3月6日から、1.8MHzの運用を開始しました。
現在、FT8モードのAJDを目指してQRVをしています、よろしくお願いします。hi
設備は、約23メートルのワイヤー+カウンターポイズと、ICOMのAH-730のコンビです。
カウンターポイズはCQオームが販売している「OHM-CGW55」を利用しました。
こちらは、約5メートルX5本のワイヤーで構成されていて、規格上は3.5MHzから50MHzまでですが、1.8MHzでも動作はしているようです。
実は、AH-730を購入(購入先はCQオーム)したのは昨年の11月でした、品薄で発注から手元へ届くまでに1ヶ月かかりました。
12月11日からAH-730の運用を開始したのですが、以下のとおり色々ありまして、少し難儀をしました。
元々はAH-4と23メートルのワイヤーをループ状(AH-4のホット側とコールド側をワイヤーで接続する)にして使っていました。
ワイヤーは、ちょうど直角三角形型に張ってあって、三角形の下辺部分の途中にAH-4が入っていました。
縦辺は釣り竿で、高さは軒下あたりまでです、従って4メートル弱程度でしょうか、その頂点から斜めに斜辺のワイヤーが垂れ下がっていて、2メートルの物干し竿で受けて、AH-4のコールド側へ至ります。
AH-4の給電点は2メートルあるかないかです、したがって軒下のとても貧弱なアンテナということになります。
SWRは、AH-4が3.5MHzから50MHzまで1.3以下にチューニングしてくれました。
(※なお、1.8MHzはAH-4の仕様外なので、チューニングは全く取れませんでした。)
このようなアンテナでQRVしているのは、敷地の関係でタワーどころかダイポールさえNGの環境のためです。
ただし、こんなアンテナでも、コンデション次第では、DXがそこそこ楽しめます、FT8様々と言えます。
コンデションの良いバンドへ、ぱっぱと切り替えが効きますので、その点もグッドです。
前から1.8MHzもQRVしたいと思っていたのですが、AH-4は30メートル以上ワイヤーを張らないとチューニングしてくれないみたいなので諦めていました。
(※短縮コイルをワイヤーへ噛ませたけど、チューニングはNGでした。)
そこへAH-730が発売されました、ただコスト的に踏ん切りがつかなくて1年ほど様子見をしていたのですが、やっぱり1.8MHzを運用したくて注文しちゃいました。
で、当初はAH-4のワイヤーシステムをそのまま利用してAH-730を接続しました。
そうしたら、 肝心の1.8MHzはチューニングがNG、24MHz以上のハイバンドはSWRが大幅に悪化、50MHzは使い物にならないレベルとなりました。
で、本来の仕様であるワイヤー+カウンターポイズへ変更しようと思ったのですが、10年以上前の再開局時にAH-4+ワイヤー+カウンタポイズで運用した時、色々とトラブルが発生してトラウマになっていました。
問題はカウンターポイズと思われたので、今回は実績のあるCQオームの製品を使って見たわけです。
そうしたら、あっさりと1.8MHzから50MHzまでチューニングしてくれました、50MHzを除いてSWRは1.0から1.3の間に収まっています。
50MHzは、SWRが1.5ですが、Eスポ用としてしか利用できないはずですから、問題は無いと思います。
現状、前のシステムと新しいシステムでは、受信や飛びは変わらない感じがします。
ただ、ロングワイヤー系はノイズが多いのですが、FT8を運用する限りは問題はありません、なにせ1.8MHzはノイズが59+ですので、
キャプチャー画面は、昭和47年(1972年)に発売された160メータハンドブックの表紙と目次です。
かつては、本だけの世界で思いを膨らませていた160メータが、やっと自宅で運用できる様になりました、嬉しいです。