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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

「吉野にて桜見せうぞ檜の木笠」 芭蕉

子供の頃、家にサブローという雑種犬がいました。父親が何処で拾って来た犬で、我が家ですくすく育ち、あっという間に子犬から成犬へと成長しました。🐕‍🦺

ある日の夕方、近所の広場でサブローも一緒に友達と遊んでいると、知らないお兄さんが近寄って来て、サブローを撫でたり可愛がってくれました。🚶‍♂️

十分くらい経ったでしょうか、、、お兄さんは僕たちの場所を離れ帰ろうとしたのですが、何と、サブローがそのお兄さんにピッタリとくっついて一緒に歩き出し、そのまま何処へ行ってしまったのでした。!(◎_◎;)

幼い記憶に残っているのは、お兄さんと一緒に夕陽に向かって去っていくサブローの後ろ姿、、、尻尾が揺れていました。🌇

さて、「笈の小文」より、今日の一句。

「吉野にて桜見せうぞ檜の木笠」 芭蕉

見せうぞ、なんてくだりが、清水次郎長みたいに、威勢の良いイメージの句ですね!

早速ですが、句意を調べてみましょう。(^-^)

(句意)
さあいよいよ吉野見物の旅だ。檜木笠よ、音に聞えた吉野の桜をお前にも見せてやろうぞ。
元禄1年3月19日『笈の小文』の途中、伊賀上野を出発するに際して詠む。

キレイな句だニャー!🐈‍⬛

昨晩、句友の木下あわびさんから、愛猫ご逝去の訃報が届きました。m(__)m

ネコちゃん大好きなあわびさんから、よくよく元気な様子を聞いていただけに、突然の哀しい報せに、一同、言葉もありません。( ; _ ; )/~~~

天国に召された愛猫ちゃんが安らかに来世を過ごされますように、、、また、親方のあわびさんが早く元気を取り戻されますように。(^_^)

馬関より、返句献上申し上げます。(^_^)

 「愛猫と同行二人遍路みち」 祖谷馬関

蛇足ではありますが、この「同行二人」の意味は、四国では今でも札所を弘法大師が巡っているとされ、お遍路では札所を巡ることで弘法大師の功徳を得られるとされています。 一人でお遍路をしても、歩いているのは二人なのです。 一人は自分、そしてもう一人は弘法大師、空海さんです。

コメント一覧

Unknown
犬は純粋種より雑種の方が頭が良いと聞きました。
真実か否かは分かりませんが・・・

さて・・サブローは何故、見知らぬお兄さんについて行ってしまったのか・・・

サブローは先の犬生を考えて、馬関少年よりもこちらのお兄さんと生きることに賭けたのだと思いました。

馬関少年の愛が届いていなかったのかもですね。
幸せになってくれたなら嬉しいけれど・・・
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