お家でオリンピック

オリンピック始まりましたね。

連休中だったので、開会式をセカンドハウスの小さい画面で見ました。

ここ数年のオリンピックの開会式は、みんな同じに見えます。

日本文化を取り入れてる（？）的な踊りとか、ピアノ演奏とか…あれ、必要なんですかねぇ。

私のような芸術・芸能オンチには何が何だかさっぱり伝わりません。

何年も前から企画して、練習して、大変なんでしょうけど、ごめんなさい。退屈でした。

あと、バッハ会長の長～い演説。

 

良かったなぁって思ったのは、ドローンのエンブレムからの地球。

と、競技マーク(ピクトグラムというらしい)を体で表現したやつ。

ちなみに、

『ピクトグラムは、グラフィックデザイナーの廣村正彰氏等で編成される開発チームが、全33競技50種類を制作。

東京1964オリンピック競技大会の時は、世界中の人々が言語を問わず誰でも理解ができるように、「情報伝達」という点を重視して作られたという。東京2020では、情報伝達という考え方を継承するとともに、躍動するアスリートの動きを引き出すことを図り、大会競技を彩る装飾としての機能もかなえるとしている。』

という、東京オリンピックらしいもので、それを体を使って表現するなんて、まさしくオリンピックにふさわしい演出で、派手じゃないけど子供も大人も楽しめたんじゃないですかねぇ。期間中あのマークを注目するようになるし。

 

以上、私的にはドローンとピクトグラムだけでよかった。他はいらなかった。なぜ他の国に負けじと派手にしたがるのか意味不明です。

この２つだけだったら、逆にインパクト強くて、後々の記憶に残ったと思うんだけど。

それに「コロナ渦なので、徹底的に簡素化しました。」って言ったら、開催を反対している人たちにも少しは理解が得られたんじゃないでしょうか。

 

それにしても、もうひとつケチつけたいのは、ブルーインパルスの見物と国立競技場の外で集まった人たち。何でお家にいられないのでしょうか。オリンピックを成功させたい気持ちがあったら、コロナの感染は不可欠なんだから、そんな密はダメでしょ。

インタビューされて平気な顔で「いやぁ凄い人ですねぇ。まあ感染は怖いですけど応援したいですものねぇ」とかなんとか言っちゃって。テレビで応援できませんかねぇ。

 

 

さてさて、開会式はさておき、競技は1日目からドラマですねぇ。

まさしく、これがオリンピックです。

始まる前「イベントはみんな中止なのに、なんでオリンピックだけやるのか」とか「人を感動させられるのはスポーツだけじゃない」という意見が多々あり、それはそう。もっともな意見なんですが、こうして始まってみると、されどオリンピックですね。

競技者はもちろん、例えば国立競技場の建設にかかわった人１５０万人だそうで、その他私たちの知らない所で携わってる人々の努力、思い、すべてひっくるめてオリンピックなんですよね。

 

この1年半、毎日毎日コロナコロナで憂鬱でしたが、せめてオリンピックで元気をもらいましょうよ。

その上で、コロナ対策も引き続きしっかりやって、お家で応援しましょうね。