ICOM IC-7200 がやって来てちょうど10年(2014年購入)になります。「 IC-7200M 」50W機を購入、主にディキャンプ等、フィールドでの移動運用を想定した導入でした。
しかし既にコンパクトHF/VU機 IC-7000M(2008年購入 ) を車載しており、そのまま移動運用時にも使っていたので、(上の写真のような)フィールド運用が想定という IC-7200 は、あまり出番が無く、結局メーカーで100W機に改造してもらい、現在は固定機としてマイシャックのラックに収まっています。
キャリーハンドル(オプション)や防水(?)っぽいスイッチ類、前面スピーカーなど、ワイルドでミリタリーなデザインと、シンプルかつ機能的な操作性、そしてリーズナブルな価格(新品売価で6万円台だった)が気に入って導入した IC-7200 。
しかし固定運用でCWがメインの当局にとっては、CWキ―ヤ―メモリーが1チャンネルもない、CTESTWIN連動時ポートが1つしかない、そしてプログラムスキャンが1パターンしか設定出来ない・・・ 等々で使い辛い点も目立つようになり、シャックではサブ固定機というより、HF/50MHz バンドSSBワッチ用レシーバといった位置付けになってしまいました。
それでもIC-7200 には深い愛着があり、導入10年を機に活用機会を増やすため、7MHzバンドSSB用として使ってみることにしました。あまり出ることがないがない7MHz SSBですが、最近は3KHzセパレートが ” 暗黙のルール "(らしい)。そこで、7.048MHz から 7.198MHzまで51チャンネルをメモリーチャンネルに入れてました。これにより、IC-7200のM-CHをぐるっと回せば、バンドの様子が大まかに把握でき、SSBのワッチがとても楽になりました。もちろん、3KHzセパレートはあくまで ” 暗黙 ” なので、外れて運用している局も多数います。
今回、IC-7000に接続していた外付けアンテナチューナー・ AT-180 を、 IC-7200 につなぎ変えました。(共通オプション) 7200前パネルにある「TUNER」ボタンを1プッシュすれば、接続しているアンテナ 7/21/50MHz用 トラップ・ダイポールから即オンエアが可能です。あとは、勇気を出してマイクを握るだけ〜(hi)
現在、マイシャックの ICOM製品は3台です。最新鋭機は移動運用にも使っている IC-705(2021年購入)。どれもICOMならではの個性的なお気に入りのリグばかり、今後も実践機として大切に使っていきたいと思います。
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