくなって、
お母さんのお膝の上で見学することにしたの。
アーッ。○゜
刺激的だった