駒澤大学総合優勝おめでとうございます。
しかし,ボクは思うのだけど,選手も学校も勝つことだけにとらわれていないだろうか。
競技なんだから勝つことを目標にするのは当然のことですが,本来の学生の競技の本質から逸脱しているように思えてならないのです。
勝者の学校は翌日のテレビに出演してヒーロー扱い。
監督はCMにまで出演してタレント稼業にも忙しい。
シューズメーカーの熾烈な争いも繰り広げられています。
昨年からはユニフォームにもスポンサー名が入るようになりました。
そうした中,学生にはプレッシャーがのしかかってくる。
今回も当日のメンバー変更が目立ち,脱落した選手もいました。
プロならばそれでいい。
しかしこれは学生の大会なんです。
これ以上商業大会にエスカレートすることなく原点に立ち戻ってほしい。
そう思っていたら,日体大の玉城監督が以下のように苦言を呈していました。
「箱根駅伝は華やかですが,教育の一環としての部活動を超えていると感じることもある。学生たちには競技ばかりを優先するのではなく,学業にもしっかり取り組んでほしい。大学は社会に出る前の大切な4年間。そのために箱根もあると忘れずに指導しようと思っています。」
素晴らしい監督ですね。
今大会は18位に終わったけど,この監督の下で育った選手は将来素晴らしい社会人になるでしょう。
もう一つ気になること。
監督車からの声がうるさ過ぎます。
大きな車が選手に近づいて監督が叫ぶからうるさいし見苦しい。
大したこと言ってないし,こんな無駄なことはやめるべきです。
「男だろ」「お前は男だ」という言葉も飛び交っていました。
ジェンダーをお題目に唱える人たちからクレームが出ないことも不思議ですが,日テレとしてはOKなんですね。
もう一つ言わせてほしい。
若い体にべたべたと貼った絆創膏やテープです。
見苦しいし,痛々しい。
お相撲でもよく言われていますよね。
貼らなきゃ走れないなら欠場しなさい。
ついでに首輪も禁止にすべきです。
効果があるのなら違反だし,なければ付ける必要ないでしょう。
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