浄土真宗寺院では、毎年、年明けから「報恩講」なる行事が盛んに行われます。(^。^)
正式名は「御正忌報恩講法要」(ごしょうきほうおんこう)で、親鸞聖人の祥月命日を縁に7昼夜営まれる本願寺最大の年中行事。期間中、全国から僧侶・門信徒が多数参拝し、聖人のご遺徳を偲ぶとともに浄土真宗の門信徒としての自覚を新たにする、そうです。(^-^)
浄土真宗本願寺派のご本山である西本願寺では、毎年1月9日から親鸞聖人のご命日である1月16日までの七日間にわたって報恩講法要が行われます。(^_^)
本願寺派では、明治6年(1873年)より太陽暦を採用しており、それ以降、1月に報恩講をおこなうようになりました。それ以前は、旧暦の11月28日を親鸞聖人のご命日として、その時期に報恩講が行われていました。(^。^)
東本願寺をご本山とする真宗大谷派では、現在も旧暦を採用しており、東本願寺では11月に報恩講が行われています。(^-^)
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また、お釈迦さまの弟子となり、浄土真宗の教えの中に生きていくことを誓う大切な儀式を「帰敬式」(ききょうしき)、別名「おかみそり」といいます。 (^_^)
阿弥陀さま・親鸞さまの御前で浄土真宗の門徒として自覚をあらたにし、おかみそりを受け、「釋○○」という法名をいただく、とのこと。( ^_^)/~~~
馬関は門徒ではありませんが、脈々と続く宗教行事を見るにつけ、信心の力強さと奥深さに感じ入りますね。m(__)m
「御影堂や門徒も漫ろ御講凪」 祖谷馬関
(注)御講凪は冬の季語。親鸞の忌日(陰暦十一月二十八日)のころの日和をいう。「凪」という一字から、法要には船で参集した人も多かったのだろう。 御講(報恩講)は、浄土真宗の門徒にとって、最も重要な法要である。