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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

稲畑汀子さんに私淑

稲畑汀子さんという俳人の句が新聞に連載されています。(^。^)

「花の旅吉野の狐嫁入りす」 稲畑汀子

何とも言い難い、春の朧げな情景、印象派のパステル絵画のようなシーンが連想される、不思議な句だと思います。(°▽°)

狐ですから花鳥風月ではないですが、具体的な感情を表すでもなく、吉野山の見事な桜と天気雨、いわゆる狐の嫁入りとの妙な取合せによって、春の穏やかな情景が切り取られ、我々に迫って来るようです。少し切ない感じもしますね。(^_^)

稲畑汀子さんを調べますと、、、「驚愕」!!(◎_◎;)

稲畑 汀子(いなはた ていこ)は、1931年1月8日 - 2022年2月27日)は、神奈川県出身の俳人。俳人高浜年尾の娘で、俳人高浜虚子の孫。『ホトトギス』名誉主宰、日本伝統俳句協会名誉会長。

ゲッ!、高浜虚子の孫!、俳句協会名誉会長!?(°▽°)

あ、「ゲッ」は大変失礼いたしました!m(__)m

さらに、、、
代表句は、
「今日何も彼もなにもかも春らしく」
「落椿とはとつぜんに華やげる」
「初蝶を追ふまなざしに加はりぬ」
「空といふ自由鶴舞ひやまざるは」

父高浜年尾は、第一句集の序文で「星野立子の句を虚子は「景三情七」といったが、汀子の句は「景七情三」といえる」と評した。
カトリック信仰に裏付けられた明るさと謙譲さが特色であり、『ホトトギス』伝統の句風「有季定型」「花鳥諷詠」「客観写生」を生涯貫いた。
花鳥諷詠の解釈については、有季定型を通じて人事を含む一切の森羅万象を詠むこと、いのちを詠むこととして、日本情緒の自然詠に限らないとの認識を示した。
俳人金子兜太との季語をめぐる真っ向からの討論は話題を呼んだ。

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

やはり、稲畑汀子さんの句は「景七情三」と評され、『ホトトギス』伝統の句風「有季定型」「花鳥諷詠」「客観写生」を生涯貫かれたんですね、、、納得!!(^。^)

花鳥諷詠の解釈について、一切の森羅万象を詠むこと、いのちを詠むこととされている点も、大いに賛同いたします!(^-^)

しかし、このような偉人と時代を超えて、「素」で出逢えるのも、文学の醍醐味、うれしいですね。(^-^)

稲畑汀子さん、、、私淑させていただきたい好みの俳人です。( ^_^)/~~~

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

折から、本日、八度目の百句達成が相成りました。(^。^)

昨年末から3か月余り、すなわち百日間、「一日一句」を胸に、日々の思いを刻んでまいりました。(^-^)

春爛漫の時節に、次の結びの句をもって「いのちの鼓動」と題した句集にまとめたいと思います。(^_^)

「春爛漫ゆるり歩くもまたよろし」 祖谷馬関

(注)春爛漫という季語は無さそうですが、「爛漫」とは花が咲き乱れる様子、あるいは明るく、光あふれんばかりに輝くさま。「春らんまん」は、春の花が咲き、光に満ち満ちた様子を表す表現として用いられる。

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