降水確率70%の予報に、少々気落ち気味。観桜会を始めて以来、一度も雨が降ったことがなかったので、どうも段取りがうまくいかないのでした。手島宗典社中による茶会も、11年目を迎え、今年はは野点をなどと考えていましたが、さすがに天気ばかりはどうにもなりませんでした。午前中はなんとか雨も休憩だったので、神楽は外に舞台を組んでやれるかも・・・・・・しかしお昼過ぎから降り出した雨に、やはり御供所の中で踊るしかないと判断しました。2時過ぎから始まった、生田流箏糸会(佐藤テル子主宰)による箏曲奉納演奏会のころにはさらに雨足が強まって・・・・・。雨の中でも、たくさんの方々においでいただき、しばし、琴の音色に酔いしれました。毘沙門堂の中で奏でられた音色は、何とも荘厳な感じでありました。雨が降らなければ、もっと多くの方々に聞いて頂けたのだろうと思います。来年は、満開の桜の下で多くの方々に聞いて頂きたいと思っています。
なんと、琴の演奏が終わったとたん、青空が広がってきました・・・・・・。神楽は御供所の中でと判断した気持ちが動きました。舞台は組んでないし、また途中で降り出したら・・・・・。案ずるより産むが易し。集まっていた信徒さんやら大工さん、壁屋さん電気屋さん屋根屋さん、誰からともなく、やっぱり外でやると言い出してから小一時間。あれよあれよという間に、立派な神楽舞台ができてしまいました。御神楽奉納の後、新設舞台で子供神楽、岩戸入り、岩戸開きなど次々と進んでいきました。