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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№4 何て、汚い・ツブケタ音!!《ディジー・リース(tp)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
  ジャズトランペット「ディジー・リース」のレコード紹介です。♪~♪ 
 
20年も経てば変わって当り前!
ド下手クソ・ードで迫力まかせ!
「ブバ・ブバ・ブバァア~」ブケタ音!
④『マンハッタン・プロジェクト』(78)
《Manhattan Project/Dizzy Reece》
ディジー・リース(tp)、クリフォード・ジョーダン(ts)、チャールス・デイヴィス(ts)、
アルバート・デイリー(p)、アート・デイヴィス(b)、ロイ・ヘインズ(ds)。
《Dizzy Reece Blog紹介》
 
③『Blues In Trinity』(58年)から、20年後の録音。
バリバリのモード奏法に変わった。そして、音質が極端に変わった。
とにかく、汚い音。
トランペットのブケタ音、3ホーンの和音だって汚い。
 
このツブケタ音に合わせてか、アルバム全体が域重視で録音。
中低域のゴチャ混ぜ音が雪崩の如く押し寄せ、センスのカケラも無い。
ツブけた音のモード音階で、迫力まかせで吹きまくる。

このアルバムはインズのドラムに期待した。
だが、ここでのヘインズも大きく様変わりした。

ヘインズのドラミングはスネアドラムを「チバチ、バッバ~」と、
常に左手でオカズを押し込んでくる。これが、従来からの特徴。
ここでは、70年代若手ドラマーが叩きまくるサマと変わりない。
ただ、とにかくきまくる。
 
「ドタバタ、バタバタ」、「シャ・・・」、
ドラムのチューニングの低い音。
高域が殺された録音なので、シンバルの伸びが無いのはどうにもならない。
 
♪~♪ 20年前と異なり「つぶけた」音だが、いあるリースをお楽しみ下さい。
《Dizzy Reece Blog紹介》

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