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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

「行春や鳥啼魚の目は泪」 芭蕉

超大型の台風14号が九州に近づいています。鹿児島港の映像は、内湾とは思えないほどの高波に見舞われていました。m(__)m

過去に大きな被害をもたらした数々の台風映像が放送されていますが、今回は、それらを凌ぐ危険な台風だとのこと。( ; _ ; )/~~~

また、九月の三連休を直撃したため、国内旅行のキャンセルが相次ぎ、コロナの制限を乗り越えたばかりの観光業界への打撃と落胆は計り知れません。(^_^)

大きな被害が出ないことを祈るばかりですが、台風は地震などの災害に比べ、ある程度の予測が可能です。(^-^)

備えあれば憂なし、、、出来るだけ早めの行動を取るようにいたしましょう。( ^_^)/~~~

さて、「奥の細道」より、今日の一句。

「行春や鳥啼魚の目は泪」 芭蕉

魚の目に涙なんて、擬人化も甚だしいですが、去りゆく春に旅立つ我が身を映し、別れの寂しさを鳥や魚に託しています。(^。^)

「奥の細道」、第二句も、風情を醸しながらも革新的な技巧を編み出している、、、なかなかの名句です。(^-^)

(句意)
春が過ぎ去ろうとしているところに、旅立つ別れを惜しんでいたら、鳥たちは悲しそうに鳴き、水の中の魚も涙をためているではないか。 より悲しみが沸き上がってくる。

ステキな句だワン!🐕‍🦺

ネットの解説には、この鳥や魚は、芭蕉との別れを惜しむ門人たちのことだとあります。素晴らしい文学的技巧ですね。(^。^)


〜千住の町角で別れに涙する芭蕉の目には、街道の人波が幻のようにかすむ。あるいは、にぎやかな街並みはかすみ、芭蕉と門人たちの姿だけが浮かび上がっているのか。いずれにせよ、この別れの記述は映像的だ。「人々は道に立ち並び後姿が消えるまで見送ってくれるのだろう」の一節も、まるでカメラで撮ったドラマの一場面を思わせる。〜

では、馬関より、返句献上申し上げます。

 「忍び寄る災いの音大野分」 祖谷馬関

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