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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

「京まではまだ半空や雪の雲」 芭蕉

三連休となりました。
新型コロナ感染拡大のために、旅行や外出を取り止める人も多いそうですね。m(__)m

笈の小文を辿るシリーズ、、、こちらは休みなく楽しむことにしましょう。(^。^)

今日の一句はこちら。

「京まではまだ半空や雪の雲」 芭蕉

笈の小文は、10月に江戸を発ち、東海道を上り尾張の鳴海・熱田へ。歳末に伊賀上野へ帰郷して越年し、春、花の吉野へと向かう。和歌の浦・奈良・大坂・須磨に至り、4月に京都に入るまでの6か月の旅です。(^-^)

雪雲が見えるということは、冬の頃でしょうか。春に京都に到着する旅ですから、まだまだ道半ば、、、それを「半空」(なかぞら)とは、まさに洒脱ですね。(^_^)

(句意)
京への旅はまだ半ば、中空を見上げると、雪もよいのどんよりした雲が重く垂れ込めている。

この句を詠んだ前日、芭蕉は名古屋に到着、鳴海(現在の名古屋市緑区鳴見町)で酒造千倉屋を営む門人・下里知足邸に泊まっていた、そうです。( ; _ ; )/~~~

ニャゴヤか、京まては遠いにゃあ!🐈‍⬛

それでは、馬関からの返句献上。( ^_^)/~~~

 「道半ば人生の常戻り梅雨」 祖谷馬関

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