前から作ろう作ろうと思いつつ、忙しくて作れなかった甘酒。
先週もわざわざ遠くの道の駅まで行って麹を買ったのに、とうとう作れずじまい。
冷蔵庫に保存していた麹は、賞味期限が5月5日になっていたので、連休中に作ろうと決めてました。
なのに、肝心の温度計を忘れてしまい、一昨日ホームセンターに行った時に買って、やっと昨日作る事が出来ました。
お米は、うるち米でももち米でもいいのですが、去年の秋にメイちゃんちから頂いたもち米がまだ残っていたので、それで作りました。
もち米の方が、高級甘酒になりそう~。
自家製の甘酒は、炊飯器の保温機能を使って作るのが一般的のようですが、うちには炊飯器が無いので、シャトルシェフ(保温調理機)で作ります。
お米を30分浸水させてから、火にかけ、沸騰後5分経ったら火からおろして保温容器に入れる。
シャトルシェフのレシピには、30分経つとおかゆが完成すると書いてあったのに、1時間放置した結果、おかゆというより柔らか~いご飯になってしまった。
その上、60℃に冷まさなければいけないのに、すでに50℃以下になってしまったので、熱湯を足して、麹を入れた状態で60℃になるよう調整して、保温容器に入れる。
炊飯器の保温機能は、常に電気で温めているけど、この保温調理器はマホービンと同じなので、時間が経てば少しずつではあるけど、確実に温度が下がります。
なので、2~3時間毎に温度を確認し、下がっていたら弱火にかけて60℃をキープ。忙しいと忘れそうです。
出来上がりの目安は、好みの甘さと、好みのとろみになったら、でいいみたい。
最後に、殺菌し保存性を高めるために弱火で温め、沸騰する前に火を止める。
そうして、作り始めてから8時間。やっと出来上がりました。
うん、高級甘酒になったわ。
何でお砂糖も入れて無いのに、お米と麹だけでこんなに甘くなるのかしら。不思議ですねぇ。
お米一合と麹200gで、これだけの甘酒が出来ました。
甘酒を作るのは初めてだったので、色々なレシピを参考にしましたが、お米と水の割合(おかゆの硬さ)が様々でした。
要するに、この甘酒は水やお湯で割って飲むものなので、濃くても薄くても飲む時に加減すればいいのだと気付きました。
お米と麹の割合はお米一合に対して麹200gというのが多かったです。
大切な事は60℃をキープして作るという事。これはほとんど共通でした。
甘酒と言うと、寒い冬の飲み物と思っている人が多いと思いますが、実は夏の季語で、江戸時代は夏バテ防止や暑気払いの夏の飲み物だったそうですよ。
飲む点滴と言われる甘酒。これからの季節に手作りの甘酒を作ってみてはいかがでしょう。
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麹が余ったので、塩麹を作りました。
ひと時ブームになった塩麹。
最近使ってますか?
実は私も作るの久しぶりです。
麹100gに、
塩を30g。 よく混ぜたら水を100cc入れるだけ。
発酵するので、密閉しない。
これは電子レンジ対応の容器で、熱が逃げる穴が開いているので、丁度いい。
一日一回混ぜて、出来上がるまでは常温保存。
出来上がりの目安は、甘酒くらいのとろみ。
あらら、塩麹と甘酒。間違えないようにしなくちゃ。