父、卆寿の祝い

９月２７日は父の誕生日でした。

ちょうど９０歳です。

なので、その日に、両親と三姉妹で卆寿の祝いをしました。

（６月に父の日の食事会したばかりですけど。）

去年の熱海旅行までは、みんな揃って誕生日だの父の日だのって、やった事無かったんですが、この９０歳という、いつお別れが来てもおかしくない年齢のせいでしょうね。

まだまだ元気に見えますけどね。

 

祝いの席は、創業１３０年、市内では名の知れた老舗料亭『栃木家』さん。

玄関にはおもてなしのお花が飾られてます。

 

通された部屋は、池のある中庭が見える和室のテーブル席。

この庭を囲んでる塀一枚向こう側は、駅前の国道なのに、それを感じさせない静寂。さすがです。

 

まずは乾杯！

この中でまったくの下戸は私だけですよ。

一番呑兵衛な顔してるって？…よく言われる。

呑兵衛な父の血を一番受け継いでる次女がお酌。

だいたいこのふたりは、ひとの酌が間に合わず、手酌で呑んでます。

 

お料理はコースメニュー。

 

お通し（菊、しめじ、子持ち昆布の酢の物）

 

お吸い物（ウサギのお月さま　日本らしい演出です）

 

お造り

 

焼き物（キスの焼き物が入った八寸というのでしょうか？口取りというのでしょうか？　あまり詳しくないのでお恥ずかしい）

 

煮物（かぶら蒸し）

 

揚げ物（天ぷら）

以上、そして以下ケーキを含め、写真担当は三女。私が撮ると高級料理も居酒屋風になっちゃうところ、やっぱりプロが撮ると、ちゃんと高級だわね。

 

最後に、お店の人が撮ってくれました。

途中、女将が挨拶に来てくれましたが、割と気さくな感じで、思ったより格式の高い気取ったお店じゃありませんでした。

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場所を変えて二次会…いやいやティタイム。

最近は、スタバやドトールなどの（スタンド式というか）コーヒーショップばかりで、落ち着ける昔ながらの薄暗～い純喫茶が無くて、本当に困ります。

とにかく、５人がゆったり座れるお店で食後のお茶を。

ゆっくり座れる代わりに、ケーキがしょぼい。

コーヒー紅茶＆ケーキのセットは５、６種類のうち、このイチゴショートとチョコレートケーキしか残って無かった。

みんな渋々どちらか選んでるのに、

父は「俺はこれだ」とスペシャルなケーキを注文し、

ふた口、み口食べたら、「これ、甘いなぁ。もういいや」だって。

甘いの食べに来てるんだけどね。

９０になっても、わがままで自由な父でした。