先日東京で降った雨が,三つ峠では雪となって積もったというニュースが流れていたので,昨日富士山の外輪山である長者ヶ岳に行ってみました。
登山口の田貫湖に7時半前に着いたのですが,釣り客で駐車場はほぼ満車でした。
マイナス2度という冷え込みなのに皆さん元気ですね。
登山口で工事が行われていましたが,土曜日で工事がお休みだったので,石畳の登山道を登りました。
うっそうとした木立の中を15分ほど登ると尾根に突き当たります。
歩きやすい尾根道を30分ほど登るとベンチがあるので,ここでシャツを一枚脱ぎました。
ロングスリーブのTシャツ一枚でも歩いていれば汗ばむほどの陽気です。
10分ほど登ると国民休暇村からの登山道と合流します。
ここにピンク色の綺麗な花が咲いているのを発見。
ベンチに座っていた方がツツジだと教えてくれました。
富士山方向の枝が払われているので田貫湖を前景に景色を楽しむことができます。
ここから山頂までは約1時間。
山頂が近づいてくると右手に雪を纏った南アルプスの山並みが見えてきます。
前方が明るくなってきたら山頂に到着です。
正面に富士山,振り向けば南アルプスを望むことができます。
以前は木立が邪魔していたのですが,南の端から北岳までのパノラマを楽しむことができました。
狭い山頂にはテーブル付きのベンチが二つ。
ボクたちが着いたときは先客が二人しかいなかったのですが,下山するころには人でいっぱいになりました。
この先の天子ヶ岳まで足を延ばす方もいらっしゃいましたが,我々はここで引き返します。
途中まで往路を辿り,途中の分岐を右手にとって国民休暇村に下りました。
ここのテラスは逆さ富士の撮影スポットなのですが,残念ながら少し風があったのでうっすらとしか写っていませんでした。
湖畔のキャンプ場にはテントがたくさん並んでいました。
コロナ禍に人気のキャンプということですね。
帰りに鳴沢の道の駅の奥にある「ゆらり」で汗を流して帰路につきました。