例年、二百十日の初秋の風が吹く頃、9月1日〜3日に「おわら風の盆」は開催されます。(^_^)
私自身、未だ現地を訪ねたことはないのですが、行った人に聞くと、胡弓の音色に合わせて、編笠に浴衣姿で行列をなして踊り練り歩く様は、幽玄で切なく哀しい雰囲気だそうです。(^。^)
風の盆の史実的な確証は少なく、「おわら」だけでも、江戸時代の唄に必ず用いられた「おわらい」なる言葉や、小原村の娘が唄ったとする伝承まで、諸説あるらしいです。( ^_^)/~~~
また、越中八尾では、昔から、休みのことを「盆」と呼んでおり、種蒔き盆に、雨降り盆など、盆を表す数多くの言葉があったそうです。(^_^)
晩夏から初秋にかけたこの時期には、、、野分、すなわち台風が多く、村人が挙って厄除けの祈願を踊りに込めて練り歩いたことから、いつしか「風の盆」と呼ばれるようになったとのこと。( ^_^)/~~~
歴史や伝承はどうあれ、日本を代表する九月の風物詩となった、越中八尾の「おわら風の盆」、、、来年こそ、再び幽玄なその姿を拝見したいものです。m(_ _)m
男踊りに女踊り、数々の恋愛が刻まれたに違いない「風の盆」に祈る一句。
「恋唄の彼方に滲む風の盆」 祖谷馬関