JDS日本ダウン症協会 大阪支部からのお知らせ

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ダウン症の日写真展会場でミニコンサート開催!

2012年03月20日 | 写真展
梅田スカイビル「空中庭園展望台ギャラリー」で開催されている
『世界ダウン症の日写真展 in 大阪』の会場で、
きょう3月20日午後、ミニコンサートが行われました。
およそ110人の観客が会場を訪れました。

繊細なヘルマンハープの音色「アルペジオ・ジャパン」

コンサートでは、ヘルマンハープのグループ「アルペジオ・ジャパン」が、
繊細な音色を披露しました。
「アルペジオ・ジャパン」の6人は、全員ダウン症のハーピスト。
2007年3月から、ヘルマンハープ教室の
山凬和子講師のもとで腕を磨いてきました。
2012年2月に、産経新聞厚生文化事業団の福祉賞を受賞しました。

<演奏曲目>
「ぞうさん」「大きな栗の木の下で」「きらきら星」「見上げてごらん夜の星を」


「キンキ雑楽団」は陽気なパフォーミングアート

「キンキ雑楽団」は、陽気な民族音楽のリズムで会場を魅了しました。
1998年のアートパラリンピック長野のステージのため、
さをり織りで出会った障がいのある仲間と
ミュージシャンンが集まって結成しました。
それぞれが自立して好きな時に集まる
不思議で楽しいパフォーミングアート集団です。
2010年 大阪府障害者芸術コンテスト音楽部門パフォーマンス知事賞受賞。
2011年4月にCD「いっしょにいることが」をリリース。
今年4月にもCDを出します。

<演奏曲目>
「村祭り花祭り」「いっしょにいることが」「手のひらを太陽に」「おはよう ボンジュール ハロー」

協力や後援の各団体からもメッセージ

後援の大阪ダウン症親の連絡会[DS大阪]安田裕治副会長は
「きょうは2つの楽団がみなさんを癒してくれるでしょう」とあいさつ。


写真展のディスプレイにさをりの生地を提供した
NPO法人「さをりひろば」の城哲也事務局長は、
「織物でも音楽パフォーマンスでも、
ダウン症の人たちにはすごくいやされます。
展示されている写真からはパワーをもらえます」とスピーチしました。


演奏会に協力する
へルマン・フェー・ジャパンの梶原彰代表取締役は、
「1987年にドイツの農場主のヘルマン・フェーさんが、
ダウン症の次男のアンドレアス・フェーさんのために開発した楽器です。
日本には紹介されて9年目になります」と解説しました。


写真展の開催に協力した「bochi bochiの会」からもメッセージが。
2009年より、年に一度の写真展
「ぼちぼちいこか、いっしょにね」を開催している同会は、
この『世界ダウン症の日写真展 in 大阪』に
写真出品で協力。ディスプレイについてもアドバイスしています。


会場は100人を超える観客でいっぱい。
ステージサイドでは、さをり織りなどの物販も行われ、
多くの来場者が小物などを手に取って購入していました。


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