JDS日本ダウン症協会 大阪支部からのお知らせ

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世界ダウン症の日にあたって JDSがアピール文を発表

2014年03月21日 | 支部役員のコメント
「世界ダウン症の日写真展in大阪」は
今月15日(土)から23日(日)まで開催していますが、
きょうは3月21日で、
まさに世界ダウン症の日そのものであり、
その日を記念して日本ダウン症協会は
アピール文を発表しています。

【1】その人らしく、安心して暮らしていける社会に

今年1月21日、障害者権利条約が批准されました。
障害者総合支援法に改められ、
障害者虐待防止法、障害者差別解消法が制定されるなど、
障害のある人の人権を認め、
その権利を守る制度が整備されてきました。
そのうえで、今回、障害者権利条約が批准され、
この条約が国内でも効力をもつようになったことは、
大きな前進です。
ただ、法律が定められ、制度が整備されただけでは、
まだスタートに過ぎません。
これから法律や制度をどのように運用していくのかが大事です。

【2】共に生きる社会に

ダウン症のある人々が、ますます活動の場を広げ、
その人らしく豊かな人生を送ることができるように、
いつでも、どこでも、それぞれの気持ちを尊重し、
気持ちに寄り添う支援を受けられるような
適切な意思決定支援の体制が整うことを望みます。



また、今日は空中庭園展望台ギャラリーでは、
ミニコンサートも開催され、
ヘルマンハープ、さをりひろばの方々(カロリズム、カラフルズ)、
そしてダウン症児を持つパパ達によるバンド演奏と歌が披露され、
子供たちもダンスで参加していました。
また、さをり織りのワークショップも行われ、
たくさんの方がミサンガの
製作体験を楽しんでいました。

今日、会場には多くの一般の方々も訪れています。
バリアフリーの社会をみなさまと築いていきましょう。
<大阪支部 支部長 玉井浩>

【写真上】アピール文を読み上げる玉井浩支部長。(2014年3月21日13時45分 大阪市北区の梅田スカイビルで)
【写真下】会場に張り出されたアピール文。(2014年3月21日14時05分 同)




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