公園に行ったら誰もいない・・・
私は恨めしそうな顔をしてお母さんを見上げた。
「そんな顔して私を見ないで~。今日はティナが早いのよ。お母さんが遅かったから誰もいないんじゃないわよ」
「そうなのかなぁ・・・」
一人で遊んでいたら、ランちゃんが来るのが見えたの。
やった~~!
嬉しくってランちゃんに突進して行ったんだ~
まだ、そんなに仲良くないけれど、知っているもんねぇ
「ランちゃん遊んで~」ってお願いしていたら、
ウッキャ~!!サラちゃんが来た!!
サラちゃんと猛ダッシュで駆けっこの始まり!!!
クルクル回って替わりばんこに鬼になって追いかける。
そこに・・・
突然ランちゃんが入ってきた。
ビックリしてティナは逃げちゃった。
ランちゃんはすごく速くて、走り方に迫力がある。だから、ちょっと、恐い・・・
「アラアラ・・ラン~ダメよ。邪魔したら・・・」
暫く様子を眺めることにした。
ランちゃんとサラちゃんは草の上にくつろいでいる。
だから、私も降りていってくつろぐことにしたの。
皆よりも離れた場所でネッ
サラちゃんが先に帰って、ランちゃんと
「もう、帰ろうか・・」と、階段を上っていたら・・・
「プーちゃんだ!!!もっと遊びたい!!!」
「そうねぇ・・・もう少し遊んでいく?」
ランちゃんにバイバイして、ティナはプーちゃんと一緒にいたのよ
そこに、初めてのお友達モモコちゃんがやってきた。
モモコちゃんは8歳の女の子。
ティナは一目で気に入っちゃった~
そして、
こまきちゃん。彼とも初めて会ったのよ。4歳の男の子。
皆でクンクンご挨拶して、
「今度こそ帰ろう!」と、プーちゃんと歩き出したら
「アッ!!メルクル君だ~!!!」
「オッ!ティナちゃん久しぶり~」
メルクル君と駆けっこのはじまりはじまり~!!
かくれんぼもしたのよ!
上手に隠れたつもりなのに・・
すぐに見つかっちゃうんだ~
メルクル君とたくさんたくさん遊んだの。
むちゃくちゃ楽しかった。
公園には、とっても大きな(9キロ)トィプードルのコテツ君(「はじめまして」)や、カッコいいセバスチャン君も来たんだ~。
「あら大変!電車に乗り遅れちゃうわ!残念だけど、帰らなくっちゃ」
突然お母さんが言って、メルクル君と一緒に帰ってきたのよ。
家に着いたら、あっという間にお母さんは出かけていった。
夕方までの長いお留守番だったの。
途中、雷が鳴ったり、風の音が恐かったけれど
ティナは疲れていたから、寝ながら待っていたんだぁ