
城山三郎著の「昭和の戦争文学」は6巻まであります。
先日読んだ第1巻に続いて第5巻を読んでみました。
「落日燃ゆ」は、かつて文庫本で読んだことがありますが、
軍人以外で唯一A級戦犯として「デス、バイ、ハンギング」で処刑された広田弘毅のことが気になって、文学集として発刊されたこの単行本を読んでみました。
広田弘毅については多くの文献で紹介されているけど、ボクは本当の歴史を知りたい。
この作品では、城山三郎氏の見方なんでしょうけど、広田弘毅を特に美化しているように思えました。
というか、軍首脳は、特に東条英機はひどい書かれ方。
ボクは本当のことを知りたいのだけど。だからいつも思う。
タイムマシンで時代を遡ってみたいと。
それにしても、死ぬ間際に万歳と漫才を引っかけた冗談を言う人などいないと思うけど。